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Zono Motonaのブログ一覧

2025年01月26日 イイね!

1/26 ミンともさんに呼ばれてルスツ!

1/26 ミンともさんに呼ばれてルスツ!
1/25 22時



みんな大好きマルトマ食堂

ご存知(かどうか知らないが)、苫小牧漁港メシのギガ人気店だ。

午前5時からの営業なので、フェリーで苫小牧に入ったならその場で寝て朝5時に駆け込むのだ。

日が出てからだととんでもない行列に戦意喪失すること,請け合い!


元祖であり本家であるホッキカレーも人気だし、海鮮丼たるマルトマ丼も外せない。

が、ボクぐらいのツウになると、店頭貼り出しなこれらメニューから選ぶことになる。

とか偉そうに言って、二つの残念が。

一つはまだこの店には1度しか来たことがない。

そしてもう一つは、日曜はダメよ。
休業日なんだと。

着いてから気づいた。あー。


スーパー トライアルで半額のコロッケと魚を買い、明日の朝メシにする。

どうやら明日ご一緒するスキーヤーさん達、メシも食わずに滑り倒すこともあるそうで。
まあそれはボクも似た感じだが。
その分、腹持ちのいいものを食べてから出陣すること。




苫小牧から支笏湖方面に向かう

早速の北海道らしい直線道路、対向車のライトが見えるのだが、いつまで経ってもすれ違わない。

素晴らしい感動。

と同時に、対向車との間に鹿が出たとしても見えないぞ?気をつけないと。



ルスツまで40分ほどのチェーン着脱スペースでおやすみなさい

道路は完全ドライだが、ここはスケートリンク。
たのしー!


マイナス6度、電気湯たんぽで大丈夫だろう




1/26 おはようございます


完全凍結の室内


走り出すと完全晴天にテンション上がる!


低い太陽光線が雪をダイヤモンドに変える



駐車場は、こうじ@ODESSEYさんから指南があった。
より広大なイースト方面の駐車場で、終わったあとにそのまま滑り降りてこられる方。

リフト券も、シーズン券を持っているこうじさんの連れ2割引より、ネットで事前購入の方が安くておすすめ。

14500円が11200円になる。

おお、そんなに安くなるのか!?
と一瞬喜び、次の瞬間、とは言え1日券が1万円を超えていることのショック。


駐車場で出撃準備をしていると、こうじさんがフィットを見つけて駆けつけてくれた!

はじめまして!
明るくてハキハキとした話ぶり、楽しい方だ。
今日はいろいろお世話になります。




事前購入したリフト券交換機

QRコードを読み取らせて発券だ。




ルスツは右側に離れたウェストと、左側の二つの山(イーストとイゾラ)に分かれていて、主にイゾラ方面を滑る予定。

安比に似た超ロングなグルーミングバーンがルスツの特徴。





気持ちいいコンディション!

こんな青空、ルスツでは珍しいそうだ。


ご一緒くださるのが、いつもブログで拝見しているお三方

左からこうじ@ODESSEYさん、師匠、otus⭐︎さん。
いつも圧巻な画像と滑走記録を拝読しているので、着いていけるかなぁ。


それにしても素晴らしい青空だ。


洞爺湖と、その向こうには海。
噴火湾だ。



洞爺湖を見下ろす山の頂上に!

ウィンザーホテル洞爺、サミットのホテル。
お城みたい。



風力発電が並ぶ




さあ、行きましょか

時速70キロ程度の快走を何本か繰り返し、


2級取得に向けてあれこれご指南を頂戴できた

皆さまとうの昔に1級だのテクニカルだのを取得されている。



短いがいい斜面が並ぶイゾラD,C,Bなどで、皆さんいつもお互いを撮影して論評し合っているそうで、ボクも撮っていたたけた。
こんな機会なかなか無いぞ、恐縮だがお願いします!



こうじさん


師匠



そしてコブをジャンピングターンでかっ飛んでいくotsu⭐︎さん。

初めてブログで画像を見た時、度肝を抜かれたあの光景が、いま目の前で!






コブからコブへ飛び移りながら降りている!

すげぇ。
このスピード、このバランス、この迫力!




ボクはコブはまだまだなので、整地の画像で許してください。


だいぶ修正されてきたけど、まだ腰が遅れてるのかな?

一人で考えながら滑っているよりも、デキる皆さんに見ていただき、撮影していただき、指南していただくことで、朝の動画より午後の方が良くなっているようだ。





皆さんのスキー仲間Iさんが、午後から合流。

え、小柄な女性なのにものすごい迫力で不整地・コブを滑降なさる。
指導員の資格保持者ということだ。

腕の形についてご指南いたたけた。なるほど確かに、足腰に比べて放置していた要素だ。できるようになるかな?





だんだん日が落ちてくる15時

ルスツウェスト、羊蹄山、左の一番奥にはニセコだ。


ニセコ全域が見えた


光が夕焼けに向かい始める


そうだ、こうじの木!
これかぁ。いつもの。

Google mapsに載ってるらしいぞ。




最後の1本、イーストビバルディコース!

大切に滑ろう。

こうじさんとotsu⭐︎さんは、最後のスピードチャレンジ。
90キロほど出たとか。

ボクには、この荒れ具合では絶対に無理だ。
タフだなぁ。





駐車場に残るクルマは数少ない。
オデッセイ、フィット、そして向こうの方にotsu⭐︎さんのCR-V。





最高速度は上振れし過ぎ

実際には70キロ程度かな。


皆さんが、ボクがぬり絵の人だとご存知で、気を利かせて出来るだけあちこちに連れて行ってくださった。

感謝申し上げます♪






その後、こうじさんに教えていただいた「留守都温泉」に。
500円、ただし村民は300円。

鉄分の多い茶色でややヌル味のあるおもしろい掛け流しの湯。




移動途中、ニセコのヒラフか、ナイターの様子



そして、コメ無しで行くぞ、半額ハント

肉、魚、豆腐だ。
どうだカロママプラス!


え、油が多い?


明日はキロロだ。
早上がりの予定。
Posted at 2025/01/27 00:07:02 | コメント(10) | トラックバック(0) | yukiyama | 日記
2025年01月25日 イイね!

ええい、どうとでもなれ!そう言ってフェリーに飛び乗った。

ええい、どうとでもなれ!そう言ってフェリーに飛び乗った。

1/24




例のヒンヌー教団による基盤が概ね完成したようだ。世の変革は近いかも知れない。


謎のマシンを、スマホからオン/オフを可能にする魔術を実装。なんやよーわからんけど、すげ〜なヒンヌー教プロジェクト。




そんな夜にボクは旅に出たワケだ。誘われたかのように。

たびたびのように「北海道でお待ちしています」などと唱える呪術師こうじ@ ODYSSEY氏と、控えめながら「1年でどれだけ上達したか見てやる、オレの言ったことできるようになってるだろうな?(意訳・異訳)」と念を送るハイブラウ紳士き た か ぜ先生。

もうね、仕事の都合なんてほっぽり出して船の予約を取りましたよ、出発するその日の午後。息子とカレーそばを食べながら。


新日本海フェリーの北海道便は、舞鶴か敦賀から出ている。神戸に近いのは当然舞鶴だ。



ところがこの日、舞鶴発の便が臨時整備のため欠航だと?
仕方ない、下道でプラス1.5時間以上かかるが敦賀まで行くしかない。


今回は、フィットe:HEVでの長期車中泊ツアーにしてみよう。



アトレーに比べて室内高・荷室長はやや劣るものの幅は広く、寝返りは少しだけ楽だ。

ルーフボックスを装備したので、スキー3セットも積める。

電子レンジも完備だが、唯一劣るのが大型ポータブルバッテリー。



青と黄緑色の下に大型ポタ電2機。
電子レンジはその上に置く予定だ。

アトレーだと親機2300kWhに子機3000kWh×2の合計3台8300kWhを載せられるが、フィットには2台5300kWhしか積めない。

だが、シガーソケットからの充電ができることを再発見したので、わずかながら注ぎ足し充電で延命できそうだ。寒い北海道で2週間保たせられるかな?




意気揚々と家を出た、1時間ほどの余裕を持って。

出発して40分ほど経ったころ、ポケットの中に違和感が。

あれ、家に置いてきたアトレーのキーが入ってる!?
息子が困るぞ、戻らなきゃ!

この日も粗忽さを如何なく発揮し、1時間あまりロス。余裕が一気に消失した。
仕方ない、高速道路を使うか。

出航1時間前に到着が推奨される新日本海フェリーだが、30分前に到着。


係員にeチケットのQRコードを提示したところ、乗船時間が30分ほど遅れていると伝えられた。

え〜、高速使わなくてもなんとかなったか!
2500円返してくれ〜。



それはともかく、無事に乗船。

着替えと予備のカップラーメンなどを持ち込んで船室に入った。


そこで気がついた。サイフというかクレジットカードを車内に置いてきたぞ!
船内で何も買えない。


あー粗忽。


予備のはずが、これで食いつなぐことになった。
まあ、よかろう。



1/25
船内でおはようございます。




デッキは寒いが、猛烈ではない。


もう秋田か、出航から11時間


楽しみのランチを恨めしそうに眺める

クレジットカード対応なのにな。




アナウンスで映画上映の案内

「月の満ち欠け」
ヒューマンドラマか、見てみよう。



小振りだが、立派なシアタールーム

泣ける映画だった。



20:30に着岸、風呂は18:00まで供用されているので、出来るだけ遅めに入る。




苫小牧東港に着岸。



すごいなぁ、この狭さ


一番最後に乗船したボクが、一番最初に出られるんだって!
ちょっと嬉しい。


「その車 動くぞ!」

ガンダムみたいだね。
「こいつ、動くぞ!」





上陸!



かくして本年度の北海道ツアーが始まった。


25日の夜に苫小牧。


26にはルスツだ。
こうじ@ODYSSEYさん、otsu☆さん、よろしくお願いします!

Posted at 2025/01/25 21:07:40 | コメント(10) | トラックバック(0) | yukiyama
2025年01月23日 イイね!

え、あの作家の息子?あの財閥一門?

え、あの作家の息子?あの財閥一門?

ご承知の通り、中居正広やフジテレビの醜聞が吹き荒れている。
ボス・ジャニー喜多川にして歴代稼ぎ頭SMAPリーダーあり、ということか?

まあそれはいい。いろんな意見があるだろう。


夕方、テレビを見ていてフジテレビ副会長という遠藤龍之介氏が出ていた。

知的で羽目を外さないタイプに見える。

いや、そこじゃない。
名前にピンと来たんだ。


かつて「第三の新人」と呼ばれた文壇の大物たちがいて、その代表格たる遠藤周作先生。

その一人息子じゃないか!?ご尊顔も似ている気もする。


北杜夫に耽溺したボクだったので、北氏と深い交友を重ねていた遠藤周作氏の作品も適当に読んでいた。

難しい純文学はともかく、軽妙なエッセイは中高生にとっても読みやすく、忘れもしないのは、氏が入院中にイタズラでベッドの中に仕込んでおいた「雲固の模型」に看護婦が驚いて声を上げるところを隠れて見て喜んでいた、などというエピソード。

雲固ってなんや? ああ、うんこか。なるほど、学のある作家はさすがになんでも漢字をご存知なんだなぁ。



・・・いやいや当て字だからね。尾籠な空気感を軽減しながらユーモアに転化させているワケだ。

そんな氏のエッセイに、たしか龍之介氏の名前があったことを思い出した。

氏がさかんに冗談を飛ばしているところを、高校生の龍之介氏は心底馬鹿にしたように冷たく見ていた、とか。


ああ、その龍之介氏、そういや慶應幼稚舎から大学まで進んでるとか書いてあったな。

遠藤周作の父君も銀行マンで、ニコリともしない厳格さだったとか。単なる銀行員ではなく、頭取とか?いや、同じ財閥に属する会社の代表取締役に転向だったか。

まあ、優秀な血統、経営者の系譜なんだろう。つまらない事件のせいで面倒な立場に追い込まれて。





それからフジテレビの会長も出てきた。

え、嘉納?

これもピンと来た。

ちょっと調べる。



嘉納修治氏

嘉納治五郎と名前がかぶるんだな。
知る人ぞ知る、柔道の始祖。

あるいは灘五郷、神戸の酒どころ、菊正宗とか白鶴とか、嘉納家一族が絡みまくる。神戸発の酒造系財閥と呼ばれることもある嘉納一門、どうやらその一族らしい。


あの灘高校も、菊正や白鶴などが作った学校で、柔道家であり教育者であった嘉納治五郎が草創期の基礎づくりをした。



そして、遠藤周作も灘高校出身、慶應義塾大学の文学部卒。

フジテレビ会長の嘉納修治氏、副会長の遠藤龍之介氏も慶應出だ。



浮かれたプロデューサー上がりの軽い社長たちの尻拭いという内情なのか分からないが、ボクの目にはそう写った。





エロは地球を救うとも思うが、同時に身を滅ぼす。
くれぐれも、節操を傍に!


Posted at 2025/01/24 12:05:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日々日日
2025年01月21日 イイね!

福岡から恐羅漢スノーパーク

福岡から恐羅漢スノーパーク

1/20

福岡は天神にてお仕事。
関係者9名が集まり、モゾモゾ。
賽は投げられた。1年以内に結果が出ることを目論むが、さて。



その後、ボクのチームのお一人とお昼を食べに、天神から中洲をフラフラ。



天神ビッグバン、こんなロゴまで出来てるんか?

大規模再開発のことみたい。建造物の高さ制限とかが無くなったの?新しく綺麗なビルが次々と建ち始めていて、地価も爆上がりとか。




中洲にかかる橋の上から

轟音がたびたび。市街地にある福岡空港に着陸する飛行機か。



一蘭本社総本店

異様な待ち列があると思ったらそういうことか。
ほぼ、中国人らしい。60分待ち。



博多 めんたい重

人気店らしく、予約なしではやはり1時間以上の待ちだそうで、諦めて散策を続ける。



福太郎、めんたいせんべいやさんとか?
博多名物の新定番ですか?


その直営店は、パンも売っている

人気らしいですね。
せっかくだから、ここでパンを一つと飲み物をいただいた。



その後、ウエストへ

すごいよね、この店名、このロゴで、純うどん店。
資さんうどんなどと並ぶ、ご当地うどんチェーンの雄だ。



ごぼう天うどん450円くらい?と磯辺揚げ天トッピング

ネギや天かすは別添えだった。
出汁は薄口な関西うどんよりももっと薄く、ひと噛みしたら柔らかい内側に不思議な弾力のある麺。

お客さん、ひっきりなしだった。




チームの彼を空港まで送り、広島と島根の県境へ向かう。恐羅漢スノーパークまで270kmだ。


北九州は門司から関門橋が見えてきた


安い方のトンネルから渡ろう
160円


うわぁ、食べられちゃう!


ということは、プリっ!と排出

プリプリ。





山口市内で温泉とスーパー買い出し


清水湯、450円

格安なのに掛け流しか!
古いタイプの銭湯の顔して、やるなぁ。



走るぞ。


国道9号を走っていると、巨大な鳥居が!

調べると、文字通り「津和野大鳥居」というらしい。
9号から津和野市街地へのゲートになっているそうだ。




島根県の山奥に、違和感強い直線区間が!


匹見峡、名前からしてもかなりの秘境感。


怖いなぁ、誰一人いない高規格トンネル

費用対効果、いかほどか?



1/21
道の駅匹見峡にておはようございます。

恐羅漢スノーパークまでは27kmだ。ブーツを温めるにはいい距離だな。




山間部の日の出、幻想的な景色の中を走った


ラスト10km!


着いた!
変化のありそうなゲレンデかも。


トイレとリフト券発券のため、センターハウスに向かうと、屋根の上から細い氷が次々と滑り落ちてくる。
10本くらい落ちてきたので、撮影できた。


サーっと音を立てて伸びてきて

強度が耐えられなくなると折れて

下に向かって殺人やり投げ!
これが次々と連射されてるんだよ、おもしろい。



広島経済圏のスキー場はおしなべて高い

需給バランスだな。
九州のナンバーも来るワケだ。


8時リフト運行開始、8:24発券で1人目

地元民はわざわざアースホッパーを買わないか。
アースホッパー民はわざわざここまでやってこないか。







昨日緩んで


夜のうちに凍った


カチカチゲレンデ

全く歯が立たない。


春スキーそのもの


11時ごろに緩んでくるまで我慢のスキーか


晴れていたと思えば


一気にガスに包まれる


恐羅漢最上部は


広島県の最高峰ということだ
案外低いんだな、広島県。

上部が急で下部が緩斜面という構成。
また、横方向のリフト乗り継ぎが良くなくて、往々にして登山をさせられる。


35度という斜面

緩んできた頃合いなら、なんとか降りられた。



全面ぬり絵チャレンジしていて少し戸惑ったのが、ココ。


ピンクに塗ったところ、コースだというが、


え、この左側の細いところ、コースなの?
行けるかな?

狭いし急だしそろそろザバ雪になってきてるし。




ほら、やらかした!


寝転んでたら、かわいらしい足跡があったよ


ということで、撤収

規模感としては中規模ゲレンデと言っていいか。60ヘクタール。
しかしコースのバリエーションはそこそこ豊か。

上部はレースに使われるほどのハードバーンあり、下部は初心者が伸び伸び滑られるコースあり。
広島以西のスキーヤーから人気があるのも分かる。


オープンしているコースは全面ぬり絵、完了!


クルマに戻って、昨晩買っていたスーパーの広島焼きをいただきました。

かなり大きく、なかなかおいしかった!




お、北広島町!
北海道は北広島市だな。


芸北町、スキー銀座

名前しか知らないスキー場だらけ。
いずれ、行脚したい気もするし、高い割に残念な気持ちになる気もするし。



このあと、北海道シリーズに出るのか?
どうか?
まだ心が決めきれない。

行くなら、1/26ルスツと2/2油温泉は織り込まなきゃ、だけどねぇ。

行っていいのか。

悩む。
Posted at 2025/01/22 11:48:56 | コメント(5) | トラックバック(0)
2025年01月18日 イイね!

Marshall Bluetoothスピーカー - 試聴2

Marshall Bluetoothスピーカー - 試聴2
MarshallのBluetoothスピーカー、
小さい方Emberton II と
大きい方Middleton を購入。

視聴がとても楽しい。

前回はジャズ〜フュージョン畑を試した
が、今回はもう少しポップな方向で。


ポイントは、以下の3点。

・全体的にバランスが良いか
・小さなスピーカーなのに低音が出るという触れ込みは本当か
・元気さ、パンチ、キレ、フレッシュネス








ここまでで、全体的には元気でパワフル、スピーカー口径が小さいながらもそれぞれのモデルが想起させるよりはよほどに下に伸びるように感じさせる低音が印象的。豊かでboomyではなく、節度感あるが質の良い極低域を伝えてくるように感じる。

中高域は、小さなEmberton II の方がよりフレッシュ。大きなMiddletonの中高域は、それよりはやや透明度が下がる。聴き比べると明らかに差があるが、単独で聴けばそれぞれにバランス良く聞こえる。






MORELENBAUM2/坂本龍一のアルバム「CASA」から、BONITA

ブラジルのモレレンバウム父娘(チェロと歌姫)と坂本龍一のピアノによるとても穏やかなボサノバ。

お洒落カフェでそのまま流れていそうな曲たちはどれも素敵なのだが、中からBONITAを選んだ。

冒頭の海沿いを思わせる環境音、コシのあるチェロの箱鳴りや歌姫のシルキーハスキーなボーカルがスピーカーを試す。

おもしろいのは、どちらのスピーカーで聴いてもいい感じなんだな。
小さなEmberton II の方が透明感を、大きなMiddletonの方はチェロやピアノの逞しい部分を特徴にしながらも、音のまとまりというのは甲乙つけ難い。アコースティックな楽曲が得意なのか?エレキギターの印象が強いMarshallなのに。







坂本美雨のアルバム「DAWN PINK」の1曲目、ひとつだけ

北海道、雨の支笏湖畔。車内でパソコン仕事をしながら掛けていたFMから流れてきた。その瞬間、「あれ、サカモト節?」と手を止めて聴き入った。曲のクレジットは聞いてなかったんだよ。


手数少なめなのに味わい深いメロディー、お洒落テクノな音色とリズムセクション、柔らかく意表を突いたコードワーク。

そしてボーカルが始まった。あらお洒落でかわいらしい。

そのうち、フニャフニャしたバックコーラス。矢野顕子だ!

もうね、確定。坂本美雨。なんだ、パパとママにプロデュースされてんだ?
調べたらファーストアルバムなんだね。

坂本美雨のクリアで情感控えめなボーカル、そしてややミュートを掛けたwowギターの小気味いいバッキング、これは小さなEmberton II の方が素敵にデリバリーしてくれる。

楽曲としてリズムセクションが前に出ない音色で構成されていることもあり、Emberton II の勝ちだ。シンセベースだけは惜しいのだけれど。おもしろいもんだな。

しかしここにきて、2台のスピーカーに向き不向きが見えてきた。






ジャズとろけちゃう一曲、野崎良太の不思議ユニット、Jazztronikの七色

KORGのシンセ、01/W pro をしゃぶり尽くすように触っていたという彼のエピソードを知り、ボクが学生の頃にメインで同じ機種を使っていたこともあり「負けたな」と思った、というのは今ここで初めて外に語った。なんの勝負やねん。


先の「ひとつだけ」と同様女声テクノなワケだが、不思議とこちらは大きめなMiddletonの方が心地よい。

曲によって目立つ周波数帯の違いがあり、それがスピーカーの周波数特性に合うとか合わないとかの問題か。透明感のある小さなEmberton II に、七色のボーカルが乗りすぎているとか、シンセハイハットの「チキチーチキチー」がうるさ過ぎるとか。

また、バスドラムとうねるベースラインも大きいMiddletonの方が音ノリが良い。Jazztronicのようなクラブジャズ的な曲は、やはり低音の迫力が気持ちいいから、だね。






不思議ユニットといえばこの人。
超敏腕プロデューサー冨田恵一の不定形ユニット、冨田ラボ。
アルバム「7+」からHOPE for US


2歩先行くユニット「キリンジ」やMISIAの「everything」をさらっと作り出す、全てを分かってる音楽脳の持ち主、冨田恵一だ。

HOPE for US は、男女ボーカルやRyohuのラップパートを含む、楽器リッチな16ビートのやや横ノリソウルチックな気持ちのいいナンバー。


イントロがおもしろい。

アタックがシャープなパーカッションでスタートし、男声女声でセリフが差し込まれ、クリアなピアノとオルガンのトレモロ、そしてスネアが「タタタトタトン」。

ここまで13秒のイントロは歯切れよさ、キレ、透明感明瞭感が心地良いので、小さなEmberton II が間違いなくハマる。

ところが本編に入るとやや跳ねたり揺らぎのあるウォーキングベースが歌い出す。低音の魅力、大きめのMiddletonの出番だ。


しかし変化の大きな楽曲なので、部分部分で「ここはMiddletonがいい、あ、ここではEmbertonか」とフラストレーションが発生。

どうも、楽曲がボーカル物だったり電子楽器リッチだったりすると相性問題が出てくるのかも知れない。
一台しか持ってなかったらそんなことを思わないんだろうけれど。


ところで、


MarshallのBluetoothスピーカー、スタックモードというのがあるらしい。

これ、同一機種前提の書きようであるが、もしかしてEmberton II とMiddletonで出来たりしない?


取説を見て、チャレンジ


おお、bluetoothのLEDが両方とも点灯!完成だ!

やってみるもんだな。

肝心の音だが、こりゃちょっといいんじゃない?
上から下までしっかりと出て、さっきまでの不満はほぼ解消だ。

現状の正解にたどり着けた感覚だ。


やや濁りが出た気もするが、スピーカー配置や向きの工夫でなんとかなるかも。今後のトライアンドエラーで試してみよう。







次は、TWEEDEESの「Béret e.p.」からBéret Beast

先の冨田恵一に比類するミュージシャン/プロデューサーの沖井礼二は、ポスト渋谷系とも言われたCymbalsでサウンドプロデュース面の大黒柱だった人で、今では「沖井節」とでも言えそうなクセ強、しかし上質な楽曲を丁寧に作っている。

ボーカルの清浦夏実は戦前の総理大臣 清浦奎吾の玄孫(孫の孫)にあたる。それはともかく努力系ボーカルなのは間違いない。

どうでもいいな、それは。

ノリのいいエレクトリックハイハットやスネアのバッキングシンセのザラつきが、元シンセ使いのボクにはとても気持ちよく聞こえる楽曲なのだが、小さいEmberton II の強く出る周波数帯域にハマるのか、やたらとうるさくて萎えるんだ。

かといって、大きいMiddletoxだと、伸びやかなはずのボーカルが少し影をまとってしまう。
どちらのスピーカーでもやや物足りない残念な結果に。

今どきのスピーカーが、今どきの楽器リッチ・電子音リッチな曲で輝きを失うのか?







みんな大好き鹿乃(かの)ちゃん、アルバム「Yuanfen」からエンディングノート

あ、鹿乃、知らない?
あざとかわいいロリ元気キャラのYoutuberとか歌い手とか中国人から巻き上げプロとかやってる鹿の妖精。

そしてサウンドプロデュースは、神戸大学卒の田中秀和。そのスジではヘンタイ呼ばわりされているが、多分に賞賛の要素を含んでいる。詳しくはググられたし。

それはともかく、幅の広い作風というか引き出しの多さでアニメ・ゲーム・Youtubeなどの二次元メディア系に多数(ホントにたくさん!)の楽曲を提供してきた田中秀和作品の中で、ボクが最も好きな曲。

割と王道のポップス、生音多用。雰囲気・空気感を味わいたい曲。

これもね、先のbéret beast同様、それぞれのMarshall一つずつで聴いたら、やや中途半端なんだ。
帯域にハマって聞き苦しいということはないけれど。

でも、ここに来て二つのMarshallをスタックさせて鳴らすのが楽しくなっちゃうんだな。大きなMiddletonで曲の太い足腰や空気を作り、小さなEmberton II で鹿乃の高めでややハスキーなボーカルの色ツヤとかピアノのキメのアタックなどが俄然華やぐ印象。

普段はMarshallスピーカー二つを同時に鳴らして楽しみ、ポータブルで使いたい時はその時々の気分やニーズで好きな方を持ち出す。そんな使い回しであればサイコーかも。




ボクはハードロックやヘヴィメタルは聴かない人だが、Marshallである以上エレキギターギンギンな曲も聴いとかないとね。

レッチリみたいに乾いたギター、U2みたいな湿度の高いギター、いろいろあるだろうけど、これを聴いてみた。



言わずと知れたGuns N' RosesのWelcome to the Jungle

久しぶりだなぁ。中学生の頃の曲か。
ボクがカシオペアとか坂本龍一に傾倒していく頃、弟がこっち方面ばかり聴いていた。

ボクが「ヘビメタ」と言うと、弟から「ヘヴィ・メタルや!」とたびたび怒られたものだ。

Marshallのスピーカーで普通に聴いていると、あれ、こんなに普通なの?曲がもう古くなったということか?と、少し寂しく感じた。

いや待て、ヘヴィメタルは大音量やろ。ということでボリュームを上げると、俄然輝きを放ち出す。
小さいEmberton II も大きなMiddletonも。

ああやはりMarshallはMarshallなんだな。

「悦子の母乳だぁ、ファッ!」


え、知らない?
空耳アワーですよ。この曲のエンディング。

これは、空耳ではない。断じて。





ということで、シロウトがごちゃごちゃ書いてきたが、Marshallの Bluetoothスピーカー、店頭で一度聴いてみてくださいな。驚くはず。そして、欲しくなるはず。




Posted at 2025/01/18 22:58:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々日日 | 日記

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