キーシリンダーの簡易潤滑方法
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
キーの抜き差しや 回すときに引っ掛かりが感じられる様になってきたら要注意!です。
転ばぬ先の杖、予防処置を施しましょう。
原因のほとんどは、シリンダーの中に溜まった埃や金属粉などの細かいゴミの付着のようです。
シリコン系の潤滑油で直そうとするのは厳禁です。絶対にやってはいけません。
使用しているうちに潤滑油でゴミ同士がくっつき、異物として隙間に入り込んで固着してきます。
各メーカーから鍵穴専用の潤滑剤が出ていますが、液体よりも個体潤滑のベタつかず速乾性でサラサラしているようなものが適しているようです。
メーカー指定のある潤滑油は保証の関係上、使用しない方が良いと思われます。
2
簡易的な潤滑方法がないか調べてみるとお手軽に出来るのは鉛筆の芯を使う方法です。
鉛筆の芯は黒鉛で出来ていて、この黒鉛が柔らかく良く滑る特徴をもっているので潤滑剤として使えるとのことです。
芯の硬度が柔らかいほど黒鉛の含有量が多く「B」より柔らかい硬度のものがいいらしいです。
■ 使用法
鉛筆の芯をカッターで削り粉末状になった粉をキーの溝に振りかけるだけです。
(写真のカギ溝は加工しています。)
3
■ 効果
シリンダーの動きが悪いという不具合は特に出ていなかったのですが、キーの「差し込み、回し、引き抜き」を数回繰り返しているうちに滑らかになったようです。
どれだけ持続性があるのか分かりませんが、定期的に行なうだけでシリンダーのトラブルを防ぎ摩耗防止にもなるのであれば試してみる価値ありです。
4
■ 追加
クレ5-56もシリコン系なので使えませんが、ドライファストルブという商品が適しています。
ドライファストルブは潤滑成分にフッ素樹脂(PTFE)を配合し、スプレーするだけで抜群の潤滑効果を発揮。速乾性なのでベタつかず、ホコリが付かないため、可動部を汚しません。
故に『ドライファストルブ』は鍵穴に使っても良いとのことです。
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