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2024年06月29日 イイね!

右コーナ対策用オイルパン

右コーナ対策用オイルパンアメリカのYouTuber 900BRZさんとVerus engineeringさんらが開発している横G対策のオイルパン最新情報が出てました。

・バッフルプレートもセット
・純正のエキマニ(遮熱版無し)でフィッティング検証

気になるのはエキマニとオイルパンの距離の近さ
油温大丈夫??
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コメント欄にこんな回答が出てた。
 油温より油圧の方が致命的だぜ。
 遮熱シートなどを試す。
 オイルクーラーは有効だ。

遮熱版を外した純正エキマニ前提の設計という情報は出てたけどここまでビタビタとは…
もしかするとオイルクーラーありきのオイルパン?
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もう一つ気になるのは、HKSなどの社外エキマニとのフィッティング。
恐らくこれを買った人(アメリカ)がアメリカの掲示板とかで共有するところから情報が出始めるんでしょう。

900BRZ氏の動画で試作版の油圧が出てましたが
タイヤがそれ程ハイグリップでない&セミウェットなので横Gが微妙に出てない。

できれば71RSとかSタイヤクラスのドライの横Gの結果を知りたいとこと。
発売までに左1.3G以上→右1.3G以上の切り替えしのコーナーのデータがでてくるといいんだけど。


発売されたら即買いだ!

と思ってましたが
下記がはっきりするまで様子見かなぁ
・高Gでの効果
・金額
社外エキマニのフィッティング
・油温への影響

そういえば
純正オイルパンで6.5Lなんて量を試してる人が居たけど何Lまで大丈夫なんだろう?
ちょろっと白煙吹いたから6.1Lで止めたけど。
Posted at 2024/06/29 22:42:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年06月23日 イイね!

測る場所次第で高回転でタレるように見える理由

測る場所次第で高回転でタレるように見える理由こんばんは。
油圧おじさんです。

エンジンブロック直で油圧を測った際に高回転で油圧がタレてくるように見える理由を実データどシミュレーション結果から考察してみました。

このブログを書くきっかけになったのは同じくエンジンブロック直で油圧を測ったあばらくんさんのブログ(A20のオイル供給能力について)です。
FA24でも同じなの?ととても気になってました。

■先に結論
エンジンブロック直で油圧を測った場合は、
 エンジンのリリーフバルブ(油圧ほぼ一定
  → 中間径路の圧損
  → 計測ポイント

となり流量が多い高回転圧損が大きい高粘度(または低温)で特に下がって見えるのではないかと思います。

この図の黄色い径路あたりが中間径路。
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以下今回の結論に至ったデータとシミュレーション結果です。

■油圧センサの場所
今回は下記の2か所で測った結果を比較します。
対象のオイルはGR0W-20CircuitとGR5W-40Touring

フィルタにサンドイッチブロックで測る方法。
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スロットル付近のエンジンブロック直で油圧を測る方法。
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取付方法はこちら
0W-20で測った波形の違いはこちら


ちなみにエンジンブロック直で油圧を測ると波形がギザギザになるのも油圧(油量)消費が変動した際にそれを吸収するリリーフバルブが径路の手前にあるからその影響がダイレクトに出ているだけなんだろう思います。(この部分は今回のシミュレーションでは検証してませんが)
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■実データ
横軸rpm
縦軸油圧(100kPa)、線は平均値

0W-20@オイルフィルタ
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0W-20@エンジンブロック直
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5W-40@フィルタ
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5W-40@エンジンブロック直
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■平均値の比較
フィルタ部分はレブリミットまで上がり続ける。

0W-20@フィルタ vs エンジンブロック直
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5W-40@フィルタ vs エンジンブロック直
硬い5W-40の方はエンジンブロック直が若干垂れてるように見えなくもない。
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全部
0W-20@フィルタ vs エンジンブロック直
5W-40@フィルタ vs エンジンブロック直
硬いオイルを入れると柔らかいオイルより低下するなんてことはありませんでした。
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高回転側の油圧差はオイル粘度によらず約-100kPaですね。
硬い方がもっと差があると思ってました。

オイルクーラーを入れると実線は上がるけど
点線部分は下にずれるはず。
オイルクーラーの圧損でリリーフバルブにかかる圧が下がるため。


■シミュレーション
赤丸で囲った部分の油圧を測った結果が下のグラフです。

追記2024/06/24)
リリーフバルブの位置が違う!
ポンプの直後。モデル要修正
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※油圧径路の向き(下から上へ)の影響はは油圧の単位数100kPaに対して微々たるものなので無視してます。


リリーフバルブで油圧一定
それより手前のフィルタでは流量増加に従い圧損が増えるので油圧も増加。
逆に下流のエンジンブロック直は圧損分油圧が下がる。

計測した結果に近い。
中間径路の圧損を少し減らすとクランク側に分岐後の油圧はリリーフバルブ直後の油圧に近づきます。
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■あとがき的に言い訳

グラフの縦軸は敢えて隠してます。
適当なシミュレーションなのに画像で値だけが独り歩きするのは避けたいと思ったからです。


ちなみに
このモデルは温度一定のアイソサーマルリキッドというタイプのモデルなので
クランクメタル周辺の温度上昇の影響などは無視してます。
(その分別の細工をしました)

また、傾向を確認するための平均モデルなのでR/Lバンクの油圧回路もVVTの動作タイミングなどは考慮してません。

油圧径路の長さや圧損も適当な値ですし
もっというと、リリーフバルブですら適当な特性です。

キャビテーション、エアレーションの影響も無視してます。
油量だけで説明がつくのか知りたくてモデルを使ってシミュレーションしてみました。

厳密な値は実験値から合わせ込みが必要なので、
適当な値しか設定できないというのが正直なところです。

仕事でモデルを組んでる人からしたら突っ込みどころだらけだろうと思います。
もし見られてたら正直恥ずかしい。

ただ、どこで測ると何が見えているのか?という点は少しクリアになったかなーと思います。


次の興味は「エンジンブロック直で測った際の波形のヒゲはクランクの回転に同期しているのか?」です。

分かったところでチューニングには全く効果はないですが、知りたいことが知れると少しすっきりして フフフ となる。

そんな感じです。
Posted at 2024/06/24 09:46:58 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2024年06月15日 イイね!

大人の妖怪ウォッチ

大人の妖怪ウォッチ
子供が妖怪ウォッチにはまっているので

大人の妖怪ウォッチも欲しいズラ~
と言ってみたら手に入りました。

※子供の教育用品として

お湯の入ったカップに氷を入れて放置。
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エアコン
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パソコン
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車の温度もいろいろ見てみよう。

エンジンルーム内温度や
バンテージ巻いたマフラー、真上のドライブシャフト
タイヤの温度
Posted at 2024/06/15 22:40:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年06月09日 イイね!

バックプレート破損5(修理)

バックプレート破損5(修理)
部品がそろったのでバックプレートを交換しました。
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ところがなんと

この部品もひん曲がってました。
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これはシューを止める部品
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ここの部品です。
裏から刺さってるんですが、どうやらシューが激しく動いた際に根元が曲がってしまったようで。。。

100円しない部品ですが金属疲労で折れそうなので曲がりを強制で戻すのはやめて仮組。
次週部品を再度交換します。
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知らなかったですが、
モノタロウは当月既に送料無料ラインを超えてたら追加の発注は送料無料なんですね。



そしてハブを固定するボルト4本をこの写真とメールで頼んでいたのですが…
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いざ付けようと挿してみたら…  ブレークキャリパーサポート用でした…
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再利用不可部品は素直に新品にしておきたい派なのですがしょうがない。

世の中には頑なに再利用する派の人もいますがネジロック剤以外にNGの理由があるのかないのか不明なら敢えて数百円でそのリスクを取らなくてもと思います。

特に
ディーラは重要部品を固定するボルトを再使用できるかどうかチェックする時間工賃の方がボルト代より高くなるから新品使うのはしょうがないかと。

経験上問題は起きないと思いますけどね。
たぶん。その「たぶん」の積み重ねがリスク)

直接店でパーツリストみてお願いするか
電話、メールで頼むならこんなページで品番指定するのが確実ですね。




一応元には戻りました。
後ろのシューは噛み込み対策で純正です。
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リクエストのあった組付け手順と締付トルクは整備手帳で!
Posted at 2024/06/09 21:50:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年06月02日 イイね!

バックプレート破損4(ログ解析)

バックプレート破損4(ログ解析)
バックプレートが逝った瞬間に「雑に」サイドを引いた自覚はありますが
今後のためにどんな雑さがダメだったのかをデータで確認してみようと思います。

■状況確認
とてもローグリップの状況です。
2速でも簡単にホイルスピンするくらいのとても低いグリップレベルです。

気温16℃
強めの雨。
路面は常にどこかに川ができていて、水しぶきが上がる。
SZ純正タイヤ215/45R17、空気圧240kPa。
減衰は18段戻し(街乗り用)


■ログ:直前のターン
クラッチサイドのタイミング。
左後輪車輪速右後輪車輪速です。

クラッチ
踏まない~半クラ状態はOFF(0)のままです。
奥まで踏み込んだ状態でON(100)になるスイッチです。
エンジンかける際に踏むとメッセージが表示されるアレのスイッチです。
訂正
クラッチは踏まない状態が0%
踏み始め以降が100%
クラッチ手前側のスイッチの状態でした。
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クラッチが先に切れてます。
サイドを引いた直後にリアが両輪ロックしてます。

基本的には他のターンも同じ流れです。
稀にクラッチとサイドがほぼ同じタイミングもありましたが、
クラッチは踏む込み切った状態が100なので
「ログが同時=クラッチの方が先に切れてる」ことになります。
訂正:ログが同時=サイド引き始めとクラッチ踏み込みが同時

■ログ:逝ったタイミング
魔が差して直線から長めに振ろうとしたタイミングです。
サイドの強さはそれまでと同程度で特に強めに引いた記憶はありません。
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ログはサイドの方が速い。
正確にはクラッチを踏み込み切る前にサイドを引いてます。
訂正:踏み込む前にサイドを引いてます。
時間は約0.1秒弱

その後左後輪だけロック
右後輪はほとんど車輪速が落ちてません。

■原因考察
「バックプレート 歪み」で検索してみました。

・ガレージT2ブログ
旧86ではありますが
リアシューの噛みこみからローターを支えているバックプレートの破損がたまにおきる。」とあります。

左のシューが噛み込んだ可能性。

この対策として後ろ側のシューを効きが弱めの純正にしている人も要るそうです。
実は以前からこの例は見ていて純正と組み合わせようかと交換時に迷いましたがどうせだから換えちゃえ!というノリで…

【引用】
 @ブレーキから旋回アクセルに移行する時に
 @スムーズな操作ができなかった場合
 @クラッチタイミングが遅れた場合

クラッチタイミングの遅れ。

Xのポストにクラッチが切れてない状態でサイドを引くとバックプレートが曲がるとリプライもありました。

■疑問
GRBインプレッサでさんざん遅れたタイミングでサイドを引いたり、何ならクラッチを切らずにサイドを引いてみたりしてもバックプレートは破損しなかったのは何故??(少しは曲がってたのかもしれないけど)
※GRBインプレッサもサイドターンでバックプレートが破損することはあります

GRBの場合は4駆でサイドを引くとセンターデフが自動で最弱になります。
もしかするとそのおかげでリアがロックしても駆動がフロントに逃げてバックプレートが守られていたのかも知れません。

FRのGR86はクラッチの遅れ
 → エンジンの駆動力がそのままサイドブレーキへ。

ということは、アクセルオフでも
タイヤをロックさせる制動力
+駆動系の慣性
+エンジンの慣性
全てをバックプレートのピンで止めることになります。

あまり深く考えたことがなかったですが、GRBインプレッサに護られていただけで、バックプレートが破損しなかったのは偶然だったのだと思います。

それなりに乗りこなしている気でいました。
その思い上がりが今回の原因な気がしてきました。

■まとめ(戒め)
【原因】
メカ的:強すぎるシューは噛み込むかもしれない。
    左右の調整にばらつきがあると片側に負担がかかる。
人的:クラッチ操作が遅れてサイドだけ引いてしまう

【対策】
メカ的:後ろ側のシューを純正へ。
    調整はマメに。特にジムカーナ、ドリフト前は必須。
人的:サイドを引くまでの流れを反復練習。
   特に引くまでの操作ができてないのに成り行きでサイド頼みはNG。
   それ以前にサイド引かずにノーサイド走行の練習をしよう。
Posted at 2024/06/03 00:01:50 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記

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