ブレーキローター交換

フロントブレーキローター交換です。

数日動かさず、雨の後などは見事に錆びが酷いです…

ジャキアップした後、馬を噛ませてからの作業に入ります。

キャリパースライドの裏側2箇所　14mmを緩めてから下側のみボルトを外します。
キャリパーマウントは、同じく裏側
2箇所　17mmを外します。
このマウントへは、正規トル80Nm
と高いトルクが掛けてしまっている
為、タイヤハウス内で、知恵の輪なみに、スピンナーを取り回し緩めました。

この2箇所を外すとブレーキが外れます。ブレーキラインにテンションが架からない様に、自分はS字フックでぶら下げます。

今回はフロントパッド、エンドレスSSMが、半年しか使用してない為、十分に残が有るため、外してクリーニング・グリスの塗布して再利用です。

ローター外しは、ローター2箇所のサービスホールにボルト 12mmを
ねじ込み、ローターを浮かして行きます。
当然ながらフロントは、ローターが回りますのでロックを掛けて作業します。
ローターが、固着してる場合が多い
ので、適度にボルトをねじ込みながら、プラハンマーなどで、ローターをコンコン叩くと、意外とポロっと外れます。

ローターが外れ、やはりハブに錆びが目立つので、ワイヤーブラシ等で磨きました。

錆び落とし、細部まではできませんが、良しとしときます…

ローターの取付けに入ります。

貫通ナットを使い、プラハンで軽く叩き、押し込みながら貫通ナットを締め込み、位置合わせと圧着を行いました。

キャリパーを、外した逆手順で取付けます。
ナットを手で仮止めした後、ラチェットで締め、最後に正規トルクにて
増し締め終了です。

Fキャリパースライド 14mm 28Nm
Fキャリパーマウント 17mm 80Nm

最後に仕上げ
ローターディスク面に、早く当たりを出したい為、軽く研磨を施しました。
あくまでも、個人的に塗装等が乗ってる部分の剥離が目的です。

ホイールを装着後、完成です。
今回は、スリット正回転で取付けしてますが、利き具合が正と逆では違うのか後々試してみたいものです。

作業工程は、あくまでも個人的な手順です。
ブレーキは、安全面からも確実な作業が必須です。確実な作業が難しい様でしたら、Dラ-等に頼む事をお薦めします。