10/9 紋別〜美深トロッコ王国〜枝幸
紋別では、個人的に外せない店、ドライブイン オアシス。

外観も店名も、なんのフックもない地味で通り過ぎたくなる店。

しかしここのホタテフライカレーがやめられない。
カレーは肉と野菜がしっかりと溶け込んでいて、手間暇を感じさせられる味わいだし、

なによりこの大きなホタテフライ!
サクサク感の満足度には衣の厚さは欠かせないし、当然のごとく中身もかなり大振り。先の画像で、メガネのレンズと大きさを比べていただきたい。さすがのオホーツク。

今年の2月に滑った紋別市の大山スキー場、その頂上には小さなタワーが立っていて、そこまで行ってみたい。
ちなみにスキーシーズンでも入館できるとか。
ゲレンデトップからブーツをはいて、雪に埋もれながら歩いていけるんか?

大山頂上へ向かう裏道に砕石プラントがあった。
横向きのローラーがゴンゴン回っていて、目が釘づけ。おもしろいなぁ、楽しいなぁ。

登山道の標識には、フクロウとかタヌキとか白鳥とか。

お、紋別市街のサインはカニ爪なんだ。

駐車場にクルマを停め、広場へ。

まず足が向くのはゲレンデ側。
いやぁ、失敗した。
クルマの中でスマホを触ってモタモタしてたら、轟音が響いてきたんだ。
「あ、飛行機!!」
そう、スキーをした時も気づいたんだが、12時過ぎに羽田からの到着便がやってくるんだな。
それも、このゲレンデの目の前を横切って。
あああ、見逃した。

200円払ってタワーに登る。

換算900mm画像から、さらにトリミング。
ガリンコ3号だ!ドリルが見えるよね、シルバーの。

カニ爪も見える。
しつこいが、あれ、
夜にはさまざまなあやかしに変化するんだよ。

知床半島側を望む。
すぐそこに滑走路が。

トリミング画像。
到着便からお客さんがゾロゾロと。
離陸は40分後。
またこっち側に飛んでくるのかな?

と思ったら、あっち向きに離陸するんだ、残念。
紋別を出て北上。

興部(おこっぺ)町、国道脇にどこでもドアが。
土管が泣かせるよね。
興部町のさらに北、雄武(おうむ)町。

日の出岬のガラス張り展望台。

すごいよね、初登頂します。
その名も「ラ・ルーナ」
フォルムもネーミングも妙にオシャレ。

しかしそのオシャレ展望台に入った、そこ1階は・・・

まさかのトイレ!!
せっかくだから、やって行きましたよ。
素敵なオホーツク海を、眺めながら。

2階は素直にいい感じ。
海沿いの雄武町から、内陸の美深町に向かう。

逆光が牧草と牛の輪郭を撫でて輝かしいので、クルマを停めて撮影。

山間部に入ると紅葉が始まっている。

右は日陰、左は光を浴びてる。
そして到着したのが・・・

トロッコ王国 美深。

大人一人で乗車・運転する場合は1800円

そう。このエンジン付きトロッコを、自分の足で操縦するんだ。本物の軌道上を。
ワクワクするじゃないか!

美幸線という赤字路線が廃止されたあとの片道5km区間を、自力で往復してくるんだ。
だいたい30〜40分かかるそうだ。

帰ってきたトロッコの向きを変える回転台。

アクセルとブレーキは、クルマと同じ。

さあ出発だ!
駅からの軌道が単線に集約されていく。
レールの継ぎ目をタタン!タタン!というダイレクトな振動で乗り越えていく。

いくつかの踏み切りと橋梁が待っている。
正規の鉄道ではないので、法規上は鉄路を横切る自動車などの一般道が優先。
とはいえ、クルマの往来はほとんど無し。

風光明媚な部分もあり、

白樺など林の中を駆け抜ける部分もあり。

同じ時間帯にボクのあとを走っていたおじさんも
到着。
寒かったが、男の子心を大いに刺激される楽しい体験だった。

そのおじさん、カッコいいねぇGRコペンで本州から一人旅。
GRでない同じ代のコペンにも乗っておられたそうだが、GRの足回りの秀逸さに心酔していると話した。
無印は堅くて不快感があったが、GRはしなやかで粘り強い足回りだという。なるほど。

シカタイムが恐ろしいが、なんとか無事にオホーツク海側に戻ってこられた。
枝幸町の海岸沿いPで車中泊だ。
Posted at 2024/10/11 21:59:04 | |
トラックバック(0) |
旅 | 日記