• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

あぶない特命係の青島/いいこまのブログ一覧

2016年11月13日 イイね!

『コマンドー』登場車種(ネタバレ含む)

『コマンドー』登場車種(ネタバレ含む)まあネタバレも減ったくれもない気はしますが。
とりあえず、個人的にはこういう突っ込みどころ多彩&荒唐無稽なんぼで力業だけで乗り越える作品は結構好きです。しかも登場人物のキャラとある種の名言のラッシュなので結構楽しいです。


ここから本題です。なお、いつもよりネタに走っています。

序盤の元コマンドー部隊隊員狩りの際、元グリーンベレー兵士のクックがキャデラックのディーラーで「一番気に入ったのは…値段だ」と黒の1985年型セダンドゥビルに乗ってそのまま店員のホレッサをひき殺しディーラーを後にしました。うん、これなら高級車のそれも新車をタダで乗れるな。なお、作中ではその後登場してません。
余談ですが、ホレッサが「車はアメリカで生まれました。日本の発明品じゃありません。我が国のオリジナルです」とクックに述べてましたが、実際はアメリカではなくフランスみたいです。尤もそれは蒸気自動車の話であってガソリン車なら大体の人が突っ込んでるようにドイツですが

主人公で元コマンドー部隊指揮官であるジョン・メイトリックス大佐のマイカーとして水色と白のツートンの1973年型シボレー・K5ブレイザーが登場していました。作中では元同僚のベネットとその愉快の仲間を追うにあたり使おうとするもエンジンが外されていました(結構時間がかかるものなのだが…)が、押し掛けて位置エネルギー車にして追いかけます。が、最終的に横転・炎上しました。

その後死んだはずがトリックで実は生きていたベネットに麻酔弾を撃ち込まれた末に拉致され空港に連れていかれた際には黒の1975年型メルセデス・ベンツ・280SEが用いられていました。やはりアリアス大統領が10万ドルポンとくれたのを元手に買ったんだろうなあ…。ちなみに1985年時点は1ドル200~263円らしいのでそれを考えると釣りは来たのかもしれません。
あと余談としてこのシーンでは例の「I'll be back!」のセリフが聞けます。

のちに大佐と行動を共にする客室乗務員のシンディの愛車として赤い1964年型サンビーム・アルパインシリーズ4が登場しています。ただ作中では飛行機内で死ぬほど疲れているエンリケスから逃げたメイトリックス大佐がコマンドー部隊指揮官時代の同僚であるベネットに雇われたサリーを追跡するにあたりシートを引っぺがされるわショッピングモールでのいざこざのあとにメイトリックス大佐に勝手に持っていかれるわ通行車両に当ててしまうわサリーの車(後述)と接触するほどのカーチェイスをするのにシンディも巻き込まれるわ最後は電柱に激突してお釈迦になるわ…そりゃシンディが「今日は厄日だわ!」と愚痴るのも無理もないですw
なお、過去記事でも述べたように青いのなら『007 Dr.ノオ』にも登場してましたがそれが関係してるかは不明です(多分それと関係なくアメ車らしい外観でいてコンパクトだからという理由でしょう)。

そのサリーは黄色の1969年型ポルシェ・911タルガに乗っています。
やはりベネットからもらった金で買ったのでしょう(なので札束は多いでしょうが小銭は少ないようで)がとりあえず作中ではショッピングモールに向かう際に用いられた後そこでメイトリックス大佐につけられていることに気づいて急いで逃げそこで先述のカーチェイスに発展します。その後山道でメイトリックス大佐が何度かぶつけた挙句斜面で横転させられますがそれからサリーを「最後に殺す」とした約束を反故にして「あれは嘘だ」と放してやった後で元に戻しクックのとまっているモーテルに到達するまで足車に使いました。

そのモーテルでシンディから「2人ともやりすぎ」と評されるほどの激闘の末にクックを倒した(厳密には事故死ですが)メイトリックス大佐は「奴には要らん」とクックの愛車である水色の1976年型キャディラック・エルドラドに乗り換えます。何ていうかクックは本当にキャディラックが好きだったのだろうかw
作中では同車の中から小さい航空会社の情報を見つけたほか、大佐が警察に確保された際にシンディが護送車に横付けした後ロケットランチャーを取り出して護送車に発射していました。

覚えてる分には以上ですがほかに自動車が絡むシーンもなかったと思いますし、もう書くことはないでしょう。
まあ「書かないといったな、あれは嘘だ」ってなるかもしれませんが。
Posted at 2016/11/13 18:21:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 劇中車 | 音楽/映画/テレビ
2016年11月06日 イイね!

『デスノート Light up the NEW WorLd』登場車種について(ネタバレ含む)

11月5日に観てきたので(余談ですが『GANZ:O』『インフェルノ』『ボクの妻と結婚してください』等まだまだ観たい作品が多いのが悩み…)。

単刀直入に言って「デスノートっぽいけど所々引っ掛かって別物」って感じでした。それでも嫌いではないですし『L change the WorLd』よりかはマシだと感じる(と言っても好きな点はそれなりにありますが)のが自分の本音ですが、アレでは頭脳戦じゃなくて翻弄される愚かな人々の図の気はします(それはそれで楽しいのですが)し論理的に合わない点や、原作をなまじ知ってるだけに松田、月、リュークといったキャラの扱いが酷いとも思えました(海砂の場合「まあ、月にべた惚れだったこの人だったらこんなことやりそう」と感じました。でも序盤の状態のままの方が良かった)。
死神のアーマはレムの劣化版と言われればそれまでですが何となく好きですし沢城みゆきさんの声でマスカットをかじるのは個人的に合ってたかと思いました。ペポは…チョイ役すぎて松坂桃李さんの無駄遣いの気がw
とりあえず、そう思ってる方には申し訳ないですが自分にはこれが良作とはとても言えません。あとエンドロール後の台詞は…いかんでしょ(一応理由付けはなされてますが、観客に対して酷だろと)。

ここから本題です。

デスノート対策本部(旧・キラ対策本部)特別チーム捜査官でデスノートに関する情報に詳しい三島創の資料によると本編1年前に失踪した魅上照の愛車は黒のZN6前期型トヨタ・86のようです。
偏見で恐縮ながら86に乗ってる検事ってなんか若々しいです。後期型を拝みたかったですがまあ2015年の出来事なので期待するのは野暮ですからね。
ただ登場するのはそこだけで失踪の際に山中で乗り捨てられて出番終了です。それでも「まさか拝めるとは」って感じではあるんですけどね。
余談ですが、魅上が「検事」「デスノートに狂わされる」という設定は他媒体同様ですが、決定的に違うところとして月の遺児の保護者となるも、デスノートの重圧に二人とも潰れされた挙句に彼は三島に射殺されてしまいます。
個人的に「この登場のさせ方はデスノート関連の媒体で最悪なのでは」と感じます。アニメ版やドラマ版のある種の壮絶な結末とまではいわないけどもっとこう…あったでしょう。

10年の間に売れっ子女優となった弥海砂は銀のX100系ジャガー・XK8クーペを愛車としているようです。新車価格で959万~1340万3000円ぐらいするそうなのでマジで売れっ子なんだろうなあ…(ただ型落ち車ですし中古価格だと88万円ぐらいらしいのであまりバロメータにはならないかもしれません)。
上記の86と比べるとそこそこ登場しており地下駐車場に海砂が戻ったときに運転席ダッシュボード上に折り紙(因みにああいうのは折るのが難しいらしいです)が置かれそして後部座席にサイバーテロリストの紫苑優輝がキラの使いの名目でおりそして海砂に月が生きてると唆し誘おうとしていたほか東京ニューシティーホールでの二代目竜崎と紫苑の取引の場に赴く際にも乗り付けていました。
また対策本部の車両として

黒のV35型日産・スカイライン

黒のS210系トヨタ・クラウンロイヤル

銀のX130系後期型トヨタ・マークX
が序盤や紫苑のアジト、東京ニューシティーホールに向かう際に登場していました。

二代目竜崎の愛車としてはマットブラックのドゥカティ・ディアベルが登場してます。なお、車名はエミリア・ロマーニャ語ボローニャ方言で「悪魔(イタリア語ではディアボロ)」という意味なので死神が登場する本作にはある意味打ってつけかもしれません(まあ、悪魔と死神は別物ですが)。
実はこれを目当てに観たところもあります(まあ、二輪には疎いですが…)しちょこちょこ登場した時に「なにこれかっこいい」と感じてました。しかも二代目竜崎の黒基調のファッションを考えるとマットブラックだと凄く合うのなんので。
それは兎も角として東京ニューシティーホールでの取引前に持ってくるデスノートが本物か確認させられる際に主に用いられており、途中検問に引っ掛かりそうになるも切り抜けています。

他に白のリンカーン・ナビゲーターが紫苑の移動車両として用いられていました。
高級SUVを持ってるあたりこいつ儲けてんだなあ…。あと紫苑のファッションは二代目竜崎と対照的に白基調なので妙に違和感がないです。

本題は以上なのですがついでにデスノート後編も(前編は把握できてません)。

ワタリと初代竜崎は緑のジャガー・Mk2を移動車両に用いています(勿論ワタリの運転で後部座席に初代竜崎)。なお、月を対策本部に送る際にも用いられていました。

また高田清美の愛車として赤のシトロエン・C3が対策本部の罠でさくらテレビに誘き寄せられる際に登場しています。途中白バイ隊員に停められてましたが死神の目を持っているためあっさり殺しました。

原作・アニメ版・ドラマ版は把握できてないので省きます。
Posted at 2016/11/06 15:43:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 劇中車 | 音楽/映画/テレビ
2016年11月03日 イイね!

「ロバート・ラングドン」シリーズ登場車種

「ロバート・ラングドン」シリーズ登場車種シリーズ3作目の公開記念ということで。まあ、『インフェルノ』は未だ観られてないですが(執筆時点で地上波放送されてた『天使と悪魔』を観終えた後だったので)。
原作はダン・ブラウン氏のミステリ推理小説(なお、『ダ・ヴィンチ・コード』と『インフェルノ』の間に『ロスト・シンボル』が執筆されており、こちらも映像化計画がありますが実現していません)で、自分は原作未読なので何とも言いかねますが耳に入ってる評価を聞く限りではその時点から描写などの点で香ばしさを含んでおり(原作はブラウン氏曰く事実に基づいてるとのことですが仮説の一部は2016年10月時点では史料不足もあって確証が持たれていないそうです)それは映画版でも大体同じようです(そのうえ原作は『天使と悪魔』が1作目なのに対し映画版だと同作を2作目とし1作目は原作2作目である『ダ・ヴィンチ・コード』にしてることから『天使と悪魔』の方は脚色が加えられています)。かくいう自分でも「もしかしたらガチかもしれんが半ば陰謀論じみてないか」と話半分に思ったぐらいなので。
とはいえ個人的には前述の想いを抱きつつも「へぇこんな仮説もあるのか」「仮説の信憑性は兎も角としてそんな法があるのか」って感じですしロン・ハワード監督の手腕なのか結構面白かったですけどね。ただこういった分野への興味のある人や自分みたく「突飛でも別にいいもん」って人じゃないと真面目に観るのは苦行になることでしょう。
あと、「ある意味で人間って怖え…。途中から誰を信じればいいのかわかんなくなったよ…」ってなりました。

ここから本題です。まずは『ダ・ヴィンチ・コード』から

宗教象徴学専門の大学教授であるロバート・ラングドンが冒頭の殺人事件の被害者の孫娘であるソフィー・ヌヴーと共にルーヴル美術館(なお、被害者は同美術館館長)から逃げる際にシルバーの2003年式スマートフォーツークーペを用いて追ってくる警察から逃げていました。
2人乗りマイクロカーの先駆的存在でボディサイズが小さいこともあってトラック2台の間の狭い間隔を掻い潜り、追うパトカーが通過できず手を拱いてたのは割とツボです。
まあ、その際に助手席側のドアミラーが破損しましたし最終的に乗り捨てましたが(『エクスペンダブルズ2』でも散々な使われ方してたのをふと思い出しました)。つーかバックで逃げるって結構あぶねえ! 半ばしょうがないところはありますしカーアクションは自分の好物なのですが、通行人とかお構いなしだったらちょっと考えてしまうところはあるので(別作品で恐縮ですが『SCOOP!』も実をいうとそこは引っ掛かったんだよなあ…)。

シオン修道会メンバーのアンドレ・ヴェルネのもとをラングドン教授とソフィーが訪れるもラングドン博士が事件の犯人と踏んで追うベズ・ファーシュ警部が迫ります。その際ヴェルネは黒の1996年式メルセデス・ベンツ・Vario(理由不明ながら日本未導入だったのではじめはわかりませんでした)に二人を乗せ匿います。
ところが匿った後、実は遺品を狙っていたヴェルネが本性を現し(なお、原作ではそういったことはなさそうです)窮地に陥りそうになるもなんとか彼を倒しそれから同車に乗って旧友で宗教史学者のリー・ティービングの邸宅に向かいます。その後は警察や事件の真犯人でオプス・デイ(なお、実在する組織ですがカルトではないことに注意)に属する殺し屋のシラスという男が現れたこともあり邸宅敷地内でそのまま乗り捨てられています。

ティービングの邸宅に辿り着いた警察の追手からラングドン教授・ソフィー・ティービングと彼の執事であるレミー・リュガルテが逃れるにあたりグレーの2002年式ランドローバー・ディフェンダー110を用いていました。
オフロード走行に長けてるだけあって森林の生い茂る山野を突っ走り舗装路に逃げることができるのはディフェンダー様様です(追う警察は捜査車両がオフロード走行に向いてないこともあり取り逃さざるを得ませんでした)。あと英国への造詣を考えるといい選択です。
それだけに現実において各国の軍用車両や警察、消防車両に用いられることもありますが衝突安全基準や排ガス規制への対応が難しかったとはいえ生産終了が惜しまれるクルマです。

その後ロンドンに辿り着くも現地警察が先回りしますがティービングとリュガルテの機転で逃れます。
その際ラングドン教授とソフィーは黒の1979年式デイムラー・DS420リムジンの後席レッグスペースに潜んでいました。窮地を脱した後「後部座席はどうだ」とティービングに冗談交じりに訊かれていましたが、まあ幾ら上級車種でも狭いレッグスペースですからねえw

しかし警察から逃れたのも束の間でリュガルデが裏切りティービングを黒の1972年式デイムラー・ソヴリンのトランクに押し込めます。普段は無用の長物呼ばわりしてたのが皮肉な形で役立ったようです。

またソフィーの両親はブラウンの1973年式シトロエン・DS20に乗っている時にトラックと正面衝突する事故により命を落としてしまいます。

他にシラスは黒の2002年式ルノー・ヴェルサティス(傘下である日産自動車の車種との競合を防ぐために日本未導入だったのではじめはわかりませんでした)に搭乗しラングドン教授とソフィーを追っていました。

続いて『天使と悪魔』。

ローマにおいてジェンダルメリア(ヴァチカン警察)の警部であるオリヴェッティ(なお、原作ではスイス衛兵長とのこと)が黒の2009年式ランチア・デルタを足車に使っていました。立ち位置もあってか前作の登場車両と比べると頻繁に登場し見せ場もあった感がします。
なお、先代・先々代モデルと違いこの代は日本に正規導入されてないので入手しようと思っても恐らく困難です(少数ながら並行輸入はされてるそうなので不可能ではないですが)。

なお、シーンによっては黒の2005年式アルファロメオ・159がデルタと共に走行してるシーンもありました。
本作の前年に公開された『007 慰めの報酬』でもイタリア・シエナのシーンで登場してましたが、イタリアにおいてはパトカーや官公庁の車両として用いられているそうなので日本におけるトヨタ・クラウン、米国における3代目ダッジ・チャージャーみたいなものなのかもしれません。まあ、現在では生産を終了しジュリアにバトンタッチしてるのでパトカー等もそちらに移行するのかもしれませんが。

3人の枢機卿が犠牲となり、次いでバッジア枢機卿が四大河の噴水に沈められ水死させられそうになった際に実行犯が用いていたのはグレーの1986年式フォルクスワーゲン・タイプ2(この代は所謂「ヴァナゴン」)でした。
車両通行禁止区間だったためにその時ラングドン教授に同伴していた警官二人が取り締まりのため近寄りますが殺害され応援に向かった警官も同じ運命をたどることとなります。それから犯人らはヴァナゴンで逃走しますがラングドン教授は追うのを諦め噴水に沈められた枢機卿を助け出しました(終盤を観るにその判断は間違ってなかったかもしれません)。また警察側も追跡は進めていたようです。

『インフェルノ』は未見ですが観たら覚えてる範疇で書きます。
因みに原作ではラングドン教授の愛車がサーブ・900Sですが劇場版では登場しませんでした。あと、AT限定免許だそうです。
Posted at 2016/11/03 18:43:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 劇中車 | 音楽/映画/テレビ
2016年10月30日 イイね!

『ジェイソン・ボーン』登場車種(ネタバレ含む)

『ジェイソン・ボーン』登場車種(ネタバレ含む)10日に観てきました(『SCOOP!』と悩んだのですが時間的余裕でこっちにしました。まああちらも15日に観たので結果オーライ)。
作品自体に関しては個人的には十分面白かったですし、スノーデン氏による密告やギリシャの債務不履行といった現代情勢をしっかり反映してたりアクションが見ごたえあった(特に終盤はMX4Dで観たときに揺れがとんでもなくて隣の人がおーおー叫んでたほど)感がします。なるほどこれはクレイグボンドやダークナイト・トリロジーに影響を与えたといわれるのも頷けます。
ただ過去作でやり尽くしてしまったのでしょう、焼き直し感もあったので過去作と比べるとアイデア的な驚愕は薄かったです。勿論それでも結構凄いですし観終わった後「火星から生還するのを納得させるのにマット・デイモン氏は適役だった」って思ったほどですが。少なくとも「これでボーンシリーズを名乗っていいのか」と今でも思ってる『ボーン・レガシー』より悪いということはまずないだろうと感じてます(別にアレはアレで嫌いじゃないのですしアーロン・クロスが登場してたら面白そうと思ってたりもしたのですが、あまりに本家のストーリーに絡んでなかったのでシリーズとしては自分の場合マジで受容しがたいです)。
あと偶然でしょうが舞台にローマやロンドンが登場してるのを見て『スペクター』を思い浮かべ「まさか逆輸入したわけじゃなかろうな」と思ったりもしました(まあないでしょうけど。ただローマの場合マジでボンドがカーチェイスした所っぽかったです)。
しかも今年は上半期に『オデッセイ』という個人的傑作がありましたし…(極限の中でそれでも前向きなワトニー博士もですが彼を助けようとする者たちや火星でのサバイバル生活が素晴らしかったので。あとラストの芽の描写も感慨深かった)。アレに関しては『ズートピア』や『シビル・ウォー』を観るまで2016年に観た映画で最もよかったって思ってたほどに良かったのでその意味でも「アレを超えてるかと言われれば」です。
あとやはりボーンという男は孤独が付きまとってるんだろうなあ。信頼できる者は次々といなくなり周りは信頼できない者ばかりで前作がある意味希望を見出せないこともなかったのと比べると今回は先が真っ暗っぽかったです。もし続編があるなら観てみたいのですが、これで完結っぽいですし個人的にも「続きは作らない方がいいのでは」と思うところはあります(そもそも『アルティメイタム』の終わり方は個人的に切りが良かったので)。

前置きが長くなりましたがここから本題です。

序盤暫くして債務不履行によるデモが発生しているギリシャにおいてボーンとその元同僚で過去作にも登場しているニッキーが出現したことを受けて現れた追手が乗っていたのは黒のメルセデス・ベンツ・Vito(W639型に見えましたが違うかもしれません)でした。
作中においてはボーンと二手に分かれたニッキーの近くに現れピンチになるかと思いきや警官の白バイを奪ったボーンが現れ発砲しクラッシュ、その後ドアでニッキーに攻撃しようとしますがいなされました。
またロンドンでCIAの若手であるヘザー・リーがボーンを追跡している際にも白の個体が用いられていましたがバレておりCIA長官であるロバート・デューイを討伐するため協力することとなります。

またCIA作戦員でボーンに対し密告の所為で拷問を受けたことで恨みを抱くアセット(違ってたらすみません)はシルバーの6代目フォルクスワーゲン・ゴルフGTIを用いていました。描写的にMT仕様のようですが対象を追う上ではクラッチを踏んでギアチェンジする手間のかかるMTよりかはその手間のかからないDSG仕様の方が神経を使わずに済みそうですがまあ突っ込むのは野暮でしょう(そもそも突っ込んでる自分が変態なだけです)。
作中ではデューイからの連絡を受けローマからギリシャへ向かい、それからボーンらが先述のVitoの追手をいなしたのも束の間に現れ白バイで逃げるボーンとニッキーを追いかけます。逃げるボーンにあと少しというところまでボーンは追いつきますがボーンが行き止まりで右折し階段を上ったのに対応できずこちらは壁に激突してしまいました。

ボーンがニッキーの形見をもとにベルリンにいるクラッカーを訪ねた際に用いていたのは黒のB8型アウディ・A4でした。

その後クラッカーのもとを訪ねたボーンを始末するためにCIAがそこに向かう際にはグレーの4M型アウディ・Q7が用いられていました。
余談ですがこちらの記事でも述べたように『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でもQ7が登場してたのを思い出し「ドイツ系の国だとガチで使われてるのかなあ」とふと思いました。

終盤ではホテルを訪れた一般人の黒の3代目ダッジ・チャージャーを奪い、装甲車に乗ったアセットに応戦します。
車両窃盗もですがその前にもホテルにおいてアセットによる標的粛清阻止のために発砲したことに加え黒幕であるデューイのもとにむかったこともあって警察に追われ三つ巴となりながらですが、アセットを追うボーンは装甲車の突進で反対車線に追いやられます。それから暫く走ってからなんとか復帰し、ホテルに差し掛かったところでアセットの乗る装甲車に対し、『コブラ』のマリオン・コブレッティよろしく車を突っ込ませ阻止しました。まあ、大破したので元の持ち主には気の毒ですが。

とまあ確認できた分ではこんな感じです(わからなかったものも含めれば他にもいろいろありましたが)。因みに過去作の登場車種はあまり覚えてないのでやめときます。
Posted at 2016/10/30 01:26:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 劇中車 | 音楽/映画/テレビ
2016年10月16日 イイね!

『SCOOP!』登場車種(ネタバレ含む)

10月公開作で最も気になる作品のひとつでしたが同月15日に漸く観られました。ていうかまさか同日にヒナタカさんが同作のレビューをしてくださるとは思ってなかったです。
なお、原典である原田眞人監督による1984年(1985年説もあるので実際のところは不明)のテレビ映画『盗写1/250秒 out of focus』(大根監督は同作のファンらしく17歳の時に観賞して以降リメイクを企ててたとのこと)を先に観ようと考えてましたがそもそもなかなか市場に出回っていないため無理でした(観た宇多丸さんが羨ましい!とりあえず観たいと思ってる方も自分だけじゃなさそうですし関係各社は早くDVD化してどうぞ)。

作品本編に関していえば、まず観る前は予告を観て「新人である行川野火の成長」「殺人犯の顔を撮るために奔走し成功、都城静は晴れの舞台に返り咲く」の二部構成かと思っていました。しかし実際に観てみると強ち間違ってないものの「実はこの後にもう一部あって三部構成だった」と個人的に感じました。なんていうか「まあ観てて全く予想できなかったわけじゃないがまさかこうなるとは」って感じです。
違ってたら申し訳ないですが、結局のところ自分のやってる仕事がゴキブリか溝鼠以下であるのを自任しつつ(未見の他作品の名を出すのもなんですが『グッドモーニングショー』の「ワイドショーにはワイドショーの意地があるんだ!」よりこちらの方がなんというか個人的に響きます…)もカメラしか生き様がない野郎がかつての志を取り戻す様と彼に引き寄せられやがて志を継承する女の物語と言えるでしょう。ニュアンスは違えど何となく『PSYCHO-PASS』1期の狡噛と常守を思い出しました(あれも狡噛の志を常守が受け継いでましたし。ただあちらは恋愛感情とは違う物なので一緒にするのは)。そういうこともあってラストはほろ苦さは多少含むもののしかし希望のある感じでしたし、エンドロールの静と野火のやり取りはなんか好きです。
あと滝藤賢一さんは最近性悪の役が多く今回演じた馬場もそういうところがありましたが後半のキャラクタが結構好きです。なんていうか静という男がこの人好きだったんだなあ…。
なんにせよ個人的には面白かったです。ただ、展開や取り上げられる題材もあって嫌いではないにせよ好きかというと…なところは多少ありますし薦め難いところはありますが(どちらかといえば好きな方に比重が行ってますし観ようとしてる人を止める気はないです)。

例によって前置きが長くなりましたがここから本題。クルマよりヒトを追う方が楽しそうな映画ですが少なくとも1台は注目していいかと。

静が足に使っているのは中古(静曰く「新車と処女に興味ない」のが理由)のマットブラック調のW460型メルセデス・ベンツ・230GEショートボディ(所謂「ゲレンデヴァーゲン」)を用いていました。冒頭ではデリヘルと思しき女性と情事に及んでたり、その後は野火と共にネタ探ししたり(本編だけでなくエンドロールの掛け合いも込みで観ると個人的に面白いです)政治家先生のSPに追われたり(その際にはデカい図体が機敏に動いていました。個人的にこういうの好き)殺人犯の現場検証(だったと思いますが違ってたらすみません)に駆け付けたり…ある意味これも主役でいいんじゃないかと。そして終盤では静の死後カメラと共に形見分けし弟子と共に新たな現場を駆け回っていました。
なんていうかこいつをスクリーンで拝みたかったのも観た理由の一つだったりしますwまた最近のGクラスはセレブ御用達になってますが、中古主義という理由はあるにせよオフロード志向がより強かった頃のモデルを使ってくれたのは個人的にツボです。しかもマットブラック調で武骨で夜の東京に妙に合ってるとさえ感じました。

序盤、静が明治神宮野球場前でのカーセックスの後で球場からプロ野球選手の須山を追うのですが、その須山が乗ってるのは白の958前期型ポルシェ・カイエンSでした。

野火をかつての相棒だった定子から押し付けられて初めてのケースにおいてモデルの恋ちゃんが出てきたくだりでは白いAH30系トヨタ・ヴェルファイアが登場していました。
静曰く「如何にも芸能人な車」とのことでスマフォにも名前が登場してますが、偏見含みにせよ先述のカイエン共々自分も同感です。


静と野火が政治家の小田部と女子アナの桃ちゃんのホテルでの「お楽しみ」を撮影するもバレてSPに追われるくだりではSP車として黒のV35型日産・スカイライン、黒のY34型日産・グロリア(或いはセドリック)、白のE51型日産・エルグランドが用いられ一般道から路地裏、トンネルにかけてゲレンデヴァーゲンとカーチェイスを繰り広げました(この規模でやってたのは邦画だと劇場版『MOZU』ぐらいしか思いつきませんがあちらはフィリピンロケなので国内ロケだと近年の作品は『SCOOP!』くらいかもしれません)。トンネル内で「お楽しみ」撮影のために用いた花火で応戦された末にグロリアのフロントガラスに引火した袋内の花火が投げつけられそれが炸裂したことでクラッシュし静・野火に逃げられました。

松永連続殺人犯を現場に立ち会わせるくだりではグレーのE25型日産・セレナが用いられていました。

記事は以上になりますが間違ってたら申し訳ないです。ていうか結構短めに済みました。
Posted at 2016/10/16 01:05:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 劇中車 | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

「個人的には同感。頼むから面識もないストーカーに命奪われるとかみたいなこともう勘弁してくれ。
https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/202509010000572_m.html#
何シテル?   09/02 07:03
生粋の奈良県民です。 車が好きになったきっかけはバック・トゥ・ザ・フューチャーを見てデロリアンに興味を持った事です。ガルウイングドアを持つ車両はそれまで見た事...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

14年目、3.11。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/03/11 15:17:58
potofu 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/09/24 23:23:52
 
たいっつーのアカウント 
カテゴリ:その他
2023/09/01 23:52:52
 

愛車一覧

スズキ スイフトスポーツ しろうさぎ (スズキ スイフトスポーツ)
以前のハイブリッドRSグレードを手離して暫く期間を経て父が中古で購入しました(これに関し ...
スズキ スイフトハイブリッド あおふと (スズキ スイフトハイブリッド)
初めてのハイブリッドカーです。車自体は選んだのは父親ですが色とナンバー下4桁は自分が決め ...
トヨタ カローラスパシオ トヨタ カローラスパシオ
マークIIの後釜で購入しました。普通に足車として使ってましたが流石に旧さが否めなくて次の ...
トヨタ マークII トヨタ マークII
うちの父親が2001年に購入したもので(この頃僕は「仮面ライダーアギト」に嵌ってた)、運 ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation