本当にあてのない出立だった。
なんなら京都とか鳥取への日帰りあるいは1泊でも良かったかも。
ところがなんだか雪の報せに惹きつけられるように、足は北へ北へ、と。気づけば年末年始と同じルートに乗って。
行き着いた果ては、本州最北端。
どうするよ?渡っちゃう?
一応、それなりの逡巡とスケジュール確認をし、遠く離れてしまった息子になんとなく現状を語ったところ、
「ゆー、行っちゃいなよ」
そうやな、みー、行っちゃうよ。
ということでフェリーに飛び乗った。
軽自動車と運転手で16,400円なり。
今はなき明石海峡フェリー(30分の船旅)にはそこそこ乗ったことがあるが、数時間モノのフェリーはほとんどお世話になったことがなく、ここに来てようやく旅気分が盛り上がってくる自分のおかしさに苦笑い。
青森市内のスーパーで4割引ハンティングののち、乗り込んだ。

一般客はたった二人。大部屋一つを独占だ。

おお、懐かしい。こんな記念メダル、まだあるんやなぁ。価格、昔から変わらないね。

シャワーはこんな個室ブースが8つだったかな。温まりました。助かる。

窓辺のテーブル席に座って、

一人でパーティー!
後で気づいた、船内には電子レンジがあったのに。残念。
函館フェリーターミナルには02:05着。
ニセコまで170km、アンヌプリの駐車場に05:30に到着。仮眠に入る。
翌朝、相変わらずの遅起きだ。
着替えて板担いでチケット売り場に。

今日はアースホッパーのアンヌプリ専用チケットの予定だが、全山チケットにアップグレードできるか確認した。
結果、ダメ。まあ、そうだよね。アースホッパーが安過ぎるからね。
なお、ニセコ全山は以下のゲレンデの連合体だ。
盟主たるヒラフ(比羅夫)、近年超高級リゾートに変貌した花園、かつてのプリンス系東山ゲレンデと言われていたビレッジ、そしてかつては日航がやっていたアンヌプリ。
全山、高いなぁ。去年よりもさらに上がってる。来年は1日券が1万円に乗るな。庶民は来られないよ。
ところで、違和感が。
チケット売り場横のゴンドラ乗り場に人が並ばない。
見上げたら、ゴンドラが一機も出てない。

あらら、動いてるリフト、2本だけやん。なんやそれ。
今日はやめ!
売り場のお姉さん(奥さん?)に確認したら、ゴンドラは明日は動く予定、その上の山頂リフトは20日かな、と聞いていますとのこと。
わかりました、ありがとう。また来ます。・・・来るかな?アンヌプリはもう理解できているゲレンデなので、来ないかもね。
ということで、昼過ぎからはゆっくりと北に移動し始めた。

ヒラフ直下の外国人向けショップたち。
本当に白人が多かった。中国人もいますけどね。

今日の羊蹄山(蝦夷富士)

一応、本州人としてはこういうのを喜ぶ。一直線の道路。

小樽に向かう途中、毛無峠付近の雪の壁。
そんなこんなで、現在、札幌郊外の当別にて休憩中です。
深川辺りで食事して、温泉入って、明日はカムイスキーリンクスですね。
さあ、出発!
Posted at 2024/01/17 16:56:38 | |
トラックバック(0) |
旅 | 日記