ヒッチメンバー自作③

続いてビーム部分の製作です。
9mmの切板をグラインダーで
このようなデザインに成形して
ゆきます。この作業に結構な
時間を費やしました。

かなりの金切音が田舎町に木霊
していたので、週末になると毎度
近所迷惑な感じでした。

他の部品同様に、墨付け後に
6mmでの下孔開けから13mmまで
ドリルにて拡径してゆきます。

作業途中に、部材同士の位置確認
を兼ねて仮組みした写真です。

取り合いには、過去鉄骨組立で
使っていた高力ボルトS10Tが
余っていたのでこれらを流用
します。

車両への取り付けの位置関係の
確認で、車に付けたり取り外し
たりを繰り返しています。
現物合わせですが、干渉は
無さそうです。

運転席側と助手席側の左右を
仮組みし、ヒッチビームの長さ
ピッチを測定。
ビームになる60角の6t厚みの
角パイプを切断します。
左右の切板の厚み次第で多少
変わりますが、だいたい
1,000mm弱の長さで足りるかと
思います。

プレートとヒッチビームの
溶接です。牽引時に一番負荷が
掛かると思われるので、レ開先
にて、裏までしっかり溶け込みを
狙います。

1人作業なので治具作りや段取りで
時間を取られますが、仮留め溶接前
の固定はクランプを活用しました。

プレートとヒッチビームを
仮留めした画像です。
この状態での長さは1,000mm程度
なので見た目は小さなヒッチです。

車両へ仮組みし、再度干渉が
無いかを確認しています。
自作マフラーと自作ヒッチも
競合する事なく収まりそうです。

付けたり外したりなので、作業の
進捗は遅いです。

車両下からの画像です。
これならヒッチと干渉せずに
スペアタイヤも脱着できるかと
見ています。

仮留めした際に、ヒッチビームの
長さが数ミリ短い気がしましたが、
すでに切断しており、今更継ぎ
足しもできないため、このまま
本溶接に進めました。

ヒッチメンバー完成には、
まだまだ製作が必要なパーツが
あるので、完成は先になりそうです。

製作が必要なパーツリスト
•レシーバー
•レシーバーに差し込む牽引フック
など。