
映画館で字幕版観た際は把握しきれてなかったので書きませんでしたが、DVD借りて吹き替え版観たのでこの機会にと。

観た感想としては、まあ観てる間は個人的にはあれでよかったなと思いました。フランクやワームガイも登場してましたしなんだかんだで楽しかったので(ヘムズワース氏の場合2016年版『ゴーストバスターズ』の例もあるのでコメディとの親和性は悪くないだろうと思ってましたが、その思いは正しかったかもと個人的には感じてます)。
とはいえ、前3作と比べてエイリアンのキャラの面白さよりアクション寄りの感はしたのでそちらへともう少し舵を切ればよかったんじゃとは思いましたが(前3作の面白さの意味はそういうことでしょうし)

あと、主演がクリス・ヘムズワース氏とテッサ・トンプソン女史であるのに加えて途中Hがハンマーを投げて応戦してるくだりがあったので『マイティー・ソー』シリーズを意識してんじゃと思いました(
まあ、腹は引き締まってましたが。劇場ではエンドゲームの翌日に観たものだからなおのこと感じてました。尤も、前者に関しては中の人の妻であるエルサ・パタキー女史が監督の前作である『ワイルド・スピード ICE BREAK』に出演してたのでその兼ね合いもあったりするのかもしれません)。

吹替版に関しては本業声優の方は文句なしでした。
特にHの場合、杉田智和氏(『スノーホワイト/氷の王国』でもヘムズワース氏の吹替を担当)が吹き替えてることもあって銀さんやジョセフ感がありましたが、「だから合ってる」感もあると思いました(マーベル作品の影響で三宅健太氏のイメージが個人的には強いですが『スノーホワイト/氷の王国』の例もありますしやっぱ合ってるなあ、と)。どちらも普段はやる気がないかふざけた感じなのがいざという時はやる人間で芯は熱かったと思うので。
吉本坂46の起用に関しては当初は炎上案件になっていましたが、蓋を開ければ大体はちょい役でしたし、ポーニィに関しては斎藤さんの『SING/シング』での実績もあるので普通によかったと思いました。ていうか斎藤さん以外何処にいたかスタッフロール終わっても思い出せないぐらいでした。

問題は寧ろMを吹き替えた今田美桜さんの方かもしれません。なんていうか、下手というよりイメージに合ってない感が個人的にしたもので「緩さがより軽減された人を起用したほうがよかったのでは」と思いましたし、自分の場合はそうならなかったにしてもこちらの苦痛が本業俳優の方のうまさよりも上回ってしまう可能性はあるので安易に吹替を勧めない方がいいのかもしれません。
あとは「アクションじゃなくてエイリアンのキャラが立ってるのが観たい」人にもあまり安易に勧められないかもしれません。
本題に移ります。
シリーズ通してメーカーのプロモーション的に登場されてることもあって、1・3作目はフォード車が(但し、今回は説明は避けますがそれぞれ別車種)、2作目では公開直後に発売が開始されたW211系メルセデス・ベンツ・Eクラスが目立っていましたが、本作ではレクサス車の比率が多かったです。しかも前3作が主に1車種なのに対して本作は複数車種でしたがその辺の説明は後程。

アメリカにおいてMIB入りする前のMが宇宙人の降り立った場所に赴く際に用いられたのは2014年型トヨタ・カムリハイブリッド(北米仕様)のイエローキャブ仕様でした。
日本で言えばクラウンコンフォートやセドリック営業車みたいな感じと考えればいいかもしれません(尤も、日本でも主に個人タクシーとしてならカムリでもその前の型以降のはよく見かけますが)。

ナイトクラブで体調不良(実際はツインズが毒矢を放ったためで、これが命を奪った原因でした)を起こしたヴァンガスを乗せた護衛車両としてグレーの2017年型レズヴァニ・タンクという車両が登場していました。
この車両は今まで存在自体知らなかったなあ…。なお、劇中ではヴァンガスを乗せてHとMが見送った直後に吹っ飛んで大破しました(ツインズが爆発物を仕掛けていたってことでしょう)。

幼いころのMのもとにMIBの職員(顔は確認できませんでしたが…もしかしたらJとKだったのかもしれません)がやってきたときには黒の1983年型フォード・LTDクラウンヴィクトリアが登場していました。
実をいうと調べるまで気づいてませんでしたが…1作目でJとKが搭乗したのと同じ車種(あちらは1986年型のようですが外観に差は殆どありません)のため、一種のオマージュといえるでしょう(こういうの個人的に好きですが…それだけに気付くべきでした)。

前半でHがよく用いていたMIBロンドン支局の車両として黒の1986年型ジャガー・ソヴリンが登場しています。
冒頭のパリのくだりやロンドンでのヴァンガス接待の際にも用いられていますが、とくに後者ではドアミラー、フューエルキャップ、マフラー、リアモールなどを重火器にしてツインズに応戦していました。
ただ、最終的には大破して使い物にならずにロンドン支局駐車場に放置されて退場してしまいました。


MIBロンドン支局の車両としてはL20型レクサス・RX(多分RX450h F スポーツだったと思うので画像はそちらを使用)とUSC10型レクサス・RC F(2014~2019年までの仕様)の2車種(いずれも黒)がロンドン、モロッコ、パリで登場しています。
RXに関してはアメリカにおいて降り立った宇宙人を確保して乗せる個体もいましたが、それが先述のイエローキャブの説明の際の出来事でそれを追跡してニューヨーク支局を突き止めることとなりました。

RC Fに関しては2019年にマイナーチェンジされた仕様(こちらも黒)も後半からソヴリンの後釜として登場します。
先述の2019年以前の仕様がどうなってるかは不明ですが少なくともこちらは右ハンドル(ロンドン支局の車両なので無理もないですが、アメリカ出身のMからすれば想定外だったようでHに突っ込まれていました)で、過去作にも登場した車両同様飛行機能がついています(パリに降り立った時は冒頭のソヴリンと演出が被っていました)。
この時はHによる運転でしたが、ラストではMによって運転されていました。
なお、
ミッドランドスクエア1階にあるレクサスギャラリーミッドランドスクエアにて
公開時期に同一仕様の個体が展示されていました(様々な余裕がなかったので自分は撮りに行けませんでしたが、調べた感じだと上画像と似た感じで展示されていたっぽいです)。
覚えてる分では以上です。
ていうか他にも書きたい記事もあるので余裕作らないと…。
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劇中車 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2019/11/13 23:45:38