
ウチでは毎年年末に旅行へ出かけていましたが、昨年はちょうど雨にあたってしまい年が明けてから仕切り直しで伊豆へ出かけてきました。
いつもなら箱根を経由するルートで行くのですが、凍結のリスクを考えて伊豆へ直行することとしたのが結果的には仇となってしまいました。
Z4が
エンジントラブルで行き倒れてしまった因縁の西湘バイパス。
代車では何度か走りましたがウチのZ4にとってはそれ以来となり、ようやくリベンジが叶ったなと出口の伊豆方面・箱根方面の分岐地点にさしかかったところで今回もまた悲劇が起こりました。
左の箱根方面は遅い車がいるのか少し詰まった状態、対して右側の熱海方面は前方に軽自動車がいるのみで、その軽に追いつき分岐が狭そうなので減速気味に分岐をぬけた次の瞬間。
急速にこちらの車線に割り込んでくる無謀な運転のクルマがミラーに映りました。
よく見てみるとなんだかグリルから赤いランプが点滅しています!覆面です!

特にスピードを出していた意識もなく、後方に追尾しているクルマもなかったため、自分を追っているとは夢にも思いませんでしたが、ふとここが高速道路ではなく有料道路だったということに思い至りました。制限速度がマチマチな有料道路、この区間の制限速度は確認していませんでした。
28キロオーバー・3点・1万8千円と20年近く続けてきたゴールドが一瞬にしてパーです。自動車保険料も上がってしまいます。
駐車違反を取られないよう駐車場がないところへは必ず公共交通機関を使うなど、色々と気にかけては来ていたのですが、それでもどうしても避けきれないのが速度超過です。
レーダーをつけたり前方以上に後方確認は心がけていて、今回も後方で追尾はされていなかったのですが、隣の車線から計測したとの事でした。
普段なら周りの車線の怪しげなものも確認はしているのですが、分岐に気を取られ前後方の確認で手一杯、そもそもスピードを出している意識も全く無かったので詰まっている隣車線にまでは注意が及びませんでした。

装備の古いZ4はディスプレイにデジタルスピードメータが未装備で、速度計は実用域の幅の狭いアナログだけが頼りでメーターを確認するのはなかなか困難です。代わりに頼りとなるスピードアラートを設定して気をつけていたのですが、点検の時にリセットされてオフの状態になってしまっていて速度が出ているのに意識が回っていなかったようです。

新春初ドライブは縁起の悪いスタートとなってしまいました。
エンジン停止のリベンジを果たすつもりが中の人が返り討ちにあってしまい、どうも自分には西湘バイパスは鬼門の様です。
後悔先に立たず、とにかくあと3ヶ月はいつも以上に慎重にしていなければなりません。
後ろのクルマの迷惑にならない程度でタラタラと憂鬱な気持ちのまま走ります。
まぁでもこれが厄が落ちたと思いたい所。
おかげでランチのホテルもチェックアウトタイムを過ぎてガラガラ。

宿泊先の貸しコテージも、
どこがアサインされるか判らないので今回は諦めて普通の価格で予約したところ、アップグレードされていて初めて広めの所にアサインされ、ちょっぴり出掛けの失態を取り戻したような気分。

ただ一箇所一箇所駐車場の状況が異なるコテージでは違う場所となると車庫入れが心配でしたが、はみ出た枯れ枝やらスリップする前輪と格闘しながらなんとか入庫できました。
一旦クルマを入れてしまえば大室山の麓にある今回のコテージは、お店などのあるロードサイドとはちょっと離れてしまい買い出しは大変でしたが、スキップフロア3F建て3LDK+屋上付きと二人連れには贅沢過ぎる空間。

高台から広がる海やZ4という絶景が、リビングや温泉付きのお風呂場からの眺められもう最高です。

大室山やシャボテン公園にもほど近く、こんな所に住めたらいいなと思うことしきり。
二日目は反対側のキッチンサイドの窓の真ん前がリスのお宅になっているようで、部屋に居ながらにしてシャボテン公園気分。

早く出て取締にビクビクしながら走るよりも、リス観察などをしながらチェックアウト時間ギリギリまでまったりと寛ぎました。
お昼をとって寄り道をせず伊豆スカイラインへ。
ちょっと寒かったのですがやっぱりここまで来たからにはとオープンに。
当然
シートヒーターもマックスにすると、この心地よさは想像以上でした。
ロードスターというだけあって風の巻き込みが結構ハードなZ4は、冬場は結構厳しそうかなと思っていたのですが、それだけにシートヒーターとの相乗効果で露天風呂感覚も数倍アップ!
これはハマります。

帰路は西湘は避けようかと思ったのですが、それ以上に覆面の生息地として名高い小田原厚木道路は怖そうなので再び西湘の左車線をタラタラと流して帰りました。
みなさまも安全運転にお気をつけ下さい。
Posted at 2016/01/07 11:27:55 | |
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