デッドニング作業

インナーパネルについている発泡のカバーを剥ぎます。
夏を越してないクルマだからか
簡単にきれいに剥ぐことが出来ました。
同じ形に制振シートを切っておきます。

インナーパネルの開口部に合わせて吸音材を切り出します。
あまり神経質に切り抜くと設置がやっかいなのでザックリと切り抜いて
先に切り出した制振シートに貼っておきます。

アウターパネルの内側に制振シートを貼り付けていきます。
やりすぎるとドアに音が張り付いたように聴こえるのである程度パネルが鳴るように試行錯誤で貼っていきます。
吸音材もやりすぎは中音域の響きがなくなってしまいます。
完全に穴をふさぐのも低音域に影響があるように思います。
このクルマはドアの下側がなぜかドレン抜き以上に穴だらけなので少し穴を残して他は塞ぎます。

スピーカーのみ交換に比べると
定位がしっかりしてステレオ感が高くなりました。奥行きも増したようで
フロントガラスにいたボーカルがダッシュボードの上あたりにいます。
低音もタイトで速くなりましたが
樹脂のパネルにはなにも施してないので
まだ甘さを感じます。

副次的ですがドアを閉めたときの音が
まるでドイツ車のようにボフッという音になりました。