デリカD:2 内蔵型シートヒーター装着
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
使徒の初期型にはシートヒーターが付いていないです。
冷え性の使徒にとって、シートヒーターはある種必須アイテム
とはいえ、見栄えを気にしなければエプロンタイプの簡易設置できるシートヒーターでも十分温まるので、特に車選びでシートヒーター必須条件ってわけでは無いです。
でもそうは言っても「どうせなら後つけ感のない内蔵型ならメチャ嬉しい!」となるわけで、シートに内蔵できる後付けシートヒーターを装着する事にします。
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ヒーター部は波型にプリントされた電熱線が結構重なり合う位に細かなピッチで施されていて、不織布でサンドイッチされた構造
ここまで細かなピッチで電熱線が通ってたら、使用過程で少々断線しても十分賄えそうです。
因みに、長さが余る場合はカットしても使えるようです。
今回はデリカにジャストサイズでした。
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本来は、シート生地を捲ってウレタンにシートを貼り付けて生地を元通り戻す・・・と、なかなか面倒な作業となりますが、購入した中古車の時点でシートカバーが装着されていたので、シート生地表面に貼り付けてシートカバーで覆うラクチン施工します。
左右両端に両面テープが貼り付けてあるので、シート表皮に貼り付けます。
4
シートバックも同様に
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貼り付け
配線は、座面と背面の隙間からシート下に取り廻すので、背面の配線は下向き・座面の配線は後ろ向きになるよう貼り付けます。
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シートカバーを元通り組み付ければ、運転席のヒーター部の設置は完了
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次に、助手席側の設置です
助手席側は便利装備「シートアンダーボックス」が、シートヒーターの設置には不利に働きます。
理由として、
・シート座面を起こしたり倒したりしても影響しない配線の取り回し
・上の理由から、配線を座面前端からの配線出来るよう延長が必要
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背面部は、運転席と同様でOK
あとは、助手席側もシートカバーを掛ければ仕込みは完了
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次に、配線です
まずは運転席側
シートベルト警告灯配線とサイドエアバッグ配線に添わせるように、フロアカーペット下を通して、運転席シート下まで配線
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シート側のカプラーと車両側カプラーを結線すれば
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運転席側の配線完了
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あとは、常時電源・ACC・イルミ・アースをそれぞれ車両から分岐して結線
制御アンプとスイッチを装着すれば作動します。
まだ運転席側しか完了していないので、運転席側のみ試運転
問題なく(というかMAXの5にすると低温火傷しそうなくらい温まります)作動する事を確認
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イルミ点灯時には、ボタンがブルーLEDで光ります。
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さて、厄介な助手席側の配線です。
元々の配線が、座面・背面それぞれの電熱シートに接続できるよう分岐されているのが、配線末端の部分で分岐されています。
これでは座面に合わせて配線すれば背面の配線が届かなくなる・逆に背面に合わせると座面が・・・
仕方が無いので、途中で切断して配線分岐ポイントを変更&延長加工
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せっかくの賢い装備「シートアンダーボックス」を使えるよう、配線はサイドエアバッグハーネスに沿わせました。
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とはいえ、シートスライドレールに隣接しているので、シートスライド時に配線が咬み込まないようシートスライドさせて何度も配線確認しました。
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座面配線は、シートアンダーボックスとスライドレールを避けるのに思った以上に苦労しました。
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スイッチは、これまたシートヒーターに付属している配線が短く、収まりが良い位置は、ここしか選択肢がありませんでした。
この場所だとシートヒーター5段階が何段階なのか数字が読み取れないです・・・
もう温まってきてから厚すぎない所までクリックする回数で管理という感覚的な操作になってしまいます。
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後日、やはり目視したいとの思いから、スイッチをフォグランプスイッチとパワースライドドアスイッチの間にある空きスペースへ移設
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こちらも配線延長作業が必要でした。
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あと、スイッチ自体も専用品では無いので、取付穴も少しだけ拡大加工が必要でした。
設置後の画像は取り忘れたので、後日撮影して追記しておきます。
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