W220 バッテリー交換作業④

W220 バッテリー交換作業③の続き・・・

充電時に発生する水素ガスのガス抜きチューブを抜き取ります。

完全密封タイプのバッテリーの場合、通常使用ではガス抜きは機能していません。
万一の過充電や外的温度上昇時にバッテリー破損防止の安全弁が開いた時のみ機能するので、常にバッテリー状態やオルタネ―ター状態を管理していれば必ずしも必要な装備でも無いと個人的に判断しました。

チューブを抜き取ると、チューブの通し穴がこんな感じで空きます。

車外側はここに出ます、丁度テールパイプ横に出てきます。

車両外側から、先ほど切断したシーテックの電源ケーブルをチューブ穴を利用して通します。

通した配線にギボシ端子を装着します。

水侵入防止にエプトシーラーをケーブルに巻いておきます。

バッテリーから延長してきた配線とシーテックケーブルをつないで、オイルポンプを元通り格納すれば、作業完了です。

これで、トランクも閉めて、ドアロック施錠した状態でも維持充電を行えます。