
※元々は2/9に書いた記事の日付を変更し加筆したものです。
今更ながら大概このネタは毎度ネタバレしてるので書くまでもないのかもしれませんが念のために。
あと車に詳しくない方のために説明をある程度加えてますが長くなってるのは申し訳ないです。
『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』(真面目な話この邦題は何とかならなかったものか…)の公開が3月25日から始まり、『スーサイド・スクワッド』の公開が9月10日に控えてるので。
因みにDCコミック作品自体然程詳しくないですが現状では超人的能力ではなく財力と技術を駆使して戦うという点でバットマンが一番好きだったりするのでいわばアイアンマンと同じ理由です。尤も、発端は異なりますし光と影みたいな感じですが。ていうかあっちもこっちも内輪揉めしてるなあ…。
それはともかくとして『バットマン』実写版に関してはマイケル・キートン氏、ヴァル・キルマー氏、ジョージ・クルーニー氏、クリスチャン・ベイル氏の演じた作品を、『スーパーマン』実写版に関してはヘンリー・カヴィル氏の演じた作品を観賞し、『ジャスティスの誕生』も4月2日に観賞済です。
とはいえ言うほど覚えてないので一応覚えてる分だけ。
『バットマン・ビギンズ』においてはランボルギーニ・ムルシエラゴロードスター(劇中では銀色)が愛車としてパーティのシーン等で登場していました。

因みに「ムルシエラゴ」(Murciélago)の名は19世紀の伝説的な闘牛から名づけられていますが、これはスペイン語で「コウモリ」を意味します。
なので狙った可能性はありますがブルースの表舞台での姿を考えるとああいうスーパーカーは不自然にはならないでしょう。

『ダークナイト』ではムルシエラゴLP640クーペが愛車となっていましたが、市長を襲う装甲車から庇って大破しました。4000万円ぐらいするので勿体ないですがブルースにとってはした金かもしれませんし何より市長は救えたので結果オーライです。

あとブルースの愛車以外ではジョーカーを誘い出すための囮としてハービー・デントを乗せた護送車のベースがたぶんランドローバー・ディフェンダーだったと思います。1台はジョーカー軍団のトラックの体当たりで川にドボンしてましたがデントの乗ってた車両は無事でした。

『ダークナイトライジング』ではムルシエラゴの後継であるアヴェンダドールLP700-4クーペが愛車となっていました。まあ劇中での活躍は途中でセリーナ・カイルが勝手に乗っていったりしまいにはブルースがベインの策で破産された際に後ろで差し押さえのカタに取られてたりで散々でしたが…。
因みに先代車種同様闘牛の名前('93年10月からスペイン・サラゴサの闘牛場で活躍した雄牛とのこと)にちなみますが「コウモリ」とは無関係っぽいので深い意味はなさそうです。

あとブルースの愛車以外ではジョン・ブレイクが市民からBR型スバル・アウトバックを借りてました。
(4月3日追記)
『ジャスティスの誕生』では米クライスラー社が協賛してるようで登場車種全部がそうというわけじゃないのですが殆どが同社ブランドの車両でした。
冒頭、1作目のスーパーマンとゾッドの戦いでメトロポリスが壊滅状態に陥ってる際、そこに居合わせていたブルースはジープ・レネゲードに乗ってグループ会社に急いで向かっていました。そういや映画が始まる前の宣伝枠でジープのCM流れてたけどそういうわけか。

先述の通りバットマン絡みの過去作を全部押さえてるわけじゃないですが、ある意味印象と比べて庶民的な車両なので驚きました。まあ「一般市民」代表的な面があるのでそのせいかもしれませんし単に近くにあったからってだけだったのでしょうが。兄弟車であるフィアット・500Xほどではないにせよ個人的に好きな車種なので活躍がそれなりに観られたのはある意味良かったです(別にそこが肝というわけじゃないですが)。
因みに同車の販売は2015年からなのでそれを考えると舞台は早くても2017年ということになります。

因みに街中でのシーンではその他にダッジ・チャージャー等も登場してましたがアメリカにおいては日本におけるトヨタ・クラウンみたくパトカーにも用いられてるので協賛とは関係ないのかもしれません。

なお、実際にパトカーとして登場している個体も何台かありました。また、マットグレーの個体がレックスの船のくだりで登場してました。

その船のくだりではダッジ・デュランゴやダッジ・チャレンジャー(こちら2台も劇中ではマットグレー)も登場してましたが、チャージャー含めバットモービルに吹っ飛ばされたのも何台かありました。
バットマンといえば不殺のイメージがあるので「幾ら敵とはいえそれはいいのか?」って思いますがそれを言えばキートン版もダメってことになりますからねえ。

クライスラー車以外ではブルースはプライベートカーと思しきアストンマーチン・DBマークIII(劇中では黒。見てる間DB4の方かと思ってました)に乗ってレックスの参加するパーティに向かってました。
007シリーズファンであるクリストファー・ノーラン監督が製作総指揮で携わっているので意識したかもしれません(尤も、それならDB5にしてたかもしれないので偶然の可能性もありますが)。まあその場合スーパーマンの中の人で過去に6代目ボンドの座を狙ってたヘンリー・カヴィル氏の方が合ってたかも知れませんが(7代目になってほしいなあ)。

またレックスの私用車は見たところロールスロイス・レイスっぽいです。
他にもあったかもしれませんが把握してる分には以上です。正味それぐらいしか覚えてないので「アレも登場してたぞ」っていうのがあれば是非ご指摘いただければ。
因みに『ジャスティスの誕生』本編に登場する車ではありませんが、日本において
トヨタ・エスクァイアとタイアップしています。

これについては当初からCM等でバットマンが登場していましたし75周年記念にラッピングカー(上画像)まで作ってるぐらいなのでその関係でしょう。
因みにCMの方は津田寛治さんが出演されていますが『スカッとジャパン』以外で見たのは久しぶりかも、と思います。
(7月30日追記)
いつの間にか降板しトレンディエンジェルの斎藤さんが髪を生やした状態で出演してました。
ただツダカンさんに関しては『ファインディング・ドリー』『シン・ゴジラ』で声や顔を拝むことができしかも久方振りにある意味まともな役を観た感じがしました。
『スーサイド・スクワッド』の方は予告を観る限り紫のアヴェンタドールLP700-4クーペが登場し、上にバットマンが乗ってるようですが活躍内容は不明です。
(7月30日追記)

後に知ったことですがどうやら
Vaydor Exoticsというところが手掛けた車両みたいです。

CV35型インフィニティ・G35クーペ(日本で言えば日産・スカイラインクーペ)の車台をベースにランボルギーニ風のパーツを装着したものだそうですが随分意匠が変わるなあ…。劇中ではジョーカーが乗ってるっぽいですがどんな感じになるのやら。とにかく似合ってます。

まあ肝心なのはそこじゃないですし寧ろ活躍が気になるのはジャレッド・レト氏演じるジョーカーの方ですが。ジャック・ニコルソン氏やヒース・レジャー氏に引けを取らない活躍が観られることを…。
(7月30日追記)
主役はマーゴット・ロビー女史演じるハーレイ・クイーンの方だったんですね…。


あと、元々書くのを思い立った時点では3月5日の『パシフィック・リム』地上波初登場記念に登場車種でも纏めようと思ってたのですがマコの幼いころの記憶でモブとして登場した日産・フィガロとFD3S型アンフィニ・RX-7しか覚えてない(この2台もボディカラーは覚えてないですし後者は本当に「アンフィニ」ブランドだったか怪しいです)ことから抱き合わせにした感じです。


フィガロは2014年版『GODZILLA』にも冒頭の1999年のシーンで日産・パオや光岡・ビュート等のパイクカー(説明が適切かは不明ですがいわば独特な外観の車)と共に登場してたなあ。

因みに主人公家族の愛車はSF前期型スバル・フォレスターでした。