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ぐりふのブログ一覧

2015年09月21日 イイね!

Audi TT 8S試乗

Audi TT 8S試乗新型のTTに試乗してきました。
かつての旧型オーナーの視点で見る新型のTTは、良くも悪くも旧型8JTTのクセの強さを薄めてマイルドに仕立てられたなという印象です。

8JTTは結構明確な長所短所がありました。
ウイークポイントは、そのシルエットからくる乗降性の悪さや後方視界の悪さでしたが、これはかなり改善されています。
大きな要因となっていたドアシル部分の厚みが普通のサイズとなりました。
このため跨ぐのが大変で儀式のようだった乗降も普通の車レベルになり、後方もホイールまでは見られませんがシートから頭を出せるようになりました。
ラッチがなくてリモコンか運転席からしか開閉できなかったリアハッチも改善されています。
旧式だった装備も、バーチャルコックピット等最新式のものが装備され、外観とマッチした先進的な内容となりました。

変わらないものはその走りです。
走りだしてすぐ、あ、これはTTだと感じさせる軽量ボディと高出力エンジン+DCT軽快な走り。アクセルを踏み込むとブリッピングする演出も復活し、1.8になって感じた物足りなさは払拭されまさにTTでした。
同じ試乗コースで試乗したボクスターと比べると、高速域では多少リアがピョコピョコ跳ねて不安定な感じがしましたが、すべてが身軽に感じる瞬発力・軽めのハンドリング等のトータルバランスで、街乗りなどでの運転のしやすさはTTが一番だと思います。

一方、最大の美点であったオーバー・クオリティとも言えるようだったインテリアの質感の高さも一般的になってしまいました。
8JTTではアルミパーツが贅沢に使われていてクオリティの高さを醸し出していました。
そんな無垢の分厚いパネルだったシフトゲート周りのアルミパネルや、見るからに頑丈そうだったドア引き手などのアルミが、新型ではかなり薄く一般的なレベルとなってしまいました。

TTのインテリアのハイライトだったのが凝った造詣のアルミ製エアコンベゼルで、映り込みが非常に美しくクルマのパーツというよりは宝飾品と言えそうな質感の高さで、いいクルマだなと感じさせる重要なアイテムでした。
しかしそれもプラ製の土台に僅かにリングだけ一応アルミにして体裁を整えただけのになってしまったのは旧型オーナーからすると残念です。

最大の売りである賛否の分かれるバーチャルコックピットですが、問題点として指摘されている助手席側から見れない・操作できないというのは早々にも手が打たれるようです。
しかし意外と運転席からは視線移動も少なく見やすいのは別として、どうしても安っぽく感じ、とくに高級車になればなるほど装備としてはどうなんだろうと疑問を感じます。
先日メルセデスコネクションで見たメルセデスの高級車、うっとりする高級なインテリアだったのですが、タブレットを2つ並べたようなパネルが据え付けられているのには激しい違和感を感じまい、メーターパネルだけみればAクラスの方によっぽどクオリティの高さを感じてしまいました。

デジタル製品の進化は早く、陳腐化も激しいものです。
目新しいうちはいいのでしょうが、低コストで作られるデジタルディスプレイのメーターはあっという間に普及しそうです。そうなったとき、コストを掛けた差別化ができない旧式ディスプレイの高級車の中古車試乗での評価などは気になります。

デジタル時計がアナログ時計を駆逐できなかったように一時の流行りとなるのか?それとも利便性が勝り普及していくのでしょうか。

と、質感に関してはオーバークオリティだった旧TTを比較対象にしてしまったので厳し目の表現となりましたが、全体的に見れば依然としてクオリティは高い方ではあります。

デザインは好き嫌いの問題でしょう。
見た目は写真で見るよりはいいかなという感じですが、シルエットとアンバランスな単調なラインのライトやグリル周りの処理にはまだ馴染めません。

車自体とは別に、最も変わったのが価格帯とポジショニングではないのでしょうか。
自分が購入した頃の8Jは、ライバル達の中でコストパフォーマンスの良さが群を抜いていて絶妙なポジショニングでした。
しかしその時よりおよそ100万ほどプライスは上昇し、今やZ4を遥かに超えボクスターやケイマンと肩を並べる存在となってしまいました。

ロードスターはベースモデルとの価格差は少なくなり一見お買い得にも見えますが、オプション入れると結局700万クラス。先進的なイメージのTTに合いそうなメタルトップだったら差別化も図れそうですが、布幌でこの価格だと自分だったら乗ったことのないポルシェの方に魅力を感じてしまいます。

ただし年次改良でどんどん商品力を増してくるアウディのこと、これからの進化に期待したいです。
Posted at 2015/09/21 10:33:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | Audi | 日記
2012年09月20日 イイね!

ちょっとヒヤヒヤ

ちょっとヒヤヒヤあまり乗っていなかったのに久々に乗れそうな時に限って、中国問題で予期せぬ話題のブランドとなってしまったようです。

考えすぎとは思えどオーナーとしては憎悪の矛先にされたりしないかというのが、以前嫌な思いをしているだけに切実な問題。
普段は地下車庫だからいいようなものの、このタイミングで乗って出ていいものなのか少々躊躇ってしまいました。

そんなちょっとヒヤヒヤ気分で買い物にでかけましたが、何の問題もなく心配も杞憂に終わり、あらためて民度の高い国のありがたさを実感しました。

こんな事にクルマを巻き込まないで欲しいですね
Posted at 2012/09/20 20:26:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | Audi | 日記
2012年02月13日 イイね!

いいなと感じさせる部分

いいなと感じさせる部分Ultimate Collectionの会場を早々に切り上げてディーラーへ向かいました。
もちろんこみ入ったご商談ためではなくTTの引取に..。
A3〜R8/A8〜TTとまさにアウディ三昧の一日でした。

会場の高級車も良かったですが、TTの暗くてタイトな空間が自分には一番落ち着きます。
ウチのTTは在庫の関係か内装色が本来のコンドルグレーの内装色である明るめのグレーではなく、よく見る部分であるAピラーあたりからルーフまで含めてすべて黒の仕様になっています。
黒も中途半端な黒ではなくかなり漆黒に近く、TTの窓の小ささと相まって昼間でもここまで暗い室内のクルマはなかなか無い程の黒さです。
でもこのあなぐらのような室内のほうが高級車の白っぽい内装よりも自分にはリラックスできるのかもしれません。
それにしても倍額以上の高級車を見た後でも不満を感じさせないクオリティなのはあらためてすごい事だと思います。

音のほうは完璧で、舗装の悪いところを走ってもミシリともせず、さすが独車という感じで気持ちよく乗るようになりました。

ゴトゴト異音の原因はリアゲートロックストライカの取り付け位置不良だったようです。
やはりあのゴトゴト音はリアハッチが動いていた音だったようです。
チリチリの方はリアシートバックレストのロック部の清掃給油で直ったようです。
こちらの方はそれほど再現性も多くなかったので、まぁ今回治らなくてもと思っていた部分ですが、発見・解決する技術力はお見事です。
修理など手を入れる部分があるとどうしてもバランスの調整が不可欠で、あそこをいじるとココがという無間地獄に陥りがちなのですが、心配も稀有に終わりそうです。

前車は構造的に異音がつきもので何度も点検に出したものです。
しかし、直るか直らないかは担当に当たるサービスの人次第という所があり、長い期間代車もなしに預けても直せませんでしたで終わってしまうこともあり、その辺も気に入っていながらも手放すことになった一因のひとつでした。

アウディでは実際に作業を行うメカの方と別に、専門のサービスフロントの方が受付対応を行う体制を取っているようです。
そしてその担当のSさんがとても優秀な方なこともあって、意思疎通もしっかりできるし作業による当たり外れの心配も必要のないという強い信頼感につながっています。
買ってからのほうが長い付き合いなので優秀なサービスさんというのは営業の方以上に重要なのだなと思います。

高級ホテルでの展示会も良かったですが、それ以上にこうした事柄の方が自分にはブランドロイヤリティを感じさせました。
性能などももちろんなのですが、それ以外の様々な所に人それぞれにいいなと感じる部分があり、クルマ趣味は奥深いのだなと思います。
Posted at 2012/02/13 11:19:45 | コメント(4) | トラックバック(0) | Audi | 日記
2012年02月10日 イイね!

点検引取りの合間にAudi Ultimate Collection 2012

点検引取りの合間にAudi Ultimate Collection 2012グランドハイアットで行われたアウディのハイエンドモデルを中心とした展示会に出かけてきました。
このイベントは抽選制でのご招待ということになっています。
なかなか招待状が来ない為、はずれたかとその日はTT修理の引取の予約を入れてしまいました。
しかし前々日になってようやく招待状到着。
せっかくなのでもうちょっと早めに決めていただけるとありがたいですね。
点検の終わったクルマで乗り付けるのもオツなのですが都心での運転に自信もなく、ちょうどウチと会場の中間にディーラーがあるので、代車の返却と引取りの合間にディーラーから電車で会場に向かうことにしました。

ハイアットの会場には普段ディーラーでもなかなか見られないハイエンドモデルが一同に集結。
一番のお目当てはやはりR8 Spyder。

350キロまで目盛られたスピードメーターはさすが。
A8はワンポイントの入ったシートの柄がお洒落でした。

一度は乗ってみたいウッド内装も、仕上げが二種類が用意されているようです。一般的なクリア仕上げは傷がつきづらくて良いのですが、素材感を活かした仕上げ無しのほうがプラスチックの偽物とは明らかな違いがあっていいのかなとかいらぬ妄想を描いてしまう選択肢は素敵です。

あまり区別のつきづらい最近のアウディの顔ですが、並べてみると色々です。個人的にはA7が一番のお気に入りでした。

現地でみん友のsumiさんと合流しコーヒーとホテルメイドの美味しいケーキをいただきながらご歓談。
A8のお洒落なシートもパンチングを入れるのはどうなのかということで、さすがプロの見立ては違います。

ゆっくりと堪能したいところですが最近は夜間の運転に自信がなく、暗くなる前にTTを引き取るため早々に会場を後にします。
でも一番面白かったのが帰り際車寄せに展示してあったコチラのクルマ。

やっぱり小さいクルマのほうが趣味にあっているようです。
Posted at 2012/02/10 14:32:49 | コメント(3) | トラックバック(0) | Audi | 日記
2012年02月08日 イイね!

代車A3のモデルイヤーによる違い

代車A3のモデルイヤーによる違いアウディはモデルイヤー制を取っているので、同じ車種グレードでも年毎に仕様が細かく変わります。
今回の代車もA3ということで以前借りた個体かと思っていたら、入れ替えの頻度が高いようで走行距離1000キロほどの新しいモデルでした。
グレードも同じ1.4Tながら中身はかなり違っていて、同じ車種の代車でも新鮮な感覚が味わえるのは嬉しいところです。

まず外装はバンパー・Bピラー等、チープだった非塗装仕上げ部分の大半がグロスブラック仕上げとなりました。
さらにメッキ加飾部分も増やされ目立つフォグランプ周りだけでなくドアハンドルの上部など細かい部分までも。

内装のキメ細かさが長所のアウディですが、それに対して外装は意外とおおざっぱ。
高級車でも経年劣化が目立ってしまう非塗装部分が結構平然と使われていて、内装のクオリティとのギャップが少々不満を感じる所でした。
後出しでこうするのなら小出しにせずに最初っからこうしてくれよと思ってしまう部分です。

室内ではナビの変更が目につく所。
ウチのTTのものとハードの外観はまったく同じですが中身は全く新しいものに変わったようです。
ナビ自体も目的地検索などが結構賢くなっているようですが、それよりもBluetoothでの曲名が表示されるようになったのが、車内での音楽はiPhoneのBluetooth専門の自分にとってはポイントです。

しかしおバカなTTナビで唯一便利な機能だった、速度関係の情報ウインドはなくなってしまったようでそれは少々残念。最高速度を何キロ出したのかが後から分かってちょっと便利な部分でした。

ナビ関連周辺機器としてはETCに加えバックモニタまで標準装備され、ウチがオプション装備したものすべてが最初から装着され至れり尽くせり。(ただし純正標準ならカメラはハンドルに連動して欲しかった所..。)

そしてセンターの情報ディスプレイでは、瞬間燃費・平均燃費・航続可能距離という今まで切り替えないと見られなかったものが同時に見られるようになり利便性がましました。

本当はデジタルスピードメーターと燃費が同時に見られるとベストなのですがそれはできないようです。
ディスプレイの解像度があがり表示できるようになったのかと思いましたが、他の画面は全く同じなのでソフトのバージョンがあがっただけなのかもしれません。
だったらウチのもバージョンアップして欲しい所ではありますが..。

走りに関してはMY2012の大きなトピックは1.4にはアイドリングストップが標準装備されているようなのですがついていません。車台番号ではMY2012なのですが端境期の個体なのでしょうか。

それにしても代車というとボロボロのクルマというイメージが強かったのですが、常に新型が用意されるのは結構ポイントが高いです。
販売店にとってコストはかかるのでしょうが販売台数をあげられ、放出時には中古として購入者も安く購入でき、借りる側も新鮮な感覚で次車購入時の参考にもなるというwin-win-winな関係のシステムになっているのかな?とも思います。
お陰で代車に乗ること自体が楽しみとなってしまい、点検時に代車サービスがなしというディーラーには戻れそうもない感じ。
クルマ自体の魅力や営業力以外にも、こういう細かい所も購入の決め手になってしまいます。
Posted at 2012/02/08 11:08:26 | コメント(4) | トラックバック(0) | Audi | 日記

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