クーラントタンクからのクーラント漏れとオイルキャッチタンクからの•••
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ふとタンクに目をやるとタンクの縁が赤く染まっていてクーラントが漏れたような跡があったので調べることにしました。
2
犯人はすぐ見つかりこちらのカプラーのところの右側のところに隙間ができています、どうやらここから漏れているようです。
3
このようにカプラーにもクーラントが付着しています。
結構この車はカプラーから漏れることが多くて、水温センサーしかり、パワステセンサーしかり、このへんから漏れますね。
4
とりあえずですが、シーリングテープを使って応急処置を施します。
カプラーは割ときちきちなのでカプラーでシールテープを押さえ込む形でもれなくなればなぁと思います。
漏れるようならタンクを交換です。
5
漏れるといえば•••
全く話が違いますが、この時期はオイルキャッチタンクにものすごく水がたまります。
エンジンを動かしたあとオイルから水分が飛んで蒸気はブローバイラインを通りオイルキャッチタンクに向かうからです。
しかし、逆に言えばこの水の分の水分はキャッチしなければオイルに還元されてしまうわけです。
ただ、この水分ちゃんと捨てないとオイルキャッチタンクから吸い上げられてPCVを通り燃焼室に送られてしまうので注意が必要です。
昨日運転してる時にやたらとアイドル中にボコボコ言ってるなと思ってまさか•••と思ったらその通りでした、満水でした。
これは危険です。
実は、トラックなんかではこの水分が冬場凍ってしまい、氷の粒となりサクション部に流れてしまい、そのままタービンにぶつかってタービンブレードを破壊する事案があり、サクション部に戻さなくなりそのまま待機解放らしいです。
というわけで、通常の車だとおそらくPCVに流れる方にオイルキャッチタンクを取り付けるか、はたまたメインのサクション部に向かう方にオイルキャッチタンクを取り付けるか、迷うかと思いますが、PCV側につければインマニ負圧によってキャッチタンク内の水分が吸い出され燃焼室に入り込み燃調がおかしくなるでしょうし、冬場の朝はPCV Iに向かった水分がPCVに留まったまま凍ってしまい、PCVの動きを悪くする可能性もあるでしょうし、サクション部に取り付けている場合はキャッチタンク内の水分がサクション部に戻りタービンがあるならタービンに水分がぶつかりますので例えば高温になったブレードにいきなり水分が触れたら蒸発と共にその場の熱を奪いますから急な温度変化でメタルなら変形する可能性もあるかもしれません。
冬場なら氷の粒となりタービンにぶつかりタービンブレードをぶち壊すかもしれません。
R33の様にセラミックタービンだったら一発アウトでしょうね。
純正でキャッチタンクを取り付けない理由はこういうところにあるのかもしれません。
純正のオイルセパレーターは自重でオイル側に水分なりオイルが落ちる様になっている事が多いですし、そもそも、排出口よりも低い位置にあり、蒸気類がたまらない様になっているかと思います。
私のブイツインマグナもオイルセパレーターが付いていますが、シリンダヘッドより低い位置からの排出ですし、セパレーターには一応ドレンも付いています。
蒸気は高い位置に溜まりますからね。
なんにせよオイルキャッチタンクをつけている人はこの時期は特に中身をしっかりと捨てた方が良いですね。
改良して負圧がかかってない時は中の水分が自重で勝手にドレンされる様な仕組みを作ろうかなぁと思っています。
そっちの方が楽ですからね笑
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