ヒッチメンバー自作⑧(完結編)
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歪み取りを終えたヒッチです。
塗装ブースなどいい設備は持っていないため、周囲に迷惑が掛からない畑の外れにてスプレー缶塗料で塗装作業です。
このヒッチメンバーはクソ重たく、1人では容易にハンドリングができないので、リアカー(リヤカー?)を置き台にしています。
2
ヒッチメンバー本体の塗装が乾燥するまでの間に、接合用の高力ボルトの錆び取り&足付け作業を進めます。
手作業では時間が掛かるので、ボール盤にボルト先端を咥えて、回転させてスコッチで磨きました。
3
モノタロウのパーツクリーナーにて、ナットも含めて脱脂します。
4
台風一過翌日の炎天下のなか塗装作業中。高温のため乾きが速いです。
5
いよいよ取り付け開始です。
(ここまで来るのに長い道のりでした)
先に、車両側とヒッチメンバー側の中間に位置する「アダプタ部品」のアングルを仮固定します。
6
次に3時間程度乾燥させたヒッチメンバーを、1人で死にそうになりながらここまで運んで来ました。
途中、塗装箇所に当て傷などで剥がれないように、おじいちゃんの要らなくなったグンゼのシャツを巻いて塗装部分を保護しています。
塗装後に炎天に放り出して乾燥させましたので、手で持てないくらい熱々になっていました。こんなに熱くなるなら耐熱塗料でも塗ればよかったかもしれません。
7
次に、地面に寝転がり、実に30kgほどありそうなヒッチ本体を抱き枕のように抱えて回転し、体の上に預けました。肋骨が折れそうでした。ポケットに入れていた携帯電話も圧迫されて画面が割れそうでした。
このあと右脚を使い、某エクササイズでよく見る格好になってヒッチの片側を持ち上げ、もう片方は左腕を使って根性で持ち上げ位置合わせ…
(あとはボルトを数本通すだけ!)
いざ右手でボルトに手を伸ばすも…
ボルトがある場所に20cmほど手が届かない…
初期設定のボルト配置は良かったのですが、途中で床に敷いたダンボールをずらした際にボルトの配置が遠くなってしまいました。
変化点管理に弱く、今年いち残念な初回チャレンジでした。ハーベストのようなスタンド能力があれば、ボルトを少し手前に運んでもらえたかもしれません。
このあと出直しKYを行い、再度同じ工程を辿って無事にヒッチメンバーと車両との取り合いが完了しました。
(このような状況のため、写真は撮れていません)
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レシーバーのセンター付近の画像です。
リアバンパーとレシーバーとのクリアランスは10mmほどあり、車体が多少捻れてもヒッチの干渉は回避できそうです。
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以前に製作した第二弾マフラーもDIYヒッチメンバーを十分(たまたま)回避できており、干渉問題はなさそうです。
10
車両後方からの眺めです。
まるでエアロスパイクエンジンを連想させるようなうしろ姿になりました。
ヒッチメンバー本体の製作としては一旦これにて完了しました。
のちのち、以下の製作も控えています。
•ヒッチフックの製作
•長尺物を積むためのサポート架台
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