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ぐりふのブログ一覧

2008年11月30日 イイね!

20世紀で止まってしまった時計

20世紀で止まってしまった時計もっとも、クーペカブリオレというだけなら206のCCにこだわる必要はありません。206CCはすでに後継も世に出た終焉を迎えようとしているクルマです。新しい方が良くできているに決まっているし、そちらであればそんなに慌てる必要もなくじっくりとクルマ選びを続けられます。
しかし、自分にとってはこのクルマの少し古めとなったデザインが重要でした。
そもそもこんなに長く乗り続けることになったのも、個人的なデザインの嗜好に起因して乗りたいと思えるクルマがなくなってしまったからです。
最近になりFIAT500やニューミニなどいいな、と思わせるクルマが出てきたのですが、よくよく考えるとこれらは昔のリバイバル。興味をひかれるのは80~00年代位にデザインされたクルマばかり。どうやら自分の中のカーデザインの時計は20世紀で時を止めてしまったようで、21世紀に入ってからのクルマにはどうにも興味が惹かれず、これから先もオリジナルデザインで欲しそうなクルマは期待薄です。
そんななか好きだった20世紀のデザイン、それもリバイバルでなくオリジナルがマイナーチェンジもされず新車で買える貴重な車、それが206です。
自分にとって一番デザインが輝いていた時代のクルマでライフスタイルを体現できる、こんなクルマはなかなかないのではないか?そんなことを考えていると、もうこのクルマしかないように思えてきます。
カタログを見ながらボディーカラーはブルーがいいんだけれど、ツートンカラーの内装は捨てがたいな、などとあるかどうかも判らないクルマにかってに盛り上がり、なんとか在庫はないものかと願いつつディーラーに出かけられるまでの1週間をすごしました。
Posted at 2008/11/30 20:29:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | 206CC購入記 | 日記
2008年11月30日 イイね!

興味のなかったオープンカー

興味のなかったオープンカー 夫婦二人だけの、いわゆる世間ずれしたライフスタイルに合いそうなクルマを捜すとほとんどがオープンカーでした。
しかし実はオープンカー自体には興味がありませんでした。オープンカーほど非日常的で実用性とかけ離れた乗り物はないのですがそれはかなり強烈で、耐久性や防犯性・他人の眼など面から出来ればノッチ付きのクーペボディの方が欲しかったのです。しかしクーペという車型、セダンすら少なくなってきた近年では小さなクルマでほぼ絶滅状態。
MGFを考えたときもハードトップは欠かせないななどと考えていました。
この206CCはメタルルーフでクーペとカブリオレの両方が味わえるというのが最大の特徴です。幌のオープンカーは閉じていてもオープンカーですが、メタルルーフは閉じてしまえばオープンカーではなくなって普通のクルマに紛れ込むことができ、いざというときにそれを享受することが出来ます。
このクーペになるというのが決め手で、オープンはおまけ程度にしか考えていませんでした。この時は。
そして、二人しか乗れない2シーターは憧れますが、荷物が置けないのはちょっと辛い。その点206CCは人間用としては実用にならない飾りとしか思えないデザインのプラス2がついているのがありがたい。
行き過ぎずある程度の実用性も備えられているのがさすが分をわきまえたプジョー。小心者の自分にはこの辺りがちょうど良さそうです。
Posted at 2008/11/30 15:55:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | 206CC購入記 | 日記
2008年11月29日 イイね!

乗り続けたとき味が出るクルマ

乗り続けたとき味が出るクルマ在庫無しとお預けをくらった1週間。カタログを眺めながら考えれば考えるほど206CCは自分にとって理想的なクルマに思えてきました。
図らずしも10年も今のクルマを乗り続けたので、次のクルマはそれ以上長く乗り続けられるように「古くなったとき味が出るクルマ」というのが今回の買い替えの最大のテーマです。
若い人より古いクルマがサマになるのはオッサンに与えられた数少ない特権です。自分ももういい歳なのでそれを享受しないのは勿体ないと考えるようになってきました。身の回りには古いクルマにこだわって粋に乗りこなしている人たちが結構いて、諸先輩方にあやかりたいなと思うようになってきたのです。
それらのクルマはみな古さが味になっています。
ウチの306Styleも10年が過ぎたのですが、すぐ買い替えるつもりで好き嫌いの少ないグレードを選んでしまったのが今となっては悔やまれます。306のstyleというグレードの飾らないシンプルさは、仏車という趣味性を実用性のオブラートでくるんだ絶妙なバランスで「クルマにはこだわらないがいいモノが欲しい」というスタイルを体現できました。
しかし、実用性という部分は古くなるにつれ色褪せてるもの。それ故こだわって乗り続けるというのが似合わなかったのが買い替えの一番の要因かも知れません。
乗り続けて古くなったとき味が出るクルマとは、希少価値とかコンディションとかではなく、持ち主の思い入れが表れるクルマだと自分は考えます。
自分にとっては以前興味を持ったMGFというクルマが今のところそれに一番近かったように思えます。イギリス製の二人乗りのオープンカーで、気に入った点はスタイリングなど多々あったのですが、一番は実は二人しか乗れないという実用性のなさだったかも知れません。
我が家は夫婦二人きりのいわゆるDINKSで、世間から見るとかなりずれた属性です。実用性よりも他のものを優先したというこのクルマの主張に、自分たちのずれた属性と共感するものを感じ、そんなクルマに乗ることが特異なライフスタイルの表現につながるのではないかと思いました。
こういう乗り手を限定するクルマ、たとえ所有しても家族構成の変化などで複数台所有でなければなかなか維持し続けられません。
ところが我が家は子供の予定もないので乗り続けることが可能で、そんなクルマと一緒に歳を重ねて行けたら、それはそんな二人きりのライフスタイルを貫いてきたという証となって、決して手放すことが出来ないものになるのではないでしょうか。それが古いクルマを維持していくための強いコダワリになるのではないかと思いました。
ATがなかったためこのMGFを手に入れることはありませんでしたが、このクルマをもし手に入れていたらと今でも思うことがあります。
ただし、ディーラーの日本撤退でいばらの道が待っていただろうというオチはあったのですが..。
Posted at 2008/11/29 12:17:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | 206CC購入記 | 日記
2008年11月23日 イイね!

大人びた206との偶然の再会 ー CC購入記3

大人びた206との偶然の再会 ー CC購入記3それまで検討していなかった206が買い替え候補へと変わる最初の偶然が起きたのは、ちょうど1年前の11月23日のことでした。
なおるかどうか判らない不安が買い換えへと気持ちを動かしていく中、修理完了との連絡が入り、306を迎えに出かけた帰り道。帰路の近くに新しくPCショップが開店するとのチラシが入り、セール目当てに寄ってみました。
するとその隣は偶然場所を知らなかったプジョーディーラが..。
実際のお店廻りはまだ先と思っていたのですが、そういえば206がもうじき販売終了だということを思い出し、これも何かの縁と立ち寄ることに。
206はデビュー当時に買替え候補として見に行ったことがありました。
それまでのNo.1候補だった406が引越で車庫が狭くなり、その替わりとして見に行ったのですが、当時はATはベースグレードだけだったので、406とは大きく違うポップでチープな印象と、306の査定価格のあまりの低さに買い替えは中止となり予算は住宅ローンの繰上返済へと消えたのでした。
しかしお店に置かれていたルナー・ミストの206Griffeは、それまで抱いていた206へのイメージを全く覆すものでした。206といえば原色系のポップなイメージが強かったのですが、シックな薄いゴールドの外装と内装の黒のレザーとのコントラストは大人の雰囲気。ちょっと古めのデザインになってきたことも相まって昔のルノーのバカラの様なイメージが漂っています。
おもわず、206なかなかいいかも...と思いながらも、さらにそれまで全く考えになかった選択肢が浮かび始めたのです。
それは、206のなかでも特に思い入れのあった206CC。
306を購入後すぐ次に表れた新型ということもあり注目していた中、最初にジュネーブショーでお披露目された20ハート。コンパクトなボディにメタルトップカブリオレを導入したクラスレスなイメージに、これはひょっとして理想のクルマかも?と興奮した覚えがあります。それが206デビューの数年後、ほぼそのままの姿で市販されたときには感動しましたが、406が購入できてしまうような金額に縁はないものと思ってきました。
しかし、以降輸入車の価格はどんどん上がり、プジョーの敷居もどんどん高くなって行く中で比較すると今やお買い得ともいえるプライスです。
これがもしあればかなり理想に近いのでは、と早速在庫を訪ねました。
するとCCはもうありません。あるのはGriffeだけです...。

ないと言われると余計欲しさがつのります。プジョージャポンのページに情報が残っているのを唯一のよりどころに、どこかにきっと在庫があるはず、と勝手に思いこみ、来週にでも近所のディーラーに相談しに行こうと心に誓いました。
こうして急転直下3台目のプジョーという選択肢が浮かび上がったのです。
Posted at 2008/11/23 13:04:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 206CC購入記 | 日記
2008年11月21日 イイね!

さりげないグレードの功罪 ー 206CC購入記2

さりげないグレードの功罪 ー 206CC購入記210年目を迎えた306のトラブル。原因ははお約束のバッテリー突然死ではありませんでした。
それまで買い換えなど夢にも思っていませんでしたが、手がかからなかった306も寄る年波が訪れ、いつまでも優等生ではいてくれるはずはないでしょう。
古いクルマを維持して行くにはそのクルマへの強いこだわりが重要です。

実はこの306、もともとは車検毎に買い換えるつもりでした。
今まで乗った2台のクルマはどれも1年ほどで手放す事になっていたので、どれだけ長く維持できるか見当がつかなかったことや、前車の405で結構体験したマイナートラブルも新車保証のウチに乗り換えてしまえば関係ないこと、そして当時は乗りたいクルマが山のようにあったので、まずは車検まで試しに乗ってみて、と考えての購入でした。
XSiのスタイリングに惚れて306に興味を持ったのですが、短期での買い換えを考えると初期投資も抑えられるシンプルなStyleの方が、万人向けだしいいのかなとも思いベースグレードのStyleを選びました。
ところが翌年家を購入したことなどから環境が変わり乗り続けることとなり、そのうち乗りたいクルマもなくなって、気がつけば10年を迎えてしまいました。

さりげないStyleというグレードも、これまではクルマと適当な距離感を置いたつきあいが出来て良かったのですが、その分どうも古くなってこだわり続けて乗っていくというのが似合わないグレードなのかもしれません。
初めての新車で、10年も連れ添ってきたということで十分愛着はありました。しかし、これからかかる費用や苦労を考えると、そろそろ次のことも考えなければいけないのかなと思い始めました。

ちょうどこの年、長らく出現しなかった乗りたくなるクルマがようやく登場しました。愛らしいデザインのFIAT500です。306が調子を崩す少し前に発表があり、久々に興味をそそるデザインのクルマ登場にワクワクしました。当時日本上陸は未定でしたが、306の次の車検の翌年6月頃には日本にも上陸していそうで、その頃を目安にFIAT500を中心にのんびりと次の候補選びでも楽しもうかと考え始めることにしました。
そんな時、偶然の出会いが起こります。
Posted at 2008/11/21 15:11:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | 206CC購入記 | 日記

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横浜でデザイナーをしています。 速く走ったり弄ったりはしないのですが、それでも楽しめるクルマが好きでオープンに乗っています。でもめったに開けない隠れオープ...
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