レブ/シフトインジケータ自作【1】
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レブインジケータとシフトインジケータを組み合わせたメータを自作したので、その記録を残しておこうと思います。
一旦切りの良いところまで完成したのでみんカラ記事を上げますが、このメータは今後もアップデートを重ねていく予定です。
ゆくゆくは回路CADを作成して、誰でも基板さえ発注できれば作れるようにしたいと考えています。
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実際のメータがこちら。
中央がシフトインジケータで、現在のシフト位置を示しています。「0」はニュートラルです。
シフトインジケータの左右にあるのがレブインジケータで、エンジン回転数に応じて外側から順にLEDが点灯していきます。
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全面はこのような外観です。
ユニバーサル基板のC型というサイズを使っています。寸法はだいたい70x50x70くらいです。
すべてディスクリート部品で構成し、専用品はありません。
またご覧になって分かるように、現時点ではオープンフレームです。
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裏面はこの様になっています。
水平に取り付けた基板がメイン基板で、後述のマイコンや車両から取る配線の接続部などが搭載されています。
垂直に取り付けた基板がディスプレイ基板で、先述の7セグメント表示器と10バーLEDアレイ、またそれらの駆動に必要なIC等が搭載されています。
Arduino Nano互換機のLGT8F328Pをメインのマイコンとして搭載しています。
LED表示以外にもブザーによるアラートやボタンによる設定変更などの機能を実装しています。
また現在は設計変更を繰り返しているためユニバーサル基板上に手作業で部品と配線を実装していますが、今後仕様が固まればプリント基板化しようと考えています。
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実装に用いた部品一覧を示します。
部品代だけで見ると1500円。まとめ買いしているものが多かったり、周辺機材への投資もしたので実際はもっとかかりましたが、それでも正味5000円は超えないはずです、多分。電子部品はバラ売りではない場合もあるので、ゼロから買い集めると色々買わないといけなくなるので大変かもしれないですね。
- LGT8F328P(アリエク、899円/5個)
- C基板(秋月、120円/枚x2)
- アクリルスモークパネル(秋月、150円)
- 7セグ表示器:シリアル通信モジュール(秋月、270円)
- 10バーレベルメータ OSX10201-GYR1(秋月、120円/個x2)
- レベルメータIC XD3914(120円)
- M3x10ポリビス(マルツ、13円/個x4)
- M3ジュラコンスペーサ M3 15mm(32円/個x4)
- M3ナット(RO) (マルツ、20円/個x4)
- タクトスイッチ(秋月、10円/個x2)
- パッシブブザー(Amazon、電子工作キットから)
以下、細かいもので価格不明なもの。そこまで高いものはないです。
- L字ピンヘッダ3P x2(40Pから必要数カット)
- ピンソケット3P x2
- 1kΩ 半固定抵抗
- 10μF 電コン(16V)
- カーボン抵抗(470、2k、3.3k、100kΩ)
- エナメル線 0.29mm?
- スズメッキ線 0.6mm?
- 0.2sq導線
- XH端子(3ピン、5ピン)
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必要な工具
特殊なものだけ。
- 精密圧着工具
- ワニ口クリップ
- ブレッドボード
(- オシロスコープ: 回転信号確認用)
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今後の更新予定
【1】本記事
【2】構想と試作
【3】レブインジケータ部実装
【4】シフトインジケータ部実装
【5】まとめと今後の方針
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