アクセルペダルスイッチ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
車検も終わり、車体安全の祈願を近所の高幡不動尊に行きましたが、整備はまだ続きます。
排気ブレーキは偶に効かない時が有ります。
排気シャッターを閉める指示系が電気信号を出さないのか、解除機構側の問題なのかわかりません。
排気シャッターを閉める指示は暖気スイッチとワイパーレバーの排気スイッチです。
2
暖気スイッチはシャッター閉まります。
これでシャッターやソレノイドアクチュエーター系は問題ないことがわかります。
1番あやしいと見ている、アクセルペダルのスイッチから点検します。
3
40系の6発コースターはアクセルワイヤーがエンジンにつながっています。
ピラーに2本のボルトで固定されてます。
4
ペダルにはワイヤーが2本接続されてました。
太い方がエンジン側、細いのはアイドルアップのプルレバー側
その反対側にアクセルペダルのスイッチが有ります。
まずはこのスイッチを取り外します。
5
いきなりバラバラだけど、スイッチを取り外して、テスターでスイッチの状態をテストしたら、通電が有ったり無かったり、接点不良を起こしていました。
スイッチは2極で分解してもドツボにはならないと判断して分解しました。
スイッチの脇にカニ🦀みたいな形の鉄爪で、スイッチの本体と作動側をカシメて固定されてます。
手に刺さるくらい薄いマイナスでこのカニ腕を起こします。
4箇所起こすと、スイッチが分解出来写真の様になります。
このスイッチはプッシュの戻り用スプリングが固定されてません。力任せにやるとスプリングが何処かに飛んで行っちゃうので慎重に外します。
写真真ん中下の黒くて四角い部分がスイッチ本体。奥に2接点見えます。
この四角左脇に、ペダルの動作でコンタクトする接点があります。
これが対向で接触してオンオフします。
2端子4接点と言うのでしょうか。
この4つの接点が青紫色に変色して、真ん中にスパークで溶けた跡がありました。
これが接触不良の原因かと思います。
本来なら『交換』ですが、部品は予備持って無いし、発注してもすぐ来ないし、なので、接点を2000番の耐水ペーパーに遅乾の接点復活剤を湿らせて磨いていきます。
スパーク痕が消えて、青紫色が白っぽくなったところでやめておきます。
恐らく接点には、耐熱、耐スパークの為の高級なメッキがされているはず。
磨き過ぎても、良くないです。
接点磨きの後は、接点復活剤をケチらずにかけて、汚れを洗い流します。
その後は分解した順序の逆に戻していきます。
戻しの際にスイッチ可動側と母体側の固定なのですが、カニ🦀爪は可動側で対面でバンザイしてますが、曲がったまま戻して、プライヤーで曲がりを挟んで修正しました。
先にラジペンで曲がりを修正してからでも組み付けが出来るかもしれません。
全部元に戻して、動作を確認。
今の所、排気ブレーキの不具合は出なくなりました。
6
ちなみに、コースターの1番後ろは工具のチェストを積んでるので、修理はこんな感じでやってます。
本当はこの後ろの壁に貫通扉が有るのですが車泊の部屋が油で汚れたり臭くなったりするのも、面倒が増えるので、取り敢えずはこのスタイルでやってます。
コースターは後ろの軸重の方が軽いのでトラクション的に補正のバラストって役目も有ります。
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( 排気ブレーキ の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク