• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ぐりふのブログ一覧

2008年12月24日 イイね!

1年遅れの206CC購入記---納車

1年遅れの206CC購入記---納車1年前の12月24日、クリスマスプレゼント+10年目の結婚祝いとしてCCは無事納車となりました。
10年連れ添った306を引き渡し、キーを受け取り各所を確かめながらその日は三浦半島を流しました
306ではトップに入る前の5~60キロ位にストレスを感じたシフトスケジュールや、効きの悪くなってしまったブレーキなど、クルマに合わせた運転をする必要がありました。ところが206ではATも1~2速以外はどこに入っているか判らないほどスムーズで、ブレーキも良く効き、速めのスピードでコーナーに突っ込んでも太いタイヤが踏ん張って難なく通過でき、とてもイージーに運転出来る印象を持ちました。
そして日を置き房総へ泊まりがけでドライブに出かけます。
ところがこの旅ではまだクルマのクセがつかめていなかった事もあり、判りづらいパワーウインドースイッチの場所探しに始まり、締めは燃料切れの危機に肝を冷やすという結構な珍道中となってしまいました。
306の時は残量警告がついたり消えたりして、その点灯具合などで危険度を推し量っていたのですが、206では警報音とともに点灯した警告灯はつきっぱなしで経験則が活かせません。初給油の田舎のスタンドは地元より20円ほども高く、10リットルしか入れなかったため翌日には最点灯。今度はMFDの燃料残量表示を活用してみようと50キロ以上ある航続距離を信じアクアラインに乗ったのですが、すぐに表示は残量3リットル以下のハイフン表示となってしまい、川崎まで生きた心地のしない恐怖体験を味わうことが出来ました。
でも、そんなオマケもあったこの旅もオープンに興味のなかった自分をオープン好きに変えてしまう記念すべき旅となりました。
二日目、陽気と交通量の少なさについ初めてルーフを開けてみました。
風を浴びて走るのは、やはり普通のドライブとは違うスポーツでもしているような感覚でした。そしてそれだけではなく、やたら先行車から道を譲られたり、駐車場で見知らぬ人から気軽に声をかけられたりと、同じクルマでもクローズ時と違う周囲の反応に驚き、なるほど、クローズドでは味わえない何かがあるんだなぁと感心したものです。
トラックなどの多い都心では開けるの難しくても、オープンを味わうためにこうやって出かけてくるのも悪くはないかな、などと思ったのでした。

こうしてCCとの暮らしも1年を迎えたのですが、そんなCCとの数々の偶然に満ちた出会いを演出してくれたのが、今はなき306だと思うのです。
このまま普通に行っていれば買換など考えもしないタイミングに、自らの身を呈してCCの最後の一台に引き合わせたのも、自分の後継を親族に託したいと願った306の意志なのではないかと思い、そんな306の分までもこのCCを可愛がっていきたいと思っています。
Posted at 2008/12/24 21:36:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 206CC購入記 | 日記
2008年12月14日 イイね!

取扱説明書とクルーズコントロール ー 206CC購入記 8

取扱説明書とクルーズコントロール ー 206CC購入記 8納車を待つ間、現車が既にある展示車の特権をいかして先に取扱説明書をもらって楽しみました。
今となっては型落ちの旧世代の206ですが、何せそれまで乗っていたのは「輸入車は装備が劣るのが当たり前」だった時代306の、しかもエントリー・クラスなのでオドメーターすらアナログで特別な機能は何もなし。
それから比べると同じ6世代の206でも、ドライブコンピューターやらティプトロやらと新機能の嵐で、輸入車も変わったものだなーと10年の進化に浦島太郎状態。
そして極めつけはカタログにものっておらず営業の人も始めて知ったというクルーズコントロール!なんだか最終出荷の50台ほどにだけついたとの事らしいです。
クルーズコントロールといえばその昔には高級車だけにオプションで装備出来るもの、という世代だったので嬉しい誤算です。こんな装備をなんの宣伝文句にも使わずに気まぐれでつけてしまうところがさすがラテン系!
ただし取扱説明書は、今までのどのプジョーと比べてもお金がかけられていない仕上げでちょっと残念。長年にわたって使用するものなので表面にビニールコートくらいはして欲しかったところです。
Posted at 2008/12/14 20:21:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | 206CC購入記 | 日記
2008年12月01日 イイね!

運命の出会い

運命の出会いそして1年前の今日12月1日、ついにウチのCCを見つけました。
捜し物は、なんと家から数分のところにあったのです。
数年前越してきた今の家は、なんと歩いて行けるところにプジョーディーラーがあります。
もうプジョーを買うこともないだろうなと思っていたのですが、もし買う事があれば便利だなと思っていたその店は、家から一番近い自動車店ということに加えフランス車のフランクさを実感したこともありまるで自分の庭のよう。
そして、そこで思いもかけない出会いが..。
いきなり店内にあれほどさがしていた206CCが、待っていましたとばかりに展示されていました。
色も赤黒ツートンが似合ってこれがいいかなと思っていた黒。
アドレナリンが吹き上がりまくるのを抑えて、ディーラーの担当の人の中から一番話が伝わりそうな人を呼び、展示車ということもあり少し頭を冷やそうと他の在庫はないか確認してもらいました。
すると関東ではこの展示車一台。残りも関西に2台ほど赤の在庫があるだけで、黒はこれがラスト一台との話です。
探し回っていた最後の一台が家からわずか数分のところにいたなんて!
何の気なしに206に惹かれる事になった時からこの出会いまで、なにがしかの運命を感じずにはいられません。そこにはもう冷静な判断力を失った自分がいました。
もう今すぐにでもハンコを押してもいいという状況の中、中古で試乗をしてみました。
二人連れだったので営業氏は乗れないので別のクルマで先導するとのこと。
憧れの2シーターを実感した初めての瞬間です。
そして次はオープンの初体験。
寒い今が一番オープンにいい季節ですよ、との営業氏の言葉に騙されてみるかと乗り込んだ室内はヒーターが効きぬくぬくとして、頭上を流れる涼しい風が心地よいまるで露天風呂気分。この歳にして知らない世界もあったんだなと感心しきりです。
正直以前乗った記憶ではアップライトな着座位置に違和感をおぼえた記憶があり、デザインが気に入ったクルマなので我慢が必要だなと覚悟していたのですが、いい意味で裏切られました。
室内は適度な囲まれ感で、サイドサポートのしっかりしたシートにホールドされるタイト感が心地よく、小さなボディーは取り回しがしやすくキビキビと走り、小さいことのメリットをあらためて感じさせてくれました。
306は低く座り足を伸ばす独特のドライビングポジションが一番の魅力で、他のクルマに試乗してもやっぱりこれが一番いいねとほっとしたものでした。
今まで何台か試乗はしても、やはり慣れ親しんだ自分のクルマを一番よく感じるのは当然のことと思っていたのですが、始めて違うと思わせるクルマに出会いました。
ディーラーを訪れてから1時間後には、もうハンコを押している自分がそこにいました。
Posted at 2008/12/01 15:03:11 | コメント(3) | トラックバック(0) | 206CC購入記 | 日記
2008年12月01日 イイね!

イタリア車とヒエラルキー

イタリア車とヒエラルキー ようやく休みが取れ、本格的にディーラー巡りを開始。
まずは近所のプジョーディーラーに出かける前にFIATディーラーにグランデプントの新古車の出物を見に出かけてみました。
デザイナーである自分とってイタリアのデザインセンスは格好の教科書で、よくできて当たり前の高級車よりも実用車なのにイタリアのセンスがにじみ出るFIATはとくに敬服します。
体験したことのないイタリア車の世界にも興味がありました。
かつて405を購入した当時いいなと思ったクルマにランチアのデドラというクルマがありました。
コンサバな外観はもとよりセンスを感じたのはインテリア。クリアをかけずに素材の触感を活かしたアフリカン・ローズウッドを用いたインパネは、もう一生ものという感じで、クルマというよりはまるでリビングのよう。お金をかけるところとそうでないところの匙加減具合にイタリア車のセンスの良さを感じたものです。
そんなイタリア車の小粋な一台が国産エントリークラス並みに引き下げられているのを知り、これを見ないわけにはいかないと出かました。それに細かい仕上げなどから、まだ見ることの出来ない500の参考になるかなと思ったのです。
そこで感じたのはイタリア車は仏車ほど単純ではないのかなということ。
イタリア車には幾多の高級ブランドが存在し、ブランド毎にキャラクターが違います。
訪れたディーラーはFIATとアルファロメオを扱っていました。
ヒエラルキーの違う二つの会社のクルマが同じ屋根の下に置かれていることに、たまたま偶然でしたが微妙な違和感を感じる瞬間があり、洒落物のイタリア車を着こなすにはもう少しこの複雑な世界への理解や、その他のものが必要なのかなと思ったのです。
と同時に、今までそんなことを感じたことのなかった仏車のシンプルさにあらためて感心しました。
基本的にクルマは実用物と割り切っていてあまり高級車が得意でない仏車ではプジョーでもルノーでもシトロエンでも貴賤はないし、同じメーカー内でも例えば、プジョーの106に乗っている人間は決していつかは607などと思っていないでしょう。そんなシンプルさが自分にはあっていたのだなと、10年以上仏車に乗って始めて気づきました。
思いがけない仏車の良さを再認識しながらプジョーディーラーへと向かうと、そこでディーラー巡りはあっけなく終わりを迎えることとなりました。
Posted at 2008/12/01 08:08:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 206CC購入記 | 日記
2008年11月30日 イイね!

20世紀で止まってしまった時計

20世紀で止まってしまった時計もっとも、クーペカブリオレというだけなら206のCCにこだわる必要はありません。206CCはすでに後継も世に出た終焉を迎えようとしているクルマです。新しい方が良くできているに決まっているし、そちらであればそんなに慌てる必要もなくじっくりとクルマ選びを続けられます。
しかし、自分にとってはこのクルマの少し古めとなったデザインが重要でした。
そもそもこんなに長く乗り続けることになったのも、個人的なデザインの嗜好に起因して乗りたいと思えるクルマがなくなってしまったからです。
最近になりFIAT500やニューミニなどいいな、と思わせるクルマが出てきたのですが、よくよく考えるとこれらは昔のリバイバル。興味をひかれるのは80~00年代位にデザインされたクルマばかり。どうやら自分の中のカーデザインの時計は20世紀で時を止めてしまったようで、21世紀に入ってからのクルマにはどうにも興味が惹かれず、これから先もオリジナルデザインで欲しそうなクルマは期待薄です。
そんななか好きだった20世紀のデザイン、それもリバイバルでなくオリジナルがマイナーチェンジもされず新車で買える貴重な車、それが206です。
自分にとって一番デザインが輝いていた時代のクルマでライフスタイルを体現できる、こんなクルマはなかなかないのではないか?そんなことを考えていると、もうこのクルマしかないように思えてきます。
カタログを見ながらボディーカラーはブルーがいいんだけれど、ツートンカラーの内装は捨てがたいな、などとあるかどうかも判らないクルマにかってに盛り上がり、なんとか在庫はないものかと願いつつディーラーに出かけられるまでの1週間をすごしました。
Posted at 2008/11/30 20:29:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | 206CC購入記 | 日記

プロフィール

「真鶴でお試し移住体験中♪」
何シテル?   08/26 15:21
横浜でデザイナーをしています。 速く走ったり弄ったりはしないのですが、それでも楽しめるクルマが好きでオープンに乗っています。でもめったに開けない隠れオープ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

愛車一覧

BMW 4シリーズ クーペ BMW 4シリーズ クーペ
2025/3〜 Z4と同じ白外装茶色内装の落ち着いたクーペです。
BMW 1シリーズ クーペ BMW 1シリーズ クーペ
2022/3〜2025/3 スポーティー過ぎず実用的過ぎずの塩梅が絶妙な癒し系でした。
プジョー 207 (ハッチバック) プジョー 207 (ハッチバック)
2020/6〜2022/3 久しぶりのフランス車、4台目のプジョーは405以来の中古車で ...
BMW Z4 ロードスター Z4 (BMW Z4 ロードスター)
2015/3〜 2020/6 206CCのメタルトップカブリオレとTTの走りの魅力を足し ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation