ジェームスタイラー改造内容ｗ

①先ず塗装を塗り替えだが、当初サンバーストにする予定だったのだがＳＣＨＣＴＥＲが既に紅木目だったので蒼緑でサンバーストにする事にした。
が・・・どうも緑が強く出て蒼は脇役的なテイストに為った。
まぁ・・・でもコレはコレで自然な感じでＯＫかな？
今回は木目も確りと浮かび上がって漸く本来の姿に為った感じでつｗ
After


Before


②次にこのギターの問題点はミッドに癖が有りすぎる使えない糞ブースター回路だったｗ
初期型はコイツが付いていて全く使えないお飾りだったｗ
多分使い方の用途がオリ様のやるジャンルにマッチングしないだけなんだろーけどねｗ
しかし後期型からは癖の無いフラットなブースター回路に変更してあったｗ

その為、同じ回路を取り寄せようとしたのだが、ショップのダメとの回答に諦めかけたが、ＥＰブースターの回路を差し換えるアイデアを思い付きギターの主治医に相談した。
彼は快く乗ってくれて、試行錯誤を経て見事モディファイさせた。



コレにはサウンドキャラクターを選べるスイッチが搭載されており、ブースターさせたい周波数域が違うようだ。
スイッチ①は高音域にブーストがかかり、②は低音域のようだ。
通常は①を選ぶのだが、タイラーは②の方が合う様なので②をチョイスしている。
この回路はポン付けでは入らないので、２つに分解して取り付けている。
さすがプロの仕事だ！




③ブーストプッシュスイッチが壊れてるとの主治医の連絡にスイッチ探しの旅と為ったｗ
中々見付からず、トグルスイッチに変更か？と為りそうだったが、秋葉原で漸く近いスイッチを発見し、中身をコンバートさせ何とかスイッチを復活させた。



④配線も断線しかけており、全て引き直しと、ジャックやピックアップ切り替えセレクタースイッチも新調した。
要するに殆どボロボロ状態だったワケだｗ



⑤アームも新調させた。ウイルキンソンの前期型が搭載されていたのだが、後期型へ変更とした。
それと同時にウイルキンソン用のビックブロックを取り付けた。
このビックブロックは日本では入手不可能で海外から取り寄せた。受注生産らしく３ヶ月程かかったｗ



⑥フローティングは嫌いなので添え木をし、ロックさせた。
ブロックと同じ寸法にさせないのは主治医の考え方なのでそれに従った。
しかしながら接地面積が多ければ弦振動がボディにより多く伝わるのではないだろうか？と個人的には思うのだが、主治医曰くコレで良いらしい。

⑦チタン製ネックプレートに変更させた。
コレはより弦振動を伝えるサウンドエフェクターだ。
８２００円程するが、確かに音の立ち上がりが速くなり、よりブラインドなエッヂの立ったサウンドに為った。



《感想》
サウンドは塗装がベタ塗りだった以前の時とは変わり、立ち上がりがより鋭くなって、ジェームスタイラー独自の暴れるサウンドが強く為った様だ

音に濁りも減り、乾いて枯れた良い音となった

ボロだったが、元々良いサウンドの中古を購入したのだが今回のギターリペアさんに出会えてマジで良かった

マジ半分死んでたんだな？このギターｗ
素性の良さだけで何とか鳴っていたワケだぁｗ
あいやぁーマジすまんｗ

後はネックの裏に細かい傷が数ヶ所有るのでコレも綺麗に取り塗装し直しだなｗ

(●´∀｀●)/