
アバルト695セッタンタアニヴェルサーリオから始まった、60度まで立ち上がる大型アジャスタブルリアスポイラー。
その裏には、"ABARTH" のロゴが鎮座している。
ただし、派手なのか控えめなのか分からない「艶消し黒」仕様。
当然のごとく、ここを塗るなりデカールを貼るなりしたくなるというものだ。
そんなデカールは市販されているのだけれど、どうしても高く見えてしまう。
というのも、ボクはカッティング野郎なのだった。
ボクが以前在籍していた会社には、広報課に大型カッティングマシンが置いてあったので、端切れを使ってあれこれ作成させてもらっていてイラストレータでベクトル線描もひと通りマスターしているし、大きな窓にスプレーを吹きながら広報課の若い子と一緒にサインを貼り付けたりしていたのだ。
ということで、データ作成から巨大シート貼りまで、セミプロレベルを自負しているのです、エッヘン!
そして先日のAmazon プライムセールで息子が3Dプリンタを買うというので、変に張り合ったボクは
「じゃあお父さんはカッティングマシンでも買っちゃおうかな〜」
というバカ野郎ぶりを発揮する。

息子の3Dプリンタ

ボクのカッティングマシン
夜更かしして使いこなしの機微を身につけ、ではいよいよ!
ガレージとワークルームを何度も行き来しながらABARTHロゴのデータを洗練させていく。
一文字あたり3〜5回くらいの試行錯誤の結果、満足できるデータが上がった。
さあ、カッティングシートに出力だ。
試し打ちだからね、あまり使わないだろう色味のシートを使うか。
というのも、白黒以外にも十数色のシートがお試し用として同梱してあったからね。よし、ピンクだ!こんなの、自分では使わないだろうからね。
うまく出力できたなら、もちろんクルマに合わせて見たくなる。
本当なら、洗剤を薄めた霧吹きで貼付箇所をビショビショにして、シールを軽く載せてずらしながら位置決めをする、というのがセオリーだ。
しかしピンクは捨ててもいいつもりだったので、台紙から剥がしてリアスポイラーに直接、仮当てしてみる。
全文字、端っこを軽く貼っ付けて、サイズ感や雰囲気を見てみるつもりだった。
しかしね、軽いフィルムですよ。
切り出されて剥がされたカッティングシートのやつ、フワッとリアスポイラーに張り付きやがった!
はがすか?
んー、いやまぁこれはこのままでもいいか。
飽きたり気が向いたら別の色味に変えちまおう。
ということで、ピンクのロゴが頭の悪そうなアバルトを見かけたら笑ってやってくださいませ(^^)
Posted at 2023/07/14 21:00:30 | |
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ABARTH 695 | 日記