ヴィヴィオのリアサスリンクをピロボールにしてみる 2/4
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
12時間以上 |
1
ナックル側も一応チェック
ほほほっ、使える
オフセットはセオリー通り
リア側が大きいのだな
まずはゴムのあるリンクを前にしてみよう
取付上の問題は無いので
スタビリンクのブラケットを切り飛ばして
長さを詰めてやればよろしい
ノーマルのブッシュがヘタっている
というかブヨブヨでヤバい状態なので
ちょうどよいリフレッシュになりそう・・・
おじいちゃんの庭チューン
「どうなっても知らんぞ!」シリーズの復活(笑)
2
サスペンションのディメンション測定
ハブ中心⇔ピボットオフセット
ピボット間ピッチ
アウターピボット⇔ストラットアッパーピッチ
トレーリング⇔ハブ中心オフセット
キングピンオフセット
ストラットアッパー位置
・・・・
3
この測定値を元に作図しよう
前車特攻フォレスターで行ったジオメトリーチューニングの手法を用いて
ヴィヴィオのリンク長を決める
4
サスペンションジオメトリー設計と検証
図は後部からの視野で
リア左を描いている
ミラー反転で右にもできる
重心位置は不明
X寸法は車体中心をゼロとする
Y寸法は地面をゼロとする
①ノーマル車高
リンク長ノーマル
赤丸がロールセンター
黄色線は仮想スイングアーム
ロールセンター:104.5mm
仮想スイングアーム支点X:2375mm
仮想スイングアーム支点Y:517mm
仮想スイングアーム長:3024mm
静止キャンバー:0.583°
40mmストローク時キャンバー:1.413°(0.830°増加)
トレッド:1207mm
40mmストローク時トレッド:1220mm(13mm増加)
これがデフォルトになる
5
②車高20mmダウン
リンク長ノーマル
ロールセンター:70.0mm
仮想スイングアーム支点X:3094mm
仮想スイングアーム支点Y:430mm
仮想スイングアーム長:3722mm
静止キャンバー:0.803°
40mmストローク時キャンバー:1.428°(0625°増加)
トレッド:1207mm
40mmストローク時トレッド:1216mm(9mm増加)
う~む・・・
重心が20mm下がったとして
ロールセンターは34mmも下がるので
重心⇔ロールセンターの距離が増加
これではロールが増えてしまう
仮想スイングアーム長が長くなり
ストローク時キャンバー増加量は減少
コーナーでの対地キャンバーはノーマル以下になり
グリップが落ちる
単純に車高を下げるだけでは
ロールが増大
メカニカルグリップは低下し
コーナリングレベルはノーマル以下となる
6
③車高20mmダウン
リンク長ノーマルの10mm増し
ロールセンター:74.6mm
仮想スイングアーム支点X:2711mm
仮想スイングアーム支点Y:402mm
仮想スイングアーム長:3354mm
静止キャンバー:1.863°
40mmストローク時キャンバー:2.603°(0.740°増加)
トレッド:1237mm
40mmストローク時トレッド:1246mm(9mm増加)
良くはなるけど、動きの元になる仮想スイングアーム長はまだ長く
ストローク時キャンバー増加量は少ない
ロールセンターがまだ低い
7
④車高20mmダウン
リンク長ノーマルの10mm増し
リンク取付ピボット20mm上げ
ロールセンター:117.3mm
仮想スイングアーム支点X:1909mm
仮想スイングアーム支点Y:477mm
仮想スイングアーム長:2573mm
静止キャンバー:2.433°
トレッド:1236mm
うむ・・・これが良さそう
ロールセンター、キャンバーなど
ノーマルを超えることができる
仮想スイングアーム支点が良い位置に来たので
ロールセンター
キャンバー変化量
トレッド変化
などなど、ストローク時も良いジオメトリーになりそうだ
キャンバーが少し付き過ぎているので
ナックルで起こしてみると・・・
ロールセンター:117.3mm
仮想スイングアーム支点X:1909mm
仮想スイングアーム支点Y:477mm
仮想スイングアーム長:2573mm
静止キャンバー:1.030°
40mmストローク時キャンバー:1.940°(0.910°増加)
トレッド:1220mm
40mmストローク時トレッド:1235mm(15mm増加)
ストラット角度を少し倒すと
仮想アーム支点の位置が下がってさらに良くなるはず
試しに5mm(0.995°)倒して検証してみる
ロールセンター:120.8mm
仮想スイングアーム支点X:1715mm
仮想スイングアーム支点Y:460mm
仮想スイングアーム長:2378mm
静止キャンバー:1.030°
40mmストローク時キャンバー:2.014°(0.984°増加)
トレッド:1220mm
40mmストローク時トレッド:1236mm(16mm増加)
トレッド増加が走りにどう影響するか?は
走ってみないとわからないが
その他は全て良い方向になる
ストラット角度は必要に応じて施工しよう
一気に全てのジオメトリーを弄ると
事の善し悪しがわからなくなりそうなので
前後力トーコントロール
アンチダイブ、アンチスクォートについては
走りながら検討しよう
検証より
・トレッドについては前トレッドをワイドにしてバランス
・リアのパラレルリンク長は10mm増し
・メンバーも手を入れて
リンク取付ピボットを上げる
・静止キャンバーは1.0°にセット
というモディファイを実施する
このように
検証したサスペンションジオメトリーを
DIYレベルでモディファイでき
現場でのセッティングも容易
など、自由度が高いところが
スバルのストラット式の良いところであり
ヴィヴィオの美点のひとつに挙げられる
リアトーションビームなど
車軸式サスペンションのジオメトリーセットは
DIYでは難易度が高く
手を出しづらいサスペンションになる
8
STIピロパラレルリンク設計
フルアジャスタブルリンクの設計図もあるが
前車のようにシビアにタイムを求める訳ではないので
リンク長10mm増し固定式
でいってみよう
トーは純正カムボルトでOK
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