昨秋に手に入れた、ハーレーのスポーツスターS。
先日オイル交換を済ませたからには、すぐにでも走らせたいというものだ。
従来の空冷ハーレーに似た大らかさに加えて、スーパースポーツに比類すると言われる爆発的な加速も身につけたこのバイク。
ボクとしては、初めてのフォワードコントロールの姿勢にもまだ慣れていないので、ややおっかなびっくり走ってみる。モード切り替えは、ノーマルな「ロード」でよろしい。
メーターの読みで時速60-70キロを、3速あるいは4速、回転数で言うと3000rpmちょいで流すのがとても心地いい。
空冷ハーレーほどの迫力ある鼓動とは言えなさそうだけれど、国産パラツインあるいはトリプルばかり乗っていた身にとっては、違う世界のバイクであることを十分に楽しめている。
この日の気温が22度程度ということもあり、見事なツーリング日和と言える。 ・・・黄砂さえなければ(^^)
鳥取と兵庫の県境にあたる戸倉峠には、日影にまだ雪が残っていたり、桜が満開をやや過ぎた印象だったりと、少しだけ時間を遡った気分になった。そうか、このマシンはタイムマシンでもあったのか、と考えてみたり。
その国道29号線沿いすぐ下の、ばんしゅう戸倉スキー場の駐車場にも入ってみた。
このファミリー向けスキー場の最下部には、初めて訪れる者を威圧する振子沢ゲレンデの威容が鎮座する。最大斜度38度という立派な数値は、「この斜面をどうあれ滑り降りてこられたらもうどこでも滑られるよ」と子どもに言ってあげられるものだ。
という記憶を引き出して反芻するも、ボクの中では「あれ、こんなもんだったかな?」と感じてしまった。偉くなったもんだな、オレ。7〜8年振りに滑りに来てみようかな?と思わされた。

ばんしゅう戸倉スキー場 くねった道がいいよね
結局この日は、300kmほど走ってきた。鳥取ツーリングでは定番の「廻る寿司北海道」にも寄って、満足度は高かった。
腕と脚を共に前に出して乗るフォワードコントロールのクセが、少しずつ分かってきた気もした。
右に曲がりたいなら、そっちの方の脚を前に踏み出す(ペダルを前に踏みつける)だけで、スッと曲がっていくんだね。重心移動と共にそうすれば、結構なRもクリアしてしまうようだ。
速く走ることがエラい訳ではないが、スムーズにコントロールできるようになることは悪くないよね。いずれにせよ、いろんなタイプのバイクの味を少しずつ分かるようになってきた気がして、素直に面白い。
懸案の、シフト1〜N〜2速の入りは、オイル交換前に比べると大分マシになったというか、サクサク入る率が上がったと言える。しかしまだ、どうしようもなく入りが悪い場合もあるので、これはディーラーに質問だ。
さあ、明日は横浜だ!
アバルト695を引き取りに行ってきま〜す!
Posted at 2023/04/15 22:29:00 | |
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