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前回動粘度などを比較したオイルの続き

どれを選ぶか？の前に肝心なコスト比較を忘れてました。

■比較対象
トヨタGR 5W-40 Touring（使用中）
トヨタGR 0W-30 Touring
トヨタGR 0W-20 Circuit（使用中）
スバル レプレイアードゼロ 0W-30
スバル レプレイアードゼロ 0W-20
MOTUL 0W-30 300V
MOTUL 0W-20 300V


ネットで検索した最安値付近のオイルを１回分の5Lに換算してみました。


こうしてみるとGRのオイルが安く見える。。。
量販店で4L+1Lを買うと1万円を超えるから一般的には高級な部類なんですけどねぇ。



高かろう良かろう理論だけで判定するとMOTULが優勝ですが、
良さげだけど高いなー！と思ってたレプレイアードゼロがMOTULのおかげで逆に安く見えてきた。（アンカー効果！）

今後のオイル選びのためにオイルの比較をしてみました。

どう伝えたらいいのか迷ったまま時間が過ぎていくので、トピックスを箇条書きで挙げていきます。
（出し惜しみしてるわけでは無いです）

気になるところがあればコメントかメッセージで教えてください。
そっちを先に何か書こうと思います。

■スーパー耐久のBRZ
・オイルは0w-40
・HTHS150℃粘度向上
・横1.6G
・デフのヨーレートと舵角の解析（イニシャル比較）
・フラットシフト、オートブリッピングあり

■オイルの片寄り解析
・水平でのオイルレベル
（タイミングチェーン側残留オイル、エアレーション込み）
・エンジンCAD図傾けてオイル＆ストレーナ検討（0.9G想定42度）
・傾けたエンジンを回してオイル片寄り確認（オイル窓付けて目視）
・シミュレーションと比較

■右コーナの油圧低下
シミュレーションで解析
・偏ったオイルはＧの入れ替りで右バンク→左バンクへオイルパン素通り
・逆効果なバッフルプレート形状
・タイミングチェーンカバー側まで縦のバッフルプレート追加したらほんの少しだけ改善
・実機でも確認（富士スピードウェイ）


記憶を頼りに書くとこんな感じです。
何か書くと言ってもメカ的な知見は殆ど無いので書いてあることを右から左へレベルになると思います。

気になる人はメルカリなどで出てきたのを読んだ方が早いかも。
※紙の冊子のみでPDFはないようです（非売品）

オイルの片寄り、バッフルプレート、油圧の話が載ってました。

オイル窓付きのエンジンで油面を確認した結果とシミュレーションの比較も。（仮説と検証）

コレを読むと
選んではいけないバッフルプレートの形状も分かるような…

どう解釈すべきか迷っていた
右コーナでも何故か油圧が落ちない事があるのも説明がつくような気がする。

著作権の都合上、転載できないので
自分のデータの考察として触れていこうと思います。

この冊子の存在を教えてくれた方に感謝します。


追記2025/01/03
スバルのホームページでPDF版が公開されてます。紙を手に入れなくても読めるようになりました。

年末の鈴鹿南で１分切ったと言ったな…



…あれは嘘だ（切ったけど）


実はオートクラフト京都さんの試作版トラクションコントロール（ECUTEK追加機能）に助けてもらいました。

ベストから-0.5秒


コーナーの立ち上がりでタイヤが空転するかしないかのギリギリを綱渡りをするといつも綱から落ちてロスしてましたが、

トラコンはギリギリを渡りきってくれました。



トラコンを超えられるように練習しようと思いました。