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2016年02月07日

日産GRANDRIVEテストコースでの体験試乗会に参加

日産GRANDRIVEテストコースでの体験試乗会に参加 追浜にある日産のテストコース、GRANDRIVEでの体験試乗会に行ってきました。
ひみつのベールに包まれたテストコースを使っての先進技術の体験と日産ラインナップ試乗で、グローバル本社ギャラリーで先着順で予約ができます。
さぞや人気沸騰ですぐに埋まってしまってダメだろうと思っていましたが、告知されてからしばらく経ってからGTRに試乗した時ふと思い出し、聞いてみるとまだ空きがあり申込め、楽しみにしていたイベントです。

当日は雪?の予報もあり、駅からも遠くバスも走っていないテストコース、雪だったらタクシーしかありませんでしたが、なんとか天気も持って車で行けてよかったです。

受付を済ませ、追浜のおいしい水?をもらいレクチャーを受けます。

まずはエクストレイルでパーキングアシストの体験。
何故か選ぶ車はいつも先進とは縁遠いものばかりで、今回もクラシカルなZ4を選んでしまったのですが、実は先進技術には興味津津なのです。
中でもパーキングアシストは、駐車場の隣に大きな車が来てしまって毎回駐車に苦労するようになってしまったので是非体験してみたかったものです。
急速に装着車が普及しているものの試乗したことのある車にはいずれもついておらず今回が初体験。
画面上に表示される駐車エリアにカーソル替わりに車を移動させて選択するのが新鮮で、操作も本当に簡単なのには驚き。
是非次は付いている車に乗りたいなと思いました。

次がラインナップ試乗。これは目から鱗が落ちました。
4km近くの試乗コースを2週づつ、6台の日産車を乗り比べられるものですが、それぞれのポイントごとに制限速度があり先導車について隊列で走行します。
コースに出てすぐ100kmまで加速し、次は50Kmのコーナー。高速合流を模した80kmで走り、最も性能の違いが出る40km制限登りのアップダウンコーナを抜けて首都高段差部分を超え次が不整路。その後ロードノイズ路を超えて一周です。

最初に乗ったのはスカイライン。3シリーズに似てカッコイイなと思いつつもいいクルマだなと位しか思わなかったのですが、次のジュークに乗り換えて最初の50kmコーナーに侵入時、その違いに驚きました。
大きく車体がロールしGがかかり、超過気味に入ったのかとメーターを確認すると先ほどと同じ速度。それでも全くスピード感覚が違います。エンブレの効きの悪いのもあり思わずブレーキを踏まずにはいられません。
逆に舗装の悪い部分を走行した時にはこのクルマだけは悪路が判りませんでした。分厚いタイヤの威力なのでしょう。
その次はZですが、低い割にそこだけ低くならないシートポジションはさておき、このクルマでは終始小砂利を巻き上げホイールハウス内がパラパラと音を立てているのが気になってしまいました。これもタイヤの違い、もしくはホイールハウスに緩衝材が入っていないのでしょうか。それ以外はいつも乗っている車に最も近い性格なので扱いやすい車でした。
次はエルグランド。逆にウチの生活からは最もかけ離れたクルマで、同乗者は後席の方に乗り込みでくつろいでいます。運転席も高い着座位置ですが、両側にアームレストがついて楽チンです。パワーはあるものの重さのせいか全力加速ではアクセルを踏んでから加速するまでにワンテンポ遅れる感じです。しかし一番違和感を感じたのがルームミラーが全面カメラ画像なこと。リフレッシュレートが足りないのかワンテンポ遅れる感じと視線を合わせづらく結構疲れます。自分は後方をかなり確認しながら走るのでこれは外したいなと思いました。しかし急カーブなどはそれほど走りづらいこともなくサスがしっかりしているのでしょう。
その次はシーマです。高級車というイメージというよりはスポーティーで太めのホイールのせいかそれなりにショックなどもありました。
最後がリーフ。昔座間でモーターの加速に感動したのでこ長い直線でどれだけ凄いのかを体感するのが楽しみで、先行者と割と車間を取りながら侵入しフル加速。しかし..。あれ?どんどん先行車に離されていきます。これだけ速度が出ると違うようでした。このクルマもジュークのようにカーブではGがキツく減速が必要でした。

ということで、これだけまとめて色々な車に乗ったのも初めてですが、街中での市場では絶対不可能な同条件同速度で乗り比べられるので、車の挙動の違いがダイレクトに判ります。
今までは加減速くらいしか判っていなかったのですが、サスペンションやタイヤの違いなどがどのように影響するのかというのがこの歳にしてようやく体感してわかったような気がして大収穫でした。

その次はエマージェンシーブレーキ体感。
これは何度か体験したことがありましたが、用意された車がインフィニティの5.6リッターのエンジンを積んでいる奴でナビ画面がアメリカの地図になっていたのが興味深かったです。60kmということもあり結構迫力がありました。

そしてクライマックスはGTRのバンク同乗体験。
市街地では体験できなかったGTRの本領をテストコースでテストドライバーさんの運転で体感できるというものです。
ある程度速い車にも乗ったこともあるので、それの数倍位と勝手にイメージしてどれどれ本領を見せてもらおうじゃないかと、甘く見ていました。
静止画であれば撮ってもいいと言われてカメラを出そうとしていたのですが、フル加速で後ろにかかるGは半端ではなくとてもそれどころではありません。体調が悪ければゲロってしまいそうなほど!もう車というよりは戦闘機というくらい。
そしてコーナーのバンクの一番上をすり抜けていきます!ジェットコースターの数倍のスリル!
そしてそこから急減速してあっという間の、しかし凝縮された至福の時間が終わります。
とにかく何もかもが桁違い。クルマってこんなにスゴイものなのかと結構人生観が変わるほどの衝撃的な体験でした。

このクルマを渋滞した市街地で試乗してみても何も判るはずがありません。
ここに連れてきてこうして同乗させれば、お金持ちの人ならすぐにお持ち帰りで、となるのではないかと思います。これだけの性能でこの価格というのはやはりスゴイと思います。ただしそれを活かす場所があれば..。
これだけのクルマを日本でも作っているというのは、なんだかオーナーでもなんでもありませんが日本人としても誇らし気がして、社員の方々にとっても誇らしいものでしょう。こうしたモノづくりをなくさないで欲しいものです。

そのあとはVDCの体験。
これだけは確かZ4にも搭載されています。
いざという時のために、どういう挙動になるのか体験できるチャンスは滅多にありません。
OFFにするとぐるぐると回転してしまうウェットな路面をフルスロットルで、と言われてちょっとビビりましたが、ブレーキでコントロールされ十分な低速で普通にハンドルを切ったように動けました。

と、たっぷり濃密された貴重な体験をいくつも堪能させていただきました。
有料でおままごとのようなようなちょっとしたコースしか走れないお台場とはスケールが桁違い!
車好きなおじさんにとってはディズニーランドよりずっと楽しいひと時で、しかも無料。
それほど予約が取りづらいということもないので絶対オススメです。

ただし、これだけ楽しめて無料のイベントなのでもう少し若い人たちがいてもいいのかなと思ったのですが参加者の年齢層は高めで、若い人のクルマ離れって本当なのかなーとちょっと気になりました。

それでも、テストコースを開放してこれだけ車の楽しさを広めてくれるこの懐の広さ。
まさに、やっちゃったな日産という感じです。
ブログ一覧 | イベント | 日記
Posted at 2016/02/07 17:05:15

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