2014年3月に発売されたSONYのAPS-Cミラーレスカメラ。
SONYのスクエアデザインのミラーレスカメラとしては3機種目のファインダー内蔵タイプ。
発売当時、コントラストAFと位相差AFを併用する世界最速の「ファストハイブリッドAF」と、画像処理エンジンの高性能化により最高約11コマ/秒のAF追随高速連写を実現したことが話題となった。
ただ本機導入の動機は、時間がたてば過去のものとなる華々しいスペックではない。何年経とうと古くならないポイント・・・
・初代NEX-5に通じるスマートフォン時代を反映したシンプル&ソリッドなデザイン。
・20世紀の遺物とも言える各種マニュアルフォーカスレンズに対応可能なαEマウントのユニバーサリティ。
・実用に足るEVFを備えた小型軽量ボディ
の3点を備えた優れたパッケージングにある。
純正レンズ装着時は頼りない空き箱のような手触りだが、頑丈な金属製マウントアダプターを介してマニュアルフォーカスのオールドレンズを取りつけると、程よい重量感と剛性感が得られる。ファインダー倍率をあげれば飛躍的に高精度なマニュアルフォーカスが実現する。5.9倍、11.7倍というピント確認倍率は、αEマウント専用レンズだけでなくオールドレンズでも利用できることを銘記されたい。マニュアルフォーカスレンズをお持ちであれば、一度はチェックしていただきたいカメラである。
ボディデザインはその進むべき方向にライカTという舶来カメラが登場してしまったが、かの機種にはファインダーが搭載されていない。SONYは迷うことなくα6000デザインの方向性を極めて行くべきと考える。一眼レフライクなミラーレスはAマウントに集約するのが2種類のマウントを維持するには欠かせない商品戦略と考える。いや、α7の系統も残したい、というのであればAマウントはあきらめるべき。その場合はレンズデザインを明確に2系統準備すべきだろう。
いずれにせよ現状の3マウント体制は早晩破綻すると思う。
持ち上げたり落としたり、SONYカメラの商品ラインナップは突っ込みどころ満載ですが「スクエアデザインのミラーレス」というカテゴリーは生き残ると思いますね。