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月形町の監獄跡〜美唄の美術館〜新しい道〜ケーキ屋さん〜本別町
クルマの屋根を雨がたたき続けた、北村温泉での車中泊。
朝6時から開いている温泉に入った。
やたらとしょっぱい湯で、ニガリ的なえぐみも感じられる。
こんな内陸で、まんま海水ですか?
成分表を見たところ、海水の半分程度の濃度ではあったが。
ともあれ、おもしろい湯だった。

昨日のカリー軒で「大人のお子様ランチ」を堪能したので、晩ごはんは抜いたまま寝ちゃって。
で、朝からセイコーマートのホットシェフ、安定のカツ丼だ。
当然のようにカツはサクサクなんてしてはいないのだけれど、しっかりとおいしいんだよなぁ。
1北海道、1ホットシェフのカツ丼。
欠かさない。
さて、雨の1日。
どうする?
10km圏内に、月形町の樺戸博物館なんてのがある。
行ってみよう。

樺戸集治監の跡地だ。
集治監というのは、監獄のこと。うへぇ。

入り口の石段が妙に歪んでいるのは、どうしてか??
囚人が鎖で繋がれた鉄球を引きずりながら毎日のように出入りしていたからだ!という。うへぇ。

内部は撮影禁止だったが、なかなかの見応えだった。300円は、安過ぎる。が、興味のない人は全く来ないだろう。
明治維新から新しい国体を構築していく政策の中で落ちこぼれていった反体制側の旧士族などを北に集め、南下してくるロシア対策や北海道開拓のために使役させたという北の集治監各所の先鋒だという。網走など、ここの後のあと。

鐘は、当時から使われていたもの。鳴らしてみた。
起床、食事、労務開始など各行動のたびに鳴らされてきたという。

今も刑務所のある月形町、トマトも特産ですか?
なお、月形の名は、初代典獄(刑務所長)の姓であるそうだ。
月形を出たら、とりあえずこの旅の目的の一つ、野生動物の撮影へ向かおう。
手堅そうなのは、霧多布のラッコかな。遠いな。

道中、美唄を通過。
古びたショッピングセンターか、興味を惹かれたので入ってみた。
うーん、値付けが高めだ。これは厳しい。

お、生プルーンですか、初めて見たかも。
てか、ニキプルーンですか!?ミキプルーンではないんだな。
仁木町産?
美唄から富良野に抜ける新道が開通したらしいね、そこも通ってみたい。
道中に見つけた彫刻美術館に寄ってみようか。

アルテピアッツァ美唄。
安田侃(かん)氏の作品たちだ。

廃校跡を利用している。

薄暗い旧体育館内での展示なので、この黒い四角がなんなのか判然としない。
黒いタイル?と思って触ろうとしたら、なんと穴!

窓の外も素敵だ。

これは作品ではない

美唄ダム

ここから先三十数キロが、供用開始された新道だ。

雨だけど、とても良い道。
フィットなので無茶はできない。
走るクルマで飛ばしたいなぁ。

動物注意は当然のように、クマ。

新道が終わったすぐ先に、三段滝。

ああ、昔来たことある!
訳も分からず山奥を走っていたイメージだった。こんなところに出るのかぁ。
今夜は帯広辺りで寝ようかと、狩勝峠を経由。

目視では、カメラで撮るよりももっと見にくかった。

あ、そうだ。ここに寄ろう!
帯広市のとなり、音更町のsweets factory green

オシャレなケーキ屋さん。
雨でなければテラス席でぜひいただきたい。
先月のR1250GS ADV + R1200Sさんのように!
閉店間近かでお忙しそうだったし、パティシエさんが奥に入ったままだったようなので、「あのガシャーンしたバイク乗りの友達です」って伝えられなかった。
また来たいお店だなぁ。特に、バイクに乗って。

おっさん一人で1個だけ買うってのが気恥ずかしかったので、二人分のフリして。
ああ。
どこで食べよう?
近場のショッピングセンターの駐車場にやってきたところ、

これ、あかんヤツや!
インデアン!

やさいカレールーが売り切れていたので、インデアンルー、辛口、カツあとのせで。

ということで、「道の駅 ステラほんべつ」でケーキ食って寝よう。
雨音を子守唄代わりに。
Posted at 2024/10/06 08:20:19 | |
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