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あぶない特命係の青島/いいこまのブログ一覧

2021年02月17日 イイね!

『相棒』に登場する車(ネタバレ含む)

『相棒』に登場する車(ネタバレ含む)※元は2016/3/15の記事です。

シーズン14最終回を目前に控え過去にも何回かやってきた登場車まとめをまたやってみようと思います。

『あぶない刑事』シリーズにも言えることですが日産自動車提供なので登場車種は一部除き殆どが同社製の車両です。
モブに関しては全部挙げればきりがないので自分の独断で選りすぐりします。

まずは特命係の車両から

シーズン1ではG10前期型ブルーバードシルフィ(色はグレー)が用いられていました。
因みに第2話では犯人がも同型車を使っており名前も登場していましたがこちらは劇中ではスクラップとなった設定となっていました。

その後シーズン2~3ではG10後期型ブルーバードシルフィ(劇中では黒)が用いられました。前期型とはテールランプの意匠等が異なりますが個人的には前期型の方が何気に好きです。
普段は運転を亀山さんに任せっきりであった右京さんがシーズン3第9話ではハンドルを握り犯人とカーチェイスしていたのがとても印象的でした。
初期の車両としては割と有名な感じはします。

またシーズン2ではT30型X-TRAILも用いられていましたが詳細はちょっと失念しています。
こちらは捜査車両ではなく亀山さんの愛車と思われますが、ちょっとした手続きで私用車を捜査車両にすることは可能と謂われることもあるので実際のところ何とも言えません。まあ愛車だったとして地味に様になってる気がしますが。

シーズン4ではY50型フーガ(グレードは恐らく350GT。色はグレー)が用いられていました。
閑職の割にはかなり良い車(後述しますが捜査一課のより上級)の気がしますが捜査車両なのかも。ただ私用で使ってた記憶もあるので実際どうなのやら。

シーズン5・6および劇場版1作目ではG11型ブルーバードシルフィが用いられています。
シリーズを通じての場合これをイメージする人も多いのではないかと思います。

また劇場版1作目エンディングで「auf wiedersehn」をバックにレインボーブリッジを渡っていたのが印象に残ってます。

シーズン7ではJ32型日産・ティアナ(劇中では黒)が用いられていました。
亀山さんがいた頃は彼が運転していましたが去った後は10話及び15話において運転が相棒任せである右京さんとしては珍しくハンドルを握っていました(後者の場合一人で乗ってるからともかくとして前者は同乗者がいますし。ただこの場合お客さんみたいなものだからでしょうが)。

その後最終回で神戸さんが2代目相棒に就任するにあたりシーズン10最終回までR35型GT-R(色は黒。ホイールの色的に前期型標準仕様)が彼の私有車として登場しました。ただ、『さらば あぶない刑事』の例もあるので捜査車両の可能性は無きにしも非ずですが正直ないだろうなと。
実をいうとこれがきっかけでその1話前から観始めた口です(その後ひと月かけて全部見ました)。
初っ端からいきなり乱暴運転してたり(ただこれに関しては車より運転者の性格ですが)、シーズン8初回では捜査一課が尾行に使っていました(元の奴は被疑者にばれてるので使えませんでした)。
また最終回では50km/h近く程度だったのにオービスに引っ掛かってそれがすべての始まりとなります。
シーズン9では12話と最終回でパトランプを装着していましたがドラマによくあるような上ではなく助手席コンソールボックス上でした(これは実際の警察でもあるとのこと)。後者の場合は本田篤人の身柄に絡んで警視庁中がこの車を追いかけることになるのですが、実は米沢さんが囮で運転していました。またラストでは劇場版1作目のエンディングを意識した構図がとられていたのであれは良かったです(だがヘリコプターテメーはダメだ)。
シーズン10では第10話において神戸さんが攫われたこともあり伊丹さんや右京さんがハンドルを握っていました。後者に関しては「いつか握る日が来るのだろうか」と思ってたら本当になったので驚きました。
それ以外ではシーズン8第15話では助手席に伊丹さんが、シーズン9第17話では陣川さんが助手席に乗っていました。
なお、本編以外では相棒展が東京で行われた時に一時期展示されてたようです。
またナンバーが「37-10」なのでシーズン2に登場した湊哲郎を意識してるという説がありますがこちらでも述べたように『あぶない刑事』シリーズの車両にもそのナンバーのものがあるのでそっちの可能性も無きにしも非ずです。ていうか今思ったけどそのナンバーのフーガも『さらば あぶない刑事』に出したらなおよかったな。

その後劇場版3作目では白い個体(恐らく中期型)が登場しており買い換えたか2台持ちなのかもしれません。どちらにせよ官房付でも金銭的余裕ってあるんだなと思います。
ただ出番は国会議事堂前で登場したぐらいです(それでもシリーズで有名な車両となったのか白い個体がイベントで展示されてたことも。但し後期型)。

シーズン11以降は現時点に至るまで右京さんの愛車(そのためか運転を相手任せにする右京さんとしては珍しくハンドルを握っています)としてFK10型フィガロが登場していました。
まさかその選択肢がくるとは、と聞いた時思いましたが個人的にはこういう変化球も好きです(そもそも所謂パイクカーは自分の守備範囲)し案外合ってると思います。
なお、黒に関しては純正色に存在しないので後から塗装してるそうですがこれに触発されて黒に塗装した人もおそらくいるかと。
シーズン14でも序盤で乗ってましたが冠城さんが他人の運転が苦手ということもあり反応がコミカルなことになっていました。

(2021年1月2日追記)
その後はシリーズが進むにつれて後述する冠城さんのスカイラインにとってかわられる形で登場頻度は下がっていますが皆無ではなさそうです。
シーズン19第11話での描写を観るに遅くともシーズン7の後半(一人だったので亀山さんの卒業後と思われます。そう考えると先述のティアナは私用車ではなく公用の捜査車両かもしれません)から持っていたようです。なお、同エピソードの現代パートでも登場しています。

(2021年2月17日追記)
先週時点から一部で話題になっていましたが、劇中で用いられた車両が売りに出されているようなので今後は登場しなくなるのかもしれません。


一方で冠城さんはV37型スカイラインハイブリッド(グレードは350GT HYBRID Type SP)を私有車としています。
因みに『さらば あぶない刑事』にも同一仕様の車両が登場してるのでこちらももしかしたら実際には日産側の広報車両なのかもしれません。

(2018/10/24追記)

シーズン15途中からはトランクにインフィニティのエンブレムが装着された仕様となっています。

シーズン17からは2017年12月にマイナーチェンジされたモデル(それ以前のと比べて開口部がでかくなり、スポイラーの意匠が変更されています。余談ながら自分は2015年12月~2017年12月の仕様の方が好きです)となっています。

(2020年5月2日追記)

シーズン18からは2019年7月にマイナーチェンジされたモデル(各部に日産のロゴが復活し、Vモーショングリルや丸4灯テールランプを採用)が採用されました。
ちなみに自分はこの仕様が一番好きです(但しVモーションを採用したのはいいのですが大きさは半分ぐらいの方がいいです。主張し過ぎィ)。
あと、シーズン18最終回の日に書こうと思ったら途中でフリーズしてパーになって今日になって漸く書くことですが、ずっとこれまでの流れでGT Type SP(ハイブリッド仕様。なお、マイナーチェンジに伴ってターボ仕様のエンジンが変更されたこともあってかグレード名称は変更されてます)を採用してると思ったらGT(ターボ仕様)だったようです(ウィキペディアで初めて知ってその後映像を確認して漸く気づきました)。
企業側の財政事情で廉価仕様にしたということかもしれませんが、まさかターボ仕様の方を採用するとは思ってなかったです。

「それならいっそ400Rの方を…。神戸さんの時にGT-R採用してるぐらいだし」と思わんでもないですが、まあ車種は変わってないのでいいです。あと自分の嗜好で画像ではボディカラーはオーロラフレアブルーパールにしてますが、ずっとHAGANEブルーが登場してきたので出すとしてもやはりそちらになってたことでしょう。

(2020年9月6日追記)

書き忘れてましたが、コラボCMでは赤のGT Type SP(ハイブリッド仕様)が用いられていました。

(2021年1月2日追記)
フィガロに関しては使用機会が減ったものの皆無ではなさそうです。
スカイラインに関してはシーズン19からはホイールの意匠的にGT Type SPっぽいですが、ハイブリッド仕様かターボ仕様かは確認できてないです。

(2021年1月2日追記)
確認したらハイブリッド仕様でした。
因みにシーズン19第11話ではフィガロと並んで停まるシーンがありました。

特命係の次は捜査一課の方について。

シーズン1~3ではY34型セドリックかグロリアのどちらかが用いられていました。

シーズン4ではSC11型ティーダラティオが用いられていましたが、特命係がY50型フーガであるのと比べると所有者の方々には申し訳ないですがチャチに見えてしまいます。
シーズン5、11、12と『鑑識・米沢守の事件簿』ではJ32型ティアナが用いられていました。

シーズン6~シーズン8第14話まではY50型フーガ(劇中では黒。なお、グレードはシーズン7までは350GTでシーズン8では450GT)が用いられていました。
ティーダラティオはともかくそれ以外の2台は捜査一課といえばこの車両というイメージが個人的には強かったりします。

シーズン8第15話からシーズン10ではモデルチェンジしてY51型フーガとなっていました。
これはこれで結構仕事早いなw
シーズン13以降はV37型スカイラインハイブリッドが使われているので冠城さんの車両と被りそうですがこちらは黒です。シーズン14からみなくなりましたが車両変わってたのに気づいてなかった、という可能性もあるので何とも言えないです。

(2018/10/24追記)

いつ頃からかは忘れましたが、2015年2月にマイナーチェンジされたモデルになってました。

最後にモブ車両を。

日産車ばかりが用いられる中でシーズン5第2話ではホンダ・オデッセイが犯人の車両に用いられていました(他社製品なのでエンブレム等は隠されていました)。

またシーズン9最終回では特命係の二人と本田がたまきさん所有のK12型マーチに乗って移動していました。

劇場版3作目では終盤でHGY51型シーマを神戸さんが運転していました。なお、後部座席には甲斐次長と綿貫防衛省防衛政策局次長補が乗っていました。

シーズン10最終回ではE51型エルグランドがクローンベイビーを作った医療関係者一家の私有車となっており神戸さんが娘を攫う際に用いてました。
余談ですがこの後の右京さんVS神戸さんの争いが右京さんの信念を揺るがせたことと神戸さんが官房付となったのは印象的でした。

(2018/10/24追記)
こちらに関しては書き出せばきりがないです…。

以上で終了となります。水曜が楽しみな反面怖さも半分あります。
Posted at 2020/05/02 13:49:45 | コメント(0) | トラックバック(1) | 劇中車 | 音楽/映画/テレビ
2020年09月06日 イイね!

007シリーズにおけるアストンマーチン

007シリーズにおけるアストンマーチン※2015年12月26日の記事に加筆を加えています。

前の記事とテーマが被ってる気がしますし例によって備忘録的になりますが御容赦を。

まず原作に関しては未読なので見事に把握してません。
ただ、『ゴールドフィンガー』においてDBマークIII(冒頭画像)が登場してるというのはきいたことがあります。

次に映画版において車種ごとに書いていきます。

*DB5

先ほどのDBマークIII(冒頭画像)の2世代後の後継車なのでもしかしたらそれも背景かな、と思うところがありますがそれでもやっぱりDB5が至高なのだろうと思うところはあります。

『ゴールドフィンガー』では初のQ課開発車両として登場し、様々な機能が見られました。特にシート射出は印象に残ります。
あとは「GPSやカーナビのさきがけ」「並走車両のタイヤをパンクさせる刃」「煙幕」「オイル」「防弾板」「防弾ガラス」なんてのもあってどれも好きです。
諸事情から採用されなかった「撒きびし」「攻撃用バンパー」「自動車電話」「運転席下の格納武器」がもし採用されてたらどうなってたのだろう、って思います。
機能以外でもいろんなところで見せ場があっただけに壁にぶつかり大破したのは惜しまれます。
『サンダーボール作戦』においては機能は少なめになってて「防弾板」「後方放射」ぐらいでした。
ただそこそこ登場してましたし最後まで大破せず済んでました。
『ゴールデンアイ』においては序盤ぐらいしか登場してませんでしたがそれでも本来のボンドカーであるBMW・Z3より出番がマシな気がしました。フェラーリF355とバトルしましたし。
プライベートカーですが元々がMI6の払い下げ品の設定とあってコンソールボックスでボランジェのシャンパンを冷やしてたりカーコンポは写真の印刷や伝言受信ができてました。
『トゥモロー・ネバー・ダイ』にも登場はしてますが本気でちょっとだけでした。『ワールド・イズ・ノット・イナフ』でも登場してたものの未公開シーンになっちゃいましたし。
なお、上記2車のナンバーは「BMT214A」となっています。こちらもファンの間では一種の語り草かもしれません。
『カジノ・ロワイヤル』でも登場してましたがシッフルの愛車をカジノで買って入手しただけですしこちらもちょっとだけでした。が、出番はこっちの方が多かったと思います。
なお、劇中に登場するアストンマーティン車としては初めての左ハンドル仕様となります。
『スカイフォール』においてはほぼ『ゴールドフィンガー』に準じた仕様のものが登場し、ナンバーは「BMT216A」、シート射出機構が登場するほかに『ゴールドフィンガー』で採用されなかった攻撃用バンパーが採用され終盤で活躍してました。それだけに同作を観た人からすればGJと思えるものかもしれませんし原点を意識してたのは間違いと言えるでしょう。
まあ終盤で勿体ないことに大破しますが…3分の1スケールモデルカーなのが幸いです。
『スペクター』ではその大破した個体がQ課において修復されそしてラストでボンドが取りに行ってました。あのくだりは個人的に好きです。
(2019年12月5日加筆)
『ノー・タイム・トゥ・ダイ』の日本語字幕付き予告編が公開されたので加筆を。
劇中に登場するアストンマーチン車4台のうちの1台としては事前に紹介されており、YouTubeで有志が公開している撮影風景でもイタリアにある世界遺産・マテーラの洞窟住居にて数台のジャガー車に追走されている様がうかがえましたが、今回公開された予告ではマドレーヌを助手席に乗せて追手から逃げ、攻撃を受けつつもヘッドライトに仕込まれたマシンガンで応戦する様が描かれていました。

*DBS(初代直6モデル)

DB5の2世代後の後継車で先代のDB6と比べれば現代的なルックスになりました。
『女王陛下の007』において登場してましたが出番はあまりなく装備も重火器がおいてあるぐらいです。またラストの展開を観るに防弾ガラスではないようで…。
『ダイヤモンドは永遠に』ではQ課において見切れる形でおいてました。
なお、それ以降はアストンマーチンを擁するデイビッド・ブラウングループの経営破たんにより長らくスクリーンから遠ざかってました。

*V8ヴァンテージ(初代)

久々にアストンマーチンがボンドカーに返り咲きました。DBSのV8モデルの発展版(の上級仕様)ですがこちらの方が顔的にも好きです(但し初代フォード・マスタング風にも見えるので英国情緒よりも米国のマッスルカーの様相の方が強力に出てるとも見えてしまうという一種の欠点もあります)。
『リビング・デイライツ』においてヴォランテ(オープン仕様)とサルーン(クーペ)が登場してましたがQ課での様子やナンバーがどちらも「B549 MUU」であることから考えて同じ個体にハードトップを装着した設定のようです。オープンカーがボンドカーになる例は他にもありますがアストンマーチン車では唯一と言えるでしょう。
もっとも、ヴォランテはストーナー・ハウスに向かう際に使われただけで装備は搭載してないです。
一方サルーンの方は「警察無線傍受可能なカーコンポ」「レーザー照射」「ミサイル」「防弾ガラス」「氷切断ホイール」「スパイクタイヤ」「アウトリガー」「ブースター」「自爆装置」とDB5より盛りだくさんでそれらを駆使しつつ逃走劇を繰り広げてました。
まあ最後は雪に突っ込んだ挙句自爆ですが。好きなだけに残念です。
(2019年12月5日追記)
こちらも『ノー・タイム・トゥ・ダイ』劇中に登場する4台のうちの1台として紹介されており、こちらも有志による撮影風景などで様子がうかがえます。
予告においては『スカイフォール』の時のDB5のようにガレージにしまわれていたボンドの私用車を引っ張り出した感じですが、こちらも『リビング・デイライツ』の個体とナンバーが同じです。ただどのように活躍するか具体的には不明です。

*V12ヴァンキッシュ

V8の2世代後の後継車です。BMWが経営上の理由で提供をやめ代わりにフォードが提供するようになったことから当時子会社のアストンマーチンが復活できるにあたりました(ジャガーランドローバーやボルボも同じ理由で起用)。
『ダイ・アナザー・デイ』にしか登場してませんが活躍ぶりは歴代車両に引けを取りません。
通称『ヴァニッシュ』とも呼ばれ、一番の特徴は光学迷彩によりカモフラージュできることでしょう。まあ劇中では気づかずにスノーモービルが突っ込んで吹っ飛んだことに加えサーモグラフィでばれましたが。しかも攻撃を食らいまくって無効化しちゃいましたし。
ただ最後の最後で機能が復活したことで勝利をおさめることができました。
あとは「自動追尾散弾」「シート射出」「マシンガン」「スパイクタイヤ」「サーモグラフィ」「遠隔操作」という過去作にもあった機能が登場しました。流石20作&40周年記念。
なお最終的には水圧でフロントガラスが割れますが自走不能になる様な大破はしていません。

*DBS(2代目)

先ほどの同名車両とは別物ですがV12ヴァンキッシュの後継(なお、2代目DBSがフルモデルチェンジした際には再びヴァンキッシュの名前で登場)ですし血脈的にはつながってます。作品のための車両だった記憶がありますが結局公開翌年から販売されてました。
『カジノ・ロワイヤル』ではダッシュボード上部に救命キット、下部に銃火器なので『女王陛下の007』と似たような感じですが少なくとも前者は劇中で活用してます。
あとはヴェスパー奪還のために走らせてましたが躱そうとしてギネス記録級の横転で大破する羽目に。なお先述のDB5ともどもアストンマーチン車として初の左ハンドルとなります。あと劇中設定ではMTですが役者の都合上AT仕様が使われました。
『慰めの報酬』ではMr.ホワイトをトランクに入れ追手から逃げてました。ボロボロ状態でドアまで取れる始末ですがまあ生き残ってます。なお、こちらも左ハンドル仕様で装備は不明です。

*DB10

作品のために3代目ヴァンテージのシャシーをベースに製造された車両で販売予定はないようです(のちのモデルのデザインモチーフになるようですが)。なお、デザインはDB5がモチーフですがリアは初代V8ヴァンテージっぽいです。
009の為に300万ポンドかけて作ったものなので彼の趣味に合わせ『New York,New York』が流れる仕様が搭載されてますがボンドが勝手に持ち出した挙句Mr.ヒンクスとのカーチェイスでテヴェレ川に沈める羽目になりました(突っ込みようが『リビング・デイライツ』のそれっぽい)。
機能としてはリアエンブレムに仕込んだ機関銃、火炎放射、シート射出ですが3つ目はこれまでと違い助手席ではなく運転席です(それで操縦不能になり川にドボン)。あとボタン式なのは現行Qがそれだけ効率主義ってことなのでしょう。

ここまで書きながら思うのは、特注製造されてるDB10を除けば「生産されてた時期においては最上級グランツーリスモである車種がボンドカーに使われてるな」と思います。
まあ、DB5やV8の頃は他にそのジャンルの車種は作られてないですし初代DBSの場合解釈によってはDB6の方が上級かもしれませんが。ただそれ以外ではV12ヴァンキッシュの頃は下級クラスに'03年まではDB7が、'04年以降はDB9、'05年からはさらに下に3代目V8ヴァンテージがありますし2代目DBSの頃もほぼ然りです('11年以降はDBSとDB9の間に2代目ヴィラージュがありました。同車は'13年にDB9に統合されてますがDBSがその前年にフルモデルチェンジしてヴァンキッシュに名称変更されてるので関係ないです)。
あとDB10の場合吹替え版で述べられてた価格がガチなものなら300万ポンド(日本円にして5億5200万円ほど。字幕版では5億5000万円と訳されていますが…そこはそのままでよかったかも)なので最上級には違いありませんがグランツーリスモクーペどころか量産車ではないのでやはり例外でしょう。
ラピードSはモブなので論外です。

次回はBMWの方でいきます。

(2019年12月5日追記)
*DBSスーパーレッジェーラ

先述の2代目DBS→2代目ヴァンキッシュときて再びDBS名義を名乗ることとなった本モデルも『ノー・タイム・トゥ・ダイ』劇中に登場する4台のうちの1台として登場します(いずれも現行車種だったころには旗艦車種だったという共通点は健在のようです。但し使うのはボンドではなく、劇中の2年前に007就任と相成った女性スパイ・ノミの方です。
なお余談ですが、2019年が『女王陛下の007』公開50周年でかつ先述したように同作に初代DBSが登場していたことから同作をオマージュした仕様のDBSスーパーレッジェーラが50台限定販売されています)。
(2020年9月6日追記)
『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』公開記念としてV8ヴァンテージ(4代目)共々コラボレーションモデルが8月17日(現地時間)より限定発売されています。

*ヴァルハラ

こちらも『ノー・タイム・トゥ・ダイ』劇中に登場する4台のうちの1台ですが、予告で登場していないので活躍の内容は不明です。
同車はアストンマーティンがF1に参戦するレッドブルレーシングと共同で開発したいわゆる「ハイパーカー」で、V型6気筒ターボエンジンにモーターを搭載し1000馬力の性能を誇ります。
1台1億5千万円、500台限定で販売されることがアナウンスされていますが…、まあなんていうか「こんなバケモノを走らせるとかとんでもねえ!」って感じです。
(2020年9月6日追記)

予告編第2弾では風洞実験施設と思しき施設に白いのが置かれていました(22秒辺りのシーン)。

なお、一時はDBSスーパーレッジェーラではなく電気自動車であるラピードEの登場もうわさされていたこともありましたが、DBSスーパーレッジェーラの登場の話が出るにつれうわさは聞かれなくなっていました。
Posted at 2020/09/06 15:57:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 劇中車 | 音楽/映画/テレビ
2020年09月06日 イイね!

007シリーズ登場車種考察Part.1(1~24作目ネタバレ込み)

007シリーズ登場車種考察Part.1(1~24作目ネタバレ込み)※2015年12月5日に書いたものに加筆して日付変更しました。

まあいつもながら考察って言うか備忘録ですが。『スペクター』公開したので。
『ノー・タイム・トゥ・ダイ』以降はこちらで。

本題の前にまずAll Aboutの編集者で映画のレビューを書かれているヒナタカさんという方のブログにコメントしたところ反映してくださったことは筆舌に尽くせないほどありがたいです。
反映させてもらうためにコメントしたわけではないですがそれでも過去作を追ってきた甲斐があったと感じるので、目に届いてないかもしれませんがこの場を借りてヒナタカさんに感謝の念を述べたいと思います。

では本題に戻らせていただきます。
まず自分は映画版は1~24作目まで観賞してますが『カジノ・ロワイヤル』の1967年版は未見、原作小説も未読で描けないので除外させていただきます。

とりあえず始めます。長い上に画像が多いのは御容赦いただければありがたいのと間違えてたら御指摘お願いします。

*『Dr.ノオ』
ボンドは現地でのレンタカーとしてサンビーム・アルパイン(『コマンドー』のシンディが乗ってたやつの青い版と言えばわかるでしょうか)に乗っていました。
あまり出番は少なかったですが山中で追手の車両から逃げてたのが印象的です。

*『ロシアより愛をこめて』
画像は見当たらないので諦めます。
序盤にベントレー・マークIV・コンバーチブルが登場してましたがあれっきりでした。とはいえ地味に車内電話とかが搭載されてたから当時としては画期的だったのかもしれません。
なお、ベントレー自体は原作では割と出てるそうですが映画版はこれぐらいです。

*『ゴールドフィンガー』
画像は一番上のやつです(厳密にはスカイフォール仕様ですが強ち間違いでもないです)。
初のQ課の開発車両としてアストンマーチン・DB5が登場してました。ちなみに原作で登場するのはその2世代ほど前身となるDBマークIIIだそうですがDB5にしたのは当時の新車だったからかもしれません。なお、ジャガーEタイプも候補だった模様でそれはそれで見てみたかった気もしますが少なくとも個人的な印象としてはジャガーの場合ボンドカーにならなくてもそれなりの人気があるのに対しアストンマーチンの場合ならなかったら相当マイナー車になってたような、って思ってしまうのでアストンマーチンにしいたのは正解だったと思います。
峠を攻めたり工場敷地内を逃走したりとでいろいろ活躍してましたが…あっけなく途中退場。(´・ω・`)
カーナビやGPSの先駆け、フロントに機関銃、リアから煙幕やオイルばら撒き、防弾ガラス、防弾板、回転式可変ナンバープレート、そして極めつけは助手席射出スイッチを搭載してるのは見所です。

あとフォードによる提供もあったのでティリーの愛車として同社のマスタングコンバーチブルが、

米国でのゴールドフィンガーの私有地のシーンでリンカーン・コンチネンタルが登場してますが前者はボンドカーのギミックでパンク、後者はオッドジョブによりグランドスラム作戦に加担しなかった人物(オッドジョブの手で射殺)諸共鉄屑にされたので碌なことになってないです。

それと’37年型ロールスロイス・ファントムIIIも印象的です。

*『サンダーボール作戦』
前作に引き続きアストンマーチン・DB5が登場してますが前作では壁に激突して退場してますしそれに散水機構があるので2台目でしょう(修復したのかもしれませんが)。
前作もですがそこそこ登場するので割と俺得です。もしかしたら前作ほどじゃなかったのかもしれませんがだとしても最後まで生存してるのがせめての救いです。

*『007は二度死ぬ』
トヨタ・2000GTが登場してましたがボンドじゃなくて若林映子さん演じるアキの車両ですしボンドはそもそもこの作品で車の運転はしてないので厳密にはボンドカーではないです。それにメインはリトルネリーの方ですし。それでもダニエル・クレイグ氏も一番好きな車両に挙げてましたしレプリカ(下画像)を作ったところもあるぐらいなのでインパクトは強かったのでしょう。

なおショーン・コネリー氏が高身長で頭がつっかえるから最終的にオープン仕様になったとのことですが結果的にはよかったなと(タルガトップも考えられてたもののそれだと頭が出て不格好になってしまうとか)。
またトヨタ自動車がスポンサーだったことから2000GTだけでなく敵の車両としてクラウンが登場してましたが海に落とされるという憐れな結末を迎えてました。なお、何代目だったか記憶が曖昧なので画像はなしで。

*『女王陛下の007』
アストンマーチン・DBS(初代の6気筒モデル)が登場してましたがクローブボックスに武器類を入れてたのを除けば装備はあまり搭載してないようで。あのラストは防弾ガラス搭載してたら起きなかったでしょうねえ…。(´・ω・`)

しかもあまり出番がないという。ただ後継車種は後述するように後に活躍してます。
なお、出番の少なさはボンドにスポットを当てるためだとかアストンマーチンの経営難が原因だとか言われてますが実際はわかりません。ただ後者に関してはそのこともあってか18年待つことになります。

あとマーキュリー・クーガーがトレーシーの愛車として登場し逃げるどさくさで競技に混じる羽目になったのが割と見どころかと。
こちらもボンドカーに含めるのなら地味に初の左ハンドルのボンドカーです(これまでのは右ハンドル)。

*『ダイヤモンドは永遠に』
フォード・マスタングマッハ1(『バニシングin60"』の主役が乗ってたり栃木県警がパトカーに使ってたのが有名かと)が登場していました。先述のクーガーを除けばこれが初の左ハンドルのボンドカーです。

他のメディアでの活躍も書きましたがこの作品での活躍も結構有名で警察とカーチェイスをししかも片輪走行までやってました。とりあえず好きな車種なので活躍が見られたのはナイスでーす!
あとは月面車で逃げてたのが印象的です。
なお、前作にも登場したDBSがQの研究室にも登場してますが完全に片隅で見切れてます。

*『黄金銃を持つ男』
前作(『死ぬのは奴らだ』)では二階バスやモーターボートに乗ってたもののそれ以外では特に乗ってたものはなかったですがこの作品ではアメリカン・モーターズ(以下AMC)がスポンサーとなり同社のホーネットが登場してました。

AMCに関してはジープのブランドを持ってたことと後にクライスラーの「イーグル」ブランドになったぐらいしか知識がなく車名を恥ずかしながら知りませんでした。
それは置いといて劇中ではショールームの車両をかっぱらい前作でも存在感を見せたペッパー保安官を伴ってスカラマンガを追っかけしかも360度回転を見せるという離れ業を見せてました。そもそも360度回転させるための条件を満たしているからホーネットが用いられたそうですが正味すごいです。

あとスカラマンガと部下のナック(両人とも割と印象的です)が乗るマタドール・キャッシーニ・クーペ(上画像。ただし劇中のは茶色)も翼を付け飛んでいました(無理だろと思いますが突っ込むのは野暮でしょう)。
なお、劇中で走ってる車両が殆ど左ハンドルですが舞台であるタイは左側通行であることから右ハンドル車が多い方が自然だと雑誌で見たことがあります。

*『私を愛したスパイ』
ロータス・エスプリS1が登場してました。

これに関しては少なくとも日本においてはDB5や2000GTと同等かそれ以上に有名な方だと思います。
当時がスーパーカーブームだった煽りもあるでしょうがそれだけでなくタイヤが格納され潜水艇(別名「ウエットネリー」)になるのは多くの人を引き付けたのではないかと。ただ劇中での活躍と裏腹に実物は初期ロットだからか壊れやすかったとロジャー・ムーア氏が語ってたとの余談もあるそうで。
あと話が少しずれますがタイヤの格納で自分はデロリアンを思い出しましたが同じデザイナーでフォルムが似てるのでもしかしたらそれでゼメキス監督が意識した可能性が微レ存…? いや流石に実際は偶然だと思いますが。

*『ユア・アイズ・オンリー』
前作(『ムーンレイカー』)ではボートやゴンドラ(通称『ボンドラ』)が登場してたもののそれぐらいでしたが本作では再びロータス・エスプリが登場します。ただしこちらはS1ではなくターボです。
2台登場しており白いのは敵がガラスを割ったら盗難防止装置の自爆が作動してあっけなくお釈迦になり茶色いのは装備は積んでるものの移動に使われたぐらいでどちらもあまり見せ場はなかったです。なお、茶色いのが白いのを修復したものか別ものかは不明です(自分はボンドの「破片を集めて」云々もあり前者と思ってたのですが後者の可能性も出てきました)。
寧ろ本作のボンドガールのメリナの所有するシトロエン・2CV(『ルパン三世 カリオストロの城』でクラリスが乗ってたやつですがあれが一般的な丸目ヘッドライトなのに対しこちらは画像の様に角目)の方がバリバリ活躍してます。

エンジンこそ元の2気筒じゃ力不足なのか上位車種であるGSの4気筒となってるとの余談があるようですが元々が酷な条件を満たせる車種であるためか割と優位に立ってたと思いますしズタボロになってもしっかり走ってました。

*『オクトパシー』
メルセデス・ベンツ・250SEとアルファロメオ・GTV6が登場してました。

前者に関しては将軍の車両をかっぱらって敵を追いかけてましたが…パンクしても線路にはめて鉄道を追うあたり転んでもただじゃ起きないです。まあ最後は対向車両に跳ね飛ばされて湖にドボンしましたが。
作品自体は'83年なものの車自体は旧いですがこれに関しては「劇中で自社のクルマが壊れるんだったら提供しない」って当時のダイムラー・ベンツがダダこねたんだろうなと自分は推測してます(現在のダイムラーもそういう節がありますし)。

後者に関しては当時の西独において電話中のおばさんの車をかっぱらった形です。そのため現地警察から追われることになりましたが目的地に到着し計画も阻止できててるので結果オーライのようです。
ただ観たところ逃走過程で損傷してるのでおばさんカワイソス(´・ω・`)

あとQの開発品であるトゥクトゥクが前半で活躍しており見た目のショボさに反して速度が出たりジャンプしたりしてました。トゥクトゥクの本気歪みねぇな(勿論一般的なものにそんな性能はないですが)。

*『美しき獲物たち』
ルノー・11が登場してました。
ある意味これが一番不遇かも。何しろタクシードライバーから奪い無茶しながらメイデイを追うことになるのですがその際に駐車場のゲートバーで上半分が、対向車両で後ろ半分が切断されるという散々な最期を迎えてるので。(´;ω;`)ウッ
そりゃあその後のシーンでMから叱責されるのも無理ないわな(尤も、他の代があきれつつもボンドを信頼してるのに対し2代目Mはボンドに対する信頼が殆どないのですが)。

あとゾリンの屋敷潜入に際してチベット卿と共謀し貴族に扮するためにロールスロイスシルヴァークラウドIIの後部座席にボンドが乗ってましたがガソリンスタンドにおいて同車を尾行してた敵側の人間がルノー・フエゴ(上画像)に乗ってるのでルノーがスポンサーしてたのかもしれません。

なお、シルヴァークラウドIIに関しては最期はメイデイの持ち味の怪力で湖に落とされましたがボンドがタイヤ内の空気を使って酸素補給してました。
因みに同車はプロデューサーの私物みたいです。

また、ポルシェ・928が競馬場で

シボレー・コルベット(C4型)がソ連エージェントの車として登場していました。
ほかにアメリカでは消防車を使って逃走しその過程で街が滅茶苦茶になってました。

*『リビング・デイライツ』
18年ぶりにアストンマーチンがボンドカーに返り咲き同社のV8が登場してました。

ボンドがストーナー・ハウスに向かう際にはV8ヴァンテージヴォランテ(上画像のオープン仕様。劇中では黒)が登場してましたが同仕様の登場はここだけで装備は確認されてません。

その後Qの研究室においてはV8サルーン(上画像のクーペ仕様。ただ研究室での様子を見るに先述のヴォランテにハードトップを付けた仕様かもしれません)が登場しそちらがメインで活躍します。
フィリップス製カーコンポから警察無線を傍受したり並走するパトカーのボディをレーザーで焼き切ったり、照準が出てミサイル発射、防弾ガラスを搭載しているほかパトカーから逃げる際に小屋を引きずってたりしてた一連のくだりが妙に面白いです。あとタイヤがパンクしてもホイールで氷の面を切断してパトカーを沈めたり氷上でもアウトリガーとスパイクタイヤで難なく走りロケットブースターで壁を飛び越えたりしてました(そのあとパトカーが同じようにやろうとして失敗していました)が、着地の衝撃でアウトリガーが外れた挙句雪面に突っ込んで立ち往生したことから結局自爆させられる羽目になりました。前身車種のDBSがあまり活躍しなかったのと比べると『ゴールドフィンガー』のDB5並みに装備や活躍が充実してて好きなボンドカーの1台なのですが…残念(まあそもそもDBSよりV8の方が顔つき等もあって好きなので)。

あと序盤のコスコフ亡命の際にはアウディ200が登場しており、『ゴールドフィンガー』のDB5みたくナンバープレートを変える機能がついてました。

*『ゴールデンアイ』
前作(『消されたライセンス』)ではタンクローリーでのカーチェイスがあったもののボンドカーと呼べるようなクルマは登場してませんでしたがピアーズ・ブロスナン氏が5代目ボンドになった今作からBMWがスポンサーに付き同社が翌年に発売を控えていたZ3が登場しました。
なお、当時映画公開記念特別仕様が発売されてたそうです。
これも割と好きな車種なのですが装備はあるものの全く使われておらずせいぜいキューバでボンドガールのナターリアを助手席に乗せたりしてたぐらいでその後でウェイドに渡してからは登場しませんでした。

これに関してはアストンマーチン愛好家による反発があったといわれているものの実際のところは不明ですが、実際に序盤に登場したアストンマーチン・DB5の方がむしろ出番が多かった感はあります。といってもオープニング後にオナトップのフェラーリ・F355GTS(下画像)と公道バトルしたりモナコのカジノ施設に向かう程度ですが。
同作で3度目となる登場ですが前2作と違いボンドのプライベートカーでナンバーも過去作が「BMT216A」(記事冒頭の画像参照)に対しこちらは「BMT214A」です。
ただMI6が競売にかけたのを購入したとの記憶があり、シャンパンクーラーやプリンター、伝言受信機を搭載してました。

でも一番出番が多かったのは寧ろT-54型戦車でしょう。

ナターリアが敵であるウルモフ将軍に車で連れ去られた際にボンドが同戦車で追いかけますが街中を暴走しいろいろ壊しまくってました(馬の銅像が戦車の頭に乗っかってからそれが後続車両に落ちるまでのくだりが面白いです)。なので地味に損害賠償が気にかかってましたw
その後ウルモフ将軍とオナトップ、ボンドの友人だったものの9年前の件で寝返ったアレック、連れ去られたナターリアを乗せた専用電車の前に立ちはだかり足止めさせてました。

*『トゥモロー・ネバー・ダイ』
前作に続きBMWがスポンサーとなり本作では750iLが登場してました。
Q課の開発品としては現時点で唯一の4ドアセダンとなりますが前作のZ3と違い活躍が多く、立体駐車場で後部座席の窓から入って携帯で遠隔操作したり(そのシーンのために4ドアセダンを採用したとのこと)、まきびしを踏んでもタイヤが自己修復されたりサンルームからミサイルをぶっ放したりしてたのは割と印象深いです。まあ最後はエイビス(米国のレンタカーチェーン。同作でQは同社職員に化けており、750iLも同社のレンタカーってことにしていた)の店舗に突っ込んで「ダイナミック車返却」してましたが。
なお、この作品の影響で売り上げが上がったそうですがBMWのフラッグシップセダンであることを考えるとかなり気前の良い話です。まあ活躍してるから納得できます。
あと前作と同じアストンマーチン・DB5が登場してますが出番はかなり少ないです。

*『ワールド・イズ・ノット・イナフ』
3度目となる本作ではZ8が登場しました。
これを開発したのはQではなく厳密にはその後任であるR(なお、その呼び名はボンドがジョークで言ったもので実際はなんと呼ばれてるかは不明です。次作では3代目Qとして登場)なのですが2人乗りにもかかわらずカップホルダーが6つついてるといういらん機能がついてました。
また前々作のZ3ほどではないにせよ出番は少なく、移動手段に使った以外では遠隔操作で呼んで乗り込んだ後ミサイルでヘリを落としたものの直後別のヘリの大型チェーンソーで真っ二つにされてあっさり退場しました(「Qから叱られるぞ」とぼそっと呟いてたのは笑いました)。そのうえこれまでのタイアップで「5代目ボンドと言えばBMW」の印象を持ってる人が割といそうな気がするほどですが英国ローバー社の経営からBMWが撤退したことによりこの作品が最後となりました。
因みに実車は撮影時点で出来上がってないので精巧な張りぼてをシボレーコルベットに乗せたものが使われたそうです。

*『ダイ・アナザー・デイ』
Qの役者が変わった(前任者が役者引退&事故死しちゃったからなあ…)本作以降再びアストンマーチンがボンドカーとなり本作ではV12ヴァンキッシュが使われました。
これに関しては親会社のフォード・モーター(1987年に傘下に収めたとか)が協賛しているからという背景もあるのかもしれませんがボンドがキューバで協力者から同社のフェアレーンを借りて乗ってたり

敵のザオがボンドカーよろしく装備を積んでるジャガーXKRコンバーチブルに乗ってボンドと戦ったり
ボンドガールであるジンクスが当時の新型ファイアーバードに乗ってたりします。それ以外にも

序盤の基地にフォードGT40が置いてあったりランドローバーやボルボの車種が登場してます。
V12ヴァンキッシュ(通称「ヴァニッシュ」)に関しては一番の特徴はステルス機構でそれを活かしてましたがステルス起動中に敵の配下が気づかず同車に突っ込んで吹っ飛んだりサーモグラフでばれるわ攻撃を食らいまくって作動しなかったりしてました。まあそうでなかったら折角のクルマの出番がないですし最終的に正常に機能してたので無問題ですが。
それ以外にはスパイクタイヤやホーミング、グリルからミサイル、マシンガン、前2作にもあった遠隔操作、そしておなじみの座席射出機構があり敵の攻撃を食らって亀の子状態から復帰&攻撃回避する際に使ってたのが印象的です。その意味では前々作の750iLより活躍は多いかもしれませんし相手も重装備となると殊更引き立つ気がします。
XKRコンバーチブルに関しては序盤にも基地内に他の高級車と一緒にさり気無く停まってましたがアイスランドでヴァニッシュと互角に渡り合っていたのが個人的には大アリです(40周年&20作目記念で)。なお、機能としては熱センサー、ドアからロケラン、グリルからミサイル、迫真砲、FR→4WD改造があります。
最終的には氷の城の中で2台のカーチェイスが繰り広げられ両者ともにボロボロになりながらも最後はヴァニッシュがスパイクタイヤを活用し勝利しました。一方XKRの方はボンドの策にはまり池にドボン、ザオは氷柱の下敷きになりました。

*『カジノ・ロワイヤル』
前作同様フォードグループの協賛が続いていることもありボンドカーはアストンマーチン・DBSが使われました。

34年ぶりに「DBS」の名称が復活した同車はもともとは劇中だけのためだけだったのが完成度が高く翌年から市販されたときいたことがありますが勘違いかも知れないので何とも言えません。またこれまで登場したアストンマーチン車は右ハンドルでしたが本作で初めて左ハンドル車のアストンマーチン車がボンドカーになったほか、当時の役者の都合もありオートマ仕様です(ただし劇中設定はこれまで同様マニュアル車)。
装備としてはダッシュボードの上段に救命措置応急キットが、下段に銃火器がいれてありますがせいぜいそれぐらいであとはヴェスパー救出の際に走らせた挙句彼女を躱そうとして7回転半に渡る横転(ギネス記録)をするという最期を迎えました。まあ活躍のない初代DBSよりはマシですがある意味これもヒロインの運命を示唆していたからその名前を引き継いだのかも、と考えないでもないです。
またハバナではフォード・モンデオの新型に乗ってたり

駐車担当呼ばわりした人のフォード・エクスプローラーを思いっきり柵にぶつけて警報をならしたりしていました。

その他にはル・シッフルの愛車として久々にアストンマーチン・DB5が登場してましたが5度目で初めて左ハンドル仕様が登場しました。まあ出番は少なかったですが(『トゥモロー・ネバー・ダイ』より多く、同じ監督作である『ゴールデンアイ』より少ない程度)。

*『慰めの報酬』
前作同様アストンマーチン・DBS(おそらく前作の個体とは別物)が登場してましたが活躍はせいぜい序盤だけです(前作と違い生還したのは幸いですが)。ただアクションが割と無茶でドアが外れたりしてるぐらいなので活躍としては薄っぺらくはないでしょう。
ていうかボンドが乗ったのと言えばそれぐらいしか覚えてないです。あとはカミーユがフォード・Kaに乗ってたぐらいしか記憶にないです。


*『スカイフォール』
フォード(というよりビッグスリー)の金融危機でジャガーランドローバーがタタ・モーターズの子会社に、アストンマーチンがプロドライブの関連会社になったこともありフォード車はメインで出なくなったもののアストンマーチン、ジャガー、ランドローバーは続投しました。
例えば序盤では

ボンドとイヴがランドローバー・ディフェンダーに乗って黒のアウディ・A5を追ってました(その際ドアミラーを吹っ飛ばすのは面白かったです)し

ジャガー・XJ(X351系)がMI6の公用車に使われ後半ではMを乗せて審問会の場から逃げてましたから。
そして極め付けが

デタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!アストンマーチン・DB5の復活です。それも『ゴールドフィンガー』仕様(記事冒頭の画像参照)の!
なので助手席射出機構、防弾ガラス、フロントの機関銃(ただこれに関しては本家では没ネタ)という装備が伺えます。
『ゴールドフィンガー』当時は最新鋭だったものの『スカイフォール』の時点では劇中のQでなくても旧いと言わざるを得ないですが最新鋭を往くシルヴァの陣営に渡り合えてたので凄いです。
まあ最後はヘリからの機銃掃射でお釈迦になりましたが。(´・ω・`)モッタイネエ

*『スペクター』
タッグを組んで半世紀になるためかアストンマーチンが本気を出したようで作品のために特注で製造したDB10が13年ぶりの本格的なボンドカーとして登場します。

まあ009の為に300万ポンドという少額(皮肉)で作ったもので「ATMOSPHERE」(環境)ボタンを押すと009の趣味でレイ・クイン『ニューヨーク・ニューヨーク』が流れる装置も搭載してますが持ち逃げしたとはいえ彼が使うからこそ映えるなと自分は思います。
他の機能においては「BACKFIRE」(バックファイヤー)ボタンで『リビング・デイライツ』のV8サルーンよろしく照準が出て後方車両を狙ったりできるようですが弾薬がなくて使えなかったのと「AIR」(エアー)ボタンで運転席射出機構が働き操縦不能になるのはクスリときました。まあDB10がこれで川に沈んだのは残念ですが。
あとは「EXHAUST」(噴射)ボタンで後方に火炎放射できるのはお見事です。それと3.2秒で時速60マイルに到達する(ただ、パンフレットでは4.7秒で100km/hとのことでどっちが正しいのかわかりません)そうでカーチェイスの際に前方のフィアット・500を押してたのは吹きました。
なお、実車については車台はV8ヴァンテージの改良版のホイールベースを伸ばしたものを使っておりエンジンも同車のものを使っているようです。またエクステリアはDB5を意識してるそうでよく見たらパーツパーツで確かに意識してるっぽいところはありました。

ただリアは寧ろ『リビング・デイライツ』のV8サルーンっぽいです。照準が出るのも最後のダイブも似たような面を感じますし。
なお、公開前の一時期阪急メンズ館大阪で展示されてるのを見たことがありますしその時の写真が上のやつです。
あとラストの展開で「これは集大成的作品だな」とそもそも感じてたのですがQ課の研究室においてDB10以外にDB5とラピードSらしきクルマが置いてあったのでなおそう思うのです。

DB5に関しては早い話が前作で大破したやつです。劇中ではボンドが研究室来訪時に修復途中で、ラストにおいて修復完了し持って行ったあとマドレーヌを助手席に乗せどこかに走り去っていく…って感じなんです。個人的にこのラストが『ダークナイトライジング』ぽくて結構好きだったりします。

ラピードSは顔的にそれっぽいですが自信はないです。

またスペクターの一員であるMr.ヒンクスはジャガー・C-X75を使っており良くも悪くもジャガーランドローバーも過剰なまでに本気出してると思いました(いいぞもっとやれ)。
ただこちらはDB10に追いつけるほどのエンジン性能はともかく特殊機能は搭載しておらず出番はせいぜい火炎放射でフロントが燃えたぐらいです。

その後マドレーヌ襲撃の際にはランドローバー・レンジローバースポーツSVRが使われておりこちらも一時期展示されてました。
なお、劇中ではマドレーヌを拉致したヒンクスらが登場し飛行艇で追うボンドが発砲したりトランクに突っ込んだり最後は激突して救います。

あとは終盤でジャガー・XJ(おそらく下画像のX350系かと。劇中では黒)が登場してたのと

スペクターの基地に向かう際に1948年型ロールスロイス・シルバーレイスが登場してました(ボンドの口から名称も登場)。

2016/4/9追記
DVDを購入したので確認がてら。
ジャガー・XJに関しては恐らくMの私用車でヒルデブラント商会(Mが用意したアジト。因みに「ヒルデブラント」の名は小説『007号の冒険』に収録の短編で『消されたライセンス』に登場人物が引用された『珍魚ヒルデブラント』が元ネタ)からMI6旧本部に向かう途中でブロフェルドの配下の車両にぶつけられボンドが拉致されます(が、Mは脱出し他の面子と合流します)。

Q、マネーペニー、ターナーが乗ってたのはL550系ランドローバー・ディスカバリースポーツっぽいですが少し確認しづらかったです。

あとマドレーヌ拉致の際にはランドローバー・ディフェンダーがレンジローバースポーツSVRの護衛の如く前後に張り付いていましたがボンドが蹴散らしました。

他にルチアは旦那が生前それ相応の地位に立ってたということかメルセデスマイバッハ・Sクラスに乗っていました。

(2016年7月30日追記)
大分前になりますが漸く観られたので。ていうか心斎橋のBOOKOFFで見かけたときに買えばよかったです(難波の店舗で購入)。
*『ネバーセイ・ネバーアゲイン』

ボンドカーは登場しませんがボンドバイクと言って差し支えないものとしてヤマハ・XJ650ターボ(劇中では艶消しブラック)が搭乗しています。
劇中では流石Q課が手掛けただけあってをほぼ原形ないほどに改良が加えられ(このサイトを観るまで把握できてませんでした)、またメーター左側には赤・黄・青の3つのボタンが用意されています(赤はブーストっぽいですがそれ以外は未だ把握できてません)。
スペクターのエミリオ・ラルゴ(原作である『サンダーボール作戦』にも登場)の手下であるファティマを追うにあたりトラック荷台下の隙間をスライドしたり階段を昇り降りしたりした末にトンネル内で足掻くも敵のトラックの荷台に追い詰められますが荷台の中で180度方向転換しホイルスピンさせて加速、それから荷台が閉まる前に抜け出します。
そこから再びファティマを追うも追手が攻めますがブースト加速を用いて脱し、それから再びブースト加速で埠頭を乗り越え逃げた先に向かいますがそこで罠に引っ掛かってボンドが床に倒れバイクの方はそのまま壁にぶつかりました。

寧ろ敵の方がクルマを取り上げるにはいいかもしれません。
ファティマは1983年式ルノー・5ターボIIに搭乗していました。当時のWRC参戦車両の普及版である高性能車ですが、観たところオナトップかそれ以上に厄介(あと最期がある意味とんでもない)な女なのでこういったクルマが合ってるのかもしれません。
劇中では屋敷に向かう際にだけ用いられていますがチェイスシーンとあって性能がもろ発揮されています。あとほとんど無傷なので『美しき獲物たち』の11のような酷い扱いはされずに済んでます。

追手の方は1975年式プジョー・604と1974年式シボレー・カマロに乗っていました。どっちかといえば前者の方がボンドバイクを小突いたりトンネル内で追い立ててたりと活躍していた感はありますが最終的にボンドがブースト加速を用いた際に急ブレーキをかけて2台玉突きとなり横転していました。

まあ大体こんなところです。25作目が制作されることになったら何が使われるか楽しみですが個人的にはG-TECH SPORTSTER GTあたり観てみたいものです。

まあ完全に自分の嗜好なので聞き流していいとして現実的にはアストンマーチンの新型車両あたり出てきたらいいと思いますが悪く言えば「呪縛」になるのでこだわる必要もないでしょう。
余程のことがない限りどういう選択になっても自分はあまり文句はないので。
(2020年9月6日追記)
外れました。まあ当たるとは思ってなかったですが。
Posted at 2015/12/05 18:00:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | 劇中車 | 日記
2020年05月24日 イイね!

『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』主要登場車種まとめと感想(ネタバレ含む)

『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』主要登場車種まとめと感想(ネタバレ含む)2019年8月3日に観てきたのでそちらのまとめを。正直全部は把握しきれていないので取り敢えずわかる奴を書きます。

デッカードの愛車として用いられているのは青の2017年型マクラーレン・720S(つまり英国車)です。
先代型であるMP4-12C、650Sがディヘドラルドア(斜め方向に開くドア)だったのと違い、バタフライドア(こちらも斜め方向ですがドアがルーフにまで及んでます)を採用していることから1993~1998年まで同社から販売されていたスーパーカー・F1を彷彿とさせるのはエモいところです(しかも車名の由来でもありますが720馬力!)がそれはさて置き、作品ポスターの他に劇中ではホブスの生活と対比されるオープニング、CIAロンドン支局に向かう時の他に、その後のエティオンの一員との交戦から逃げるにあたってはデッカードの妹であるハッティと本来乗せる予定のなかったホブスを乗せながら(なお前述のF1なら3人乗りに対し720Sは2人乗りなので本来定員オーバーな上にホブスの図体を考えるとよく乗れたな感がありますw)歩道に乗り上げたりホブスが窓から腕を出して追っ手を掴んで柱に叩きつけたりトラックの荷台の下をくぐったりブリクストンを跳ね上げたり健闘しますがタイヤを撃たれパンクしてボディを路面に引きずる事態にまで陥って乗り捨てることとなりました。もったいねえけど仕方ないね。

その後、隠れ家であるバーに向かいますが、そこには2016年型マクラーレン・570Sと1966年型MG・MGB GT、1996年型ローバー・ミニクーパーが置いてありました。
いずれも英国車ですが、うちミニはデッカード曰く「昔使った」ようです。
そう言えば『ICE BREAK』と同じ監督だったし、ステイサム氏とセロン女史も出てたなあ。

因みにオープニングでホブスが乗っていたのは1981年型フォード・ブロンコでした。

ブリクストンの愛機に用いられたのは黒のトライアンフ・スピードトリプル(こちらも英国車。『マトリックス』『ミッション:インポッシブル2』でも用いられたスポーツモデル形式のオートバイ)をベースにカスタムしたもので、運転者なしで自走できたり、変形して荷台の下をくぐったり、壁走りしたりとなかなか有能でエモい仕様が劇中ではうかがえました。

アンドレイコ博士は1985年型メルセデス・ベンツ・200が愛車のようです。
劇中では発信させようとしたら車両の前にブリクストンの姿がありました。怖えよ地味に。

マダムMのもとに赴く際には黒の970型ポルシェ・パナメーラが用いられていました。

それ以外ではサモアにおけるホブス家VSブリクストン軍団においてトラックが数珠つなぎになってヘリコプター上昇を防ごうとしていましたが、車種は把握してないです(誰か詳しい方おられたらご教授を)。

感想としては、本作も「昔の路線も好きだが今の路線も好きだし乗れた」って感じです。ぶっちゃけそれだけの感想で十分かもと(なんだかんだ言って楽しかったので)。

そこらへん詳しく語れる気はしないもののまあ一通り書いてみようと思いますがその前にデッカードに関して。
やはり6作目ラスト(3作目中盤)でハンを殺した張本人である以上何らかの報いは受けたほうがいいと思います(9作目でショーンに思いっきり殴られるとかあってもいいんじゃと思いますが、デッカードの能力を考えると無理でしょうし、3作目の件はD.K.に非がないわけではないことは念頭に置いた方がいいでしょう)が、そうはいっても(幾ら8作目で成り行き上娑婆に出たとはいえ)7作目で監獄行きになってますし、そもそもとして弟の復讐によるところがあるので「まあ、兄貴の立場からすればおかしくはないな」とは思います(ただ、6作目のオーウェンの「兄貴は家族より掟を重視する」を真に受ければ矛盾があるような気はします)。また、8作目ではエレナの遺児をベビーシッターもこなしながら救出に動いているとか、母親にはかなわないとかでどこか愛嬌はあったように感じます。そういうわけなので自分としては「悪い印象もあるけどいい印象もある」感じです。ましてや7・8作目にも言えることとして「ステイサム氏のアクション」「ホブスとデッカードの掛け合い」に重きを置くならそこらへんがノイズにならずに済むかもしれません。

そういったある種の「いい面」は本作では前面に出まくってたといえるでしょう。
特にホブスとデッカードの良くも悪くも対照的な関係はわかってはいたもののやはり面白いです(そして「この人たちやっぱ喧嘩するほど仲がいいってやつだよね」と)。そしてそれ以外にも、ホブスが自らの父親のしでかしたことを告発したことで兄のジョナをはじめとした家族(母除く)から恨まれていたことや、デッカードがMI6から追われる羽目になったのがブリクストン(後述)の所為であると語られていたのは個人的には「マジか」と思いました。
それでもサモアのアレは「筋肉式サマーウォーズ」と形容した人がいたのもうなずけるほどのものでしたw(しかもあながち間違ってないから困ります)

イドリス・エルバ氏演じるブリクストンは良くも悪くも「悪のヘイムダル」感が個人的には強かったなあ(少なくとも4作目までのと比べれば普通に脅威)と思います。「まあ、あの二人相手が多分勝つでしょ」感はぬぐえませんでしたが、それでも先読みできるものだから最終的に「ミック・ジャガー作戦」(一方が殴られてる間にもう一方が殴る)でもやらない限り勝てないのでやっぱ強いなと。あとはバイクの変形具合が( ・∀・)イイ!!
最終的にはエティオン側に処分されてしまったのは何とも気の毒ですが…後の展開を考えると後のシリーズにエティオン登場するんじゃないかと。
前作のサイファーの件も解決してない感はあるのでもしかしたら手組むんじゃ。

吹替の方は小山力也氏と山路和弘氏はもちろんのこと沢城みゆきさんや山寺宏一氏まで参画していますが、いやはやまさか山寺氏までワイスピ入りするとかすげえ(小山氏の時点ですでに…ですが)。
あと、ケビン・ハート氏演じるディンクリー役に勝杏里氏が登板されていますが、彼は過去作でも端役で登板されているほか、シリーズ初のアニメ作品である『スパイ・レーサー』では重要な役柄で登板されていたりします。
あとはライアン・レイノルズ氏演じるロックがほぼデッドプールのノリで吹きました(吹替も加瀬康之氏でしたし。これが実現したのはリーチ監督が『デッドプール2』を手掛けていた関係もあるのかもしれません)。まあエンドロール後を見るに普通に強いようですし(後のシリーズに出てきても遜色ないようなと思わんでもないです)、『名探偵ピカチュウ』『6アンダーグラウンド』でもノリは軽かったですが。
飛行機内のディンクリーのくだりはなくていい気もしますが、まあ彼も移動手段提供という意味では全く役立たずじゃなかったですから。
Posted at 2020/05/24 14:26:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 劇中車 | 音楽/映画/テレビ
2020年05月09日 イイね!

『ミニミニ大作戦』登場車種(ネタバレ含む)

『ミニミニ大作戦』登場車種(ネタバレ含む)『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』を観ながら「『ミニミニ大作戦』観ないとなあ」と思い立ち1969年版、2003年版ともに観たので書こうと思います。

まず1969年の方から。
作品としては元々が低予算作品だとか60年代という時代ということもあってか良くも悪くもばかばかしく思えるような描写が拝めるのは素晴らしいといえるでしょう。
それでいて監督がカーアクションに拘りかつ原題が『The Italian Job(イタリア人の仕事)』で「イタリア警察の後手後手ぶりを皮肉ってる」作風にもかかわらずイタリア当局が撮影に全面協力したおかげもあって終盤のトリノ市内でのカーチェイスが普通に見ごたえありました。しかも車をピンからキリまで惜しげなく潰していく感じなので勿体なく感じる一方でよくぞやってくれたという想いもあったりします(潰さんほうが個人的にはいいですが、それでも惜しげなく潰すのは「妥協しない気概」ともとれるのでこれはこれでいいと思う口なもので)。
ただ、本格的活躍は終盤なのでミニクーパーの疾走だけが目当てなら我慢が必要かもしれません(自分は他の要素も楽しんだので問題なかったです)。

あとは当時30代だったマイケル・ケイン氏が若々しいのなんの(壮年になってからの活躍しか知らないもので)。
彼が演じるチャーリーの惚けたキャラもまた魅力の一つといえるでしょう。

そんなわけで登場車種について。
作品と関係ないネタも出しますがご容赦を。

言わずもがな最大の主役は赤、白、青のユニンジャックカラーの1967年型オースティン・ミニクーパーS 1275といえるでしょう。
最初の練習段階ではなかなかうまくいかない様子がうかがえましたが、本番では奪った400万ドルを乗せた後で現代の日本国内の軽自動車規格(全長3,400 mm以下、全幅1,480 mm以下、全高2,000 mm以下)を下回る全長3,051mm、全幅1,410mm、全高1,346mmという小さい車体で渋滞をものとせずトリノ市内の建物やアーケード街を横切り、ビルを飛び越え、下水道をくぐったり…を経てバスに乗り入れ、そこで金を回収したのちに峠で谷底に落として処分しました。
世界的にはこのいわゆるオールドミニといえばこの作品なのかもしれませんが、そもそもとして起用されたのは60年代英国を代表する車というのもあるそうです。
そして1959~2000年までの間さほど外観を変えず生産・販売されたのはそれだけ魅力があったのかもしれません。日本でも『シティーハンター』シリーズで冴羽さんの愛車になってる等してるぐらいですし。

冒頭、峠道を疾走する長回しのシーンではオレンジの1968年型ランボルギーニ・ミウラP400が登場していますが、トンネル内で重機に潰され爆発の挙句傾斜に落とされ粉々になって川に流されていました。
後継車種であるカウンタックなどと共にランボルギーニ屈指の名車の一つともいえるだけに何とも勿体ない使い方ですが、それだけになんとも豪快です(それこそ先述した想いもありますし)。

チャーリーが娑婆に出た後に引き取るのはシルバーの1962年型アストンマーティン・DB4コンバーチブルです。
その後もローナが乗って移動したり、ピーチ教授勧誘の際に女性をたくさんのせていたりしていましたが、峠道でのマフィアの襲撃で先述のミウラ同様の結末をたどることとなります。
アストンマーティンといえばDB5の印象が強いですが、こちらはこちらで美しいのでええなあ、と。

また峠道での襲撃ではジャガー・Eタイプ(オレンジの1961年型ロードスターと黒の1962年型クーペ)も登場していました。この2台も重機で潰されましたが谷底には落とされていませんでした(それでも廃車だろうなあ…)。
ロードスター仕様がメジャーな気がしますが、クーペもかっこいい(ただ、1971年以降のは)しS30型ダットサン・フェアレディZやトヨタ・2000GTももしかしたら無意識にその影響を受けたのではと個人的には思ってます。

400万ドル強奪作戦に於いてミニクーパー3台以外に用いたものとして裏道を使って渋滞をものとせずに輸送車を襲撃する際の1965年型ランドローバー・シリーズIIa 109があります。

イタリア警察のパトカーとして1963年型アルファロメオ・ジュリアTI(言わずもがなイタリアの国産車。補足するならフィアット系列)が用いられていましたが、ビルを飛び越えられず、建物の屋根で追い詰めたと思いきやまんまと逃げられ、下水道を抜けたらクラッシュして川流れに会う、など散々でした。

チャーリーらを追うマフィアが乗っていたのは黒の1967年型フィアット・ディーのクーペ2000でした。
最終的には渋滞に引っかかって身動き取れずとなっていました。

ミニクーパー3台を回収したバスは1964年型ベッドフォード・VAL14ハリントンでした。
なお、最終的には谷に引っかかって動かなくなる落ちになっていました。

次は2003年版について

1969年版でも感じたことながら、偶然かもしれませんが『ワイルド・スピード』シリーズも『MAX』以降の作風は半ばこんな感じだったよなあ、と観ながらふと思ったりもしました(2作目もややその様相はありますが4作目以降ほどではないでしょう)。
もしかしたらワイスピの後年の作風は『ミニミニ大作戦』の影響を無意識に受けていたのかもしれませんが、確固とした証拠はないので飽くまでも完全に自分の推測ということを強く念押ししておきます。
ただ、8作目の監督がF・ゲイリー・グレイ監督でジェイソン・ステイサム氏とシャーリーズ・セロン氏が共演してるとか、スピンオフではステイサム氏演じるデッカードが「昔ミニ使った」と発言してたりするので全く関連がないとも言えないでしょう(尤も作中に登場してたのは古い方であり2003年版で用いたのは新しい方なので細かいことを言えば異なりますが、それでもあの台詞はGJです)。

1969年版と比べるとアクション方向に力を入れかつ「何のためにやるか」のテーマで進めてた感があります(ピンク・フロイドの『マネー』のカバーが用いられていたのも「単に金のためだけじゃねえ」ってことでしょうし)。
どうあれ、1969年版同様深く考えず気楽に観るのがいいでしょう。
あと余談ですが、1969年版は動画配信サイトになかった一方でTSUTAYA京橋店でDVDを見つけて観ましたが、2003年版は同店舗に置かれておらずnetflixで観ました(U-NEXTでも確認のため観ましたが、こちらは吹替版がないようなので注意)。

そんなわけで登場車種について。

主役はもちろん赤・白・青のミニですが、本作では青・白がR50系BMW・ミニクーパー、赤がR53系BMW・ミニクーパーSとなっています。なお、青はチャーリーが、白はハンサム・ロブとレフト・イヤーが、赤はステラが用いていました。
90馬力の通常仕様を116馬力に出力向上させたのがクーパーでそれにスーパーチャージャーを装着し163馬力に出力向上させたのがクーパーSですが、外観としては給油口(カバーがあるのがクーパーで、カバーがなくキャップ丸出しなのがクーパーS)とマフラー(右1本出しがクーパーで、真ん中2本出しがクーパーS)の差異があります(違ってたらすみません)。
標的である邸宅へ金塊50億円分奪還にあたって幅183cmの廊下をくぐるために小さめの車両を使うのがいいと考えミニ(全幅1690㎜)を用意しコースを作って練習→コンディションに合うよう改造を経ていざ実践!…のつもりがいざ現場に行ったら隣家のパーティによって計画を変更し、ぶっつけで輸送車を襲うこととなります。
そして階段を降り、ホームを疾走して線路に降り(ロブの個体は地下鉄にリアを接触していましたが無事線路に着地)指定場所で輸送車(爆弾で道路ごと落とし孔に看板を落としてました)の金塊を奪ってからは追手のバイクから逃げながら下水道をくぐり(1969年版と同じですが、銃弾を躱しつつという差があります)、ロブの個体がドアを開けてバイクを倒したりしていました。
その後はチャーリーの個体がヘリコプターをひきつけ駐車場で一騎打ちとなり、ローターで左部分を抉られつつも抜け出し駅で他の2台と落ち合い列車に乗せられました(1969年版と違い処分はされませんでした)。

そしてステラの愛車として赤の1997年型ローバー・ミニクーパーが用いられ、大型SUV2台の間に縦列駐車したり、チャーリーとともにメンバー全員集合の際に登場しました。
いざという時に最終兵器として登場したら…と思ったりもしましたが、たとえ少しの活躍でも登場が拝めたのがよかったです。

序盤のベニスでの仕事を終えて場を後にする際に用いられたのは1996年型イヴェコ・デイリーです。
途中、雪山で仲間のスティーブの裏切りが発覚し、スティーブの仲間が1993年型ランドローバー・ディフェンダー110で立ちはだかったことに加えてステラの父でチャーリーが慕うジョンが凶弾に倒れたことからロブの機転で湖に発信させ難を逃れますが、ジョンの命が失われることとなりました。

それから1年経ちジョンの弔い合戦でスティーブの金庫を奪うためにチャーリーはベニスのメンバーとステラを誘います。
その際、ライルは黄色のドゥカティ・748に、レフト・イヤーは茶色の1976年型キャデラック・セヴィルに、ロブは黒の1997年型BMW・840Ciに乗って集まりました(その後もちょくちょく登場します)。

なお、その際にロブが高速道路で大勢のパトカーに追われカーチェイス記録を塗り替え、刑務所にはテレビを見た女性たちからのファンレターが110通も来たという話がされていましたが、その時に乗っていたのは黒の1970年型シボレー・ノヴァでした。

また金庫奪還計画に際し渋滞状況を確かめていたロブの前にいた警官役の練習に没頭して信号が変わったのに気づかずロブにクラクションを鳴らされた男が乗っていたのは黒の1986年型クライスラー・レバロンコンバーチブルでした。

スティーブの家には清掃業者を装い1998年型ダッジ・ラムバンに乗って侵入しますが、そこでスティーブが緑の2002年型アストンマーティン・V12ヴァンキッシュを所有していることを知ったロブから「俺の車を盗みやがった」と毒づかれていました。これに関しては「ベニスの仕事が片付いたら手に入れようとしてたものをよくも…」って意味でしょう(ライルも似たようなことを毒づいてました)しオチでも反映されていますが、役者的には『ワイルド・スピードSKY MISSION』のデッカードがアストンマーティン・DB9に乗ってたのを思い出しました。
後のシーンでは外出するにあたって乗り付けていました。その隙に乗り込んで爆破しようとしますが、隣家のパーティによりできずステラがディナーに行ってスティーブを誘う羽目に陥りました。

スティーブが口封じに殺害した仲介人の従兄弟が乗っていたのは2002年型キャデラック・セヴィルSTSと2003年型キャデラック・CTSでした(いずれも黒。後者は『マトリックスリローデッド』の高速道路のシーンをふと思い出します)。

終盤、チャーリーの乗るミニを追うにあたってスティーブは通りすがりの赤の1995年型フォード・ブロンコを奪い追いかけていました。

全てが終わった後、ロブは黒の2000年型アストンマーティン・DB7ヴァンテージヴォランテを入手していました。
それにしても慣らし運転で速度違反とは…w(注意だけで済みましたが。なお、レフト・イヤーは豪邸を、ライルは女の服を吹き飛ばせるスピーカーを、チャーリーはステラとの人生を手に入れています)。
Posted at 2020/05/09 14:55:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 劇中車 | 音楽/映画/テレビ

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