KeePer技研 クリスタルキーパー  

昨年の納車直後にコーティングをかけた方がよろしいとて（契約時に担当セールス氏からWダイヤキーパーを施行することをお勧めされましたが、KeePerLABOで施工するよりも2万？ほど高額だったため丁重にお断りしました）、23年3月にクリスタルキーパーを施工していました。

再施工の目安となる1年が経過しこの度再施工を行いましたが、やはり車のヌルテカ感といい撥水性といい、レジンの被膜が劣化していたことを痛感させられました。この目安の「1年」ですが、個人的な体感からすると10ヶ月を過ぎたあたりから撥水性が落ちスケールの付着が容易になってきたように感じました。そのため、1年というタイミングの再施工は「十分に被膜にダメージが入って再施工の必要性が明らかにわかる」ということなのだろうと思います。
クリスタルキーパーの個人的なメンテナンスとしてREBOOT-2やミネラルオフを利用した洗車は行っていましたが、やはりモノホンのコーティング被膜を復活させるわけではないので、撥水性の復活などは再施工に比べると限定的でした（とはいえ、ミネラルオフ施工時の撥水性の復活は結構なもので、再施工が不必要ではないかと思うレベルです）。

先日バケツを盛大に自宅に失念し、本日改めて洗車を行ないましたが、コーティングの若干のムラを感じたのも事実です。
ボンネットの撥水性を基準とすると、これを下回るか否かでムラの加減が分かります。

１．リアバンパー上部
２．サイドスポイラー
３．フロントフェンダー

これら３点はボンネットと比較して撥水性が低く、微妙にベチャリとしていたので、おそらくコーティングの被膜が若干薄い？ものと思われます。なんにせよ、1ヶ月後にメンテナンス洗車があるため、その時にこの点を担当技術者氏に伝達したいと思います。


雑記１：
私が世話になっているKeePerは洗車ブースはモロに客から見えるものの、コーティングブースは大して客から見えません。したがって、レジンのコーティングなどの段階を確認することはできなかったのですが、爆ツヤ（KeePerの下地処理用のケミカル）で水垢とコーティングの被膜を落としているところは確認することができました。ここで私が驚いたことは、担当技術者氏が爆ツヤを容赦無くガンガン使っていたことです。普段、私がミネラルオフなどケミカルを施工する際には必要最低限のレベルで済ませることを非常に意識していますが（要はケチということです）、KeePerでは爆ツヤをガンガンスポンジにつけて施工しており、やはりまともに下地処理をしようと思うとこれくらいのケミカルを消費せにゃいかんのか、と考えさせられました。
爆ツヤはそこまで高価なケミカルではありませんが、それでもあれほど使うのは個人では厳しかろうと思います。(笑)
また、担当技術者氏は素手でこのケミカルを利用していましたが、いくら爆ツヤが肌への攻撃性が低いとはいえ（キレート剤がベースとのことでしたが安全データシートは見つかりませんでした）、ちと心配になるものがありました。SONAXとの共同開発ということもあるので、ある程度は安心できるとは思いますが…

参考リンク：KeePer技研「塗装と手にやさしい爆ツヤ使ってみてもらいました」https://keepergiken.co.jp/files/corp/times/1UNWreMKt2Td3rlxLb12ddfMu5gAWjEN.pdf （閲覧日、2024/03/18）

雑記２：
コーティングの施工前には当然洗車を行うわけですが、洗車のすすぎが若干甘いのが気になりました（写真参照）。前回の部分施工のときもすすぎが甘かったので（同じ部分に若干泡が残っていた）、まさかそういうものなのかとも思ったのですが、他の場所の泡をしっかり流しているあたり単にすすぎが甘いだけの可能性が高そうです。
別段多少すすげていなかったとしても最終的に確認する際にはしっかり拭きあげられているので大して問題ではないのですが、洗車を行なっている様子を観察しておきながらこういった点に対し手出しができないというのはややもどかしい感がありました。