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イイね!
2012年10月08日

UPからボクスターまで

UPからボクスターまで TTも2年目の点検を受け車検まで残りあと1年。
そろそろ次のことを検討し始める時期が近づいて来ました。
次のクルマに関しては自分の中でクルマの持つ位置づけから見直そうと思っています。

夫婦二人暮らしのウチでは、2+のクルマは一般的な家族構成のファミリーとは違うことを主張するアイコンとして生活を彩ってくれました。
しかし昨年の事故以来自分のクルマに関する考え方も少々変化しました。
そうした主張を楽しむクルマは、どうしても他人から色眼鏡で見られてしまう危険を孕んでいるのも事実で、そんな馬鹿馬鹿しいことに気を遣う必要があるのは少々疲れます。
さらにTTがクラス以上に走りやインテリアが充実しているだけに、それより上を求めるとキリがないというのも大きな問題。
そこで、これを機に車に関してはある程度割りきっていこうという方向性がひとつ。

一方で、TTで出来のいいクルマの良さを知ってしまっただけに、割り切る方向性で色々乗ってみてもなかなか満足行かないのも事実でなので、より上を目指し色眼鏡を弾き飛ばすほどもっと大胆に主張をしてみてもいいのではないかという方向性もあります。

まだ考えがまとまってはいないので、幅広い選択肢から選んで行きたいと思っています。

そんななか興味深いクルマがVWのUP。
試乗してみると、全く違った乗り物を感じさせるほどのまさに割り切りのカタマリ!こういう方向性もアリなんだなと思わせてくれました。

その割り切りはインテリアが真骨頂。
試乗車の赤の内装は赤と白のツートンで、展示されていた白の内装が商用車ぽかったのに比べFrancfrancあたりの雑貨のようなポップな味付けは乗るだけで元気になりそうです。
いかにも後付という感じでつけられたPNDのナビには安っぽいシリコン製のような同色カバーがかかっていて本来ならばなんだこれはと思わせるような取り合わせなのですが、これが似合っていて逆になかなかいい味を感じさせます。
こうした屋根のついたバイクに近いようなカジュアルな着こなしで統一されているので、インテリアの質感とかタコメーターがないとかディスプレイの解像度がどうとかの細かいことが気にならなくなるのが不思議です。
これだけキッチュにまとめてチグハグ感がないのは相当のセンスが必要だと思います。

つづいて一番懸念されるセミAT。
しかしこれは乗り方のクセ次第なのかな?と思いました。
最初自分が乗ったときは1-2速のギクシャク感はFIAT500以上。相当なものだなと思いつつ、逆にそれが面白いかなとも思いました。
しかし交代した連れが運転すると1-2速ですらチェンジが判らなかったりも。
どうやらシフトアップを促そうとアクセルを戻したりせず、ベタ踏みでクルマ任せにするのが吉のようです。

相対的にかなり面白いと感じたUPですが、残念なことにエクステリアのデザインが個人的には惹かれません。
ワイルドなヒゲを生やした様なスタイルで、流行のカワイイ系のテイストをあえて選ばなかったのはさすがだとは思うのですが、いかにも実用重視という感じのCピラーあたりのデザインも含めどうも自分の趣味ではありません。
500やミニのようなエクステリアだったらばなと思ってしまいます..。

そして最大の弱点は、身内のポロの存在なのではないでしょうか。
値引きの期待できるポロと実は価格的にそれほど変わらないとなるとどうしてもそちらに目が行ってしまいます。
実際ポロのエクステリアはかなり好みですし、UPから乗り換えると高級車の風格さえ感じさせるほど明確な違いがあります。DCTで加速もスムーズでで走らせ易さも段違い。
しかし、TTから乗り換えるとなると同じ方向を向いているだけに物足感を感じてしまうのも事実で違った味付けのほうがイイナとは思うのです。
思うのですが....、そうして並べてしまうと自分のような貧乏人はどうしてもポロの方を向いてしまうのが事実。
UPにはそれでも指名できるそれなりの余裕がある人が向いているのでしょう。
そこがUPの最大の足かせになるかも知れません。
出来の良い兄を持つと弟は大変です。

そしてその正反対、突き詰めるとやはりポルシェ。
一度は乗って違いを体感してみたいなといつも通りがけに見かけるだけのポルシェディーラーにお邪魔。
不安のある幌車も地下車庫を借りている今ならチャンス!ということでボクスターを見せてもらいました。
右ハンドルATの試乗車は残念ながら無いようで止まっているクルマだけを見てみても、インテリアは革の質感等も正直言うとイマイチ。乗ってみてもいないのにオプションがどうたらという話をされても心は弾みません。
車両感覚はTTばりに掴みにくいのでこれの左ハンドルを運転する勇気もないので営業氏の運転の横に乗せてもらうことにしました。
ミッドシップなので背中から聞こえてくるエンジンのサウンド、ここから違います。
そして走りだすと。やはり驚愕の世界です。値段なりのものは十分あるのだなと実感します。ただ飛ばし屋の営業さんの運転なので、その違いのどこまでが運転者によるものなのか、慎重派の自分が乗ってここまでの違いが出るのかは未知数でした。

それよりも思うのはやはり上には上があってキリがないのだなと言うことを思います。
程々で満足感を得られるという意味においてはプジョーの2シリーズCC等は本当にいい線を行っていたのになと思うのに新型が作られないようなのが残念です。
ブログ一覧 | うわき | 日記
Posted at 2012/10/08 16:01:51

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この記事へのコメント

2012年10月8日 16:33
UP!、私も試乗してきました。
オートモードで乗るとチンクのデュアロジックとは別物だと感じました。確かにアクセルを踏みつけたままならASGの方がスムーズに感じました。マニュアルモードだと、排気量は少ないのに、UP!の方がトルクがあるようなギアリングでした。ただ、シフトチェンジが全く逆で、チンクは前に押すと-(減速)ですが、UP!は手前に引くと減速でした。ニューミニは6ATですが、ティプトロはチンクと同じ前が減速です。私は、前に押すとエンブレ、と言う感覚になれているので変な感じでした。パドルがあればよいのですが。ただ、娘も家内も、「そんな面倒なことしない」と言ってます。
実はすでにmove UP! 赤の2doorを発注してあります、娘がです。ただ、いつ来るかが販売店でも分からない状態です。ホントはザ・ビートルが欲しかったようですが、UP!の倍の価格とこれまた納期がかかるというWパンチであきらめたようです。107が正規輸入されていたら、選択肢に入っていたでしょうね。


コメントへの返答
2012年10月8日 22:51
試乗時にも試しにギアアップしようと思ったのですが間違えてしまいました。
操作性ではパドルが一番なので使用頻度の高そうなシングルクラッチATにはぜひ欲しい装備ですね。

そして早速ご注文ですか!やっぱり赤はいいですよね。

ウチは一台ですべてを済ます必要があるのでポロの方に目が向いてしまいましたが、複数台所有されている方にとってUPは非常に魅力的だろうなと思いました。

ザ・ビートルもとてもいいのですが、お嬢様には手足のようなUPの方が運転を楽しめるのではないかと思います。
2012年10月8日 18:34

こんにちは。

クルマ選びも、生活を彩ったり、支えたり、機能させたりと、いろいろな役目があるだけに、難しいものですね。

TTさんは、それはそれで、とてもカッコいいし、うらやましいクルマだと思えるのですが、いろいろ気遣いが必要だとおっしゃる部分も、よく分かります。

うちは、クルマへの興味や好奇心が褪せてきて「今のままでいいよ」という受け身な姿勢になっているので、当面はこのままでいくことになりそうです。。。

コメントへの返答
2012年10月8日 22:52
こんばんは。

ウチもクルマに対してちょっと倦怠期のような感じなので同感です。
かつて306の時もこんな感じで興味が別のものに行ってしまい10年が過ぎてしまったのですが、もうそんなに台数に乗れる年齢でもないので、また違う世界も試してみたいなとも思います。

もっと癒し系にはしるのか、より以上の刺激で覚醒させるのか..。そして仏車に戻りたいなという気持ちも。

それらをすべて満たせそうだったのが208CCだったので、予定がないのが残念です。
2012年10月8日 21:45
こんばんは。

UP!は軽ターボと同額程度で出て来たというのが驚きですね。
でも、軽を買う方は興味はないのかも知れませんね。

TTは2-シーター+2でなおかつ、ゴルフバック2個乗せられる点が気に入ってます。
こういう車なかなか無いのでもうしばらくは乗り続けようと思いますね。
もう少し幅が小さいと気軽に運転できるんですけどね。
コメントへの返答
2012年10月8日 22:52
こんばんは。

UP!はなんだかんだ言ってもこれを求めるのは相当余裕のある層なのではないかと思われるのが軽との違いでしょうね。

TTのラゲッジ、ウチには持て余す空間ですがゴルフバックが入るというのはこうしたクルマにとって結構大きな要素なのでしょうね。
幅はホントに大変なのですが、あれも実にデザインに効いていて見慣れると他のクルマが不安定に感じてしまうほどなんですよね。
2012年10月9日 7:51
おはようございます。

UP!、私も「買うならPOLOと悩むな~。」とまさにその場で話しました。
MTが入ってくればちょっと現実的な考えてもよさそうなボディサイズなんですけどね~。
試乗したのはMOVE ? UP!でしたが、MTっぽく操ろうにもシフトレバーが遠い。
全ての窓が運転席から操作できなかったり細かいところでPOLOの方が完成品な気がします。

ボクスター、私も左ハンドル苦手でしたが、車庫入れ以外では思ったより見切りがよくて運転しやすかったです。
最近我が家がお世話になってたお店と同じところですね(*^^*)
コメントへの返答
2012年10月9日 15:12
こんにちは。

POLOが頑張り過ぎているのが大変な所ですよね。
価格での差別化は厳しそうなのでショーに出ていたオープンのみたいなぶっ飛んだバリエーション等の、POLOにはない魅力の方で頑張ってもらいたいですね。
確かにシフトレバーは遠かったです(笑)。

ボクスターは色んな訳の分からない物が一杯ついていたので左だと混乱してしまいそうでした。
ポルシェのディーラーはプジョーに次いで行きやすい所なので、お世話になれると大変便利なのですが..。
2012年10月9日 23:32
車に対する価値観の持ち方と、持たせ方の違いだと思います。
アウディTTや、VWゴルフなどなど…。
高品質を売りにしたドイツ車を体験すると、次のステップでは高品質をなかなか落とせないと思います。
金銭的な事情や、環境的な事情があれば別だとは思いますが…。
そうなると、同じ車の次期モデルなどを選択するのただと思います。
同じ車格で、そのまま成長しているので…。
すべて、納得できて受け入れられるのだと思います。
こうして、すべて右肩上がりで登ってきた最右翼が…。
トヨタクラウンなどの、国産高級車だと思います。

その結果、それ以外の価値観を失ってしまったと思います。
TTやゴルフであれば、それ以外の価値観というものもあると思います。
車を走らせるという行為にたいする、VWなりの答えが…。

206CCなどの車の価値観は、高品質など以外の部分だと思います。
屋根が開くことや、あの車の雰囲気などなど…。
雰囲気というものは、高品質ではなくても味わえるものだと思います。
だからこそ、イタフラ系の小型車が楽しいのだと…。

長くなってしまいましたが…。
TTの次としては、何か新しい価値観を求めてみてはどうでしょうか?
もちろん、車としての完成度もある程度は鑑みて…。
コメントへの返答
2012年10月10日 9:19
価値観の持ち方ともたせ方。
深い言葉だと思います。

よりよいものを求めるさらなる向上心がタイヤをつけて走っているような独車の世界では、さらに良い以外の選択は自己矛盾が出てしまうのかな?という気もするのも事実です。

一方、小さなクルマにクーペ・カブリオレを仕込んでしまう様な仏車。
他の国の車がなかなかマネの出来ない、ヒエラルキーのない文化に基づく品質至上主義へのアンチテーゼとも言える独自の味付けが魅力でした。

ただ近年はそんな強みを自ら否定しているような気が、特に愛すべきプジョーに関しては感じざるを得ません。次のクルマ選びにはその影響も影を落としています。

やはり新しい価値観、というかテーマが必要なのかもしれません。

みんカラには、己のテクニックを駆使しクルマの持つ能力の限界を引き出す気プーさんなど、様々な価値観を楽しんでおられる方々がたくさんいらっしゃるので、いろんな角度から勉強させていただこうと思っています。

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何シテル?   08/26 15:21
横浜でデザイナーをしています。 速く走ったり弄ったりはしないのですが、それでも楽しめるクルマが好きでオープンに乗っています。でもめったに開けない隠れオープ...
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