珍しく朝5時に起床。

NHKのニュースより引用
へぇ、誰も相続しないまま国庫に入る遺産が1,291億円も?
もったいない。
少子高齢化など、子などがいない老人が増えているから、という。
それはそれで結構なのだが、もう少し使いなさいよ。
ボク自身もクルマ以外には驚くほど使わなさすぎなのだが、相続人はいるし。
なんで、一般市民からは野放図に見える使い方をするような国や政治家のために献上せなあかんねん。
そう思ってしまうのも、暴論ではないよね?
・・・
さて、
以前長女の内々定お祝いで行った店、爾今。
神戸三宮にあるカウンター8席だけ、気鋭創作料理を提供してくれる。
若い女性客が多い様子だ。なるほどJDの娘が「行きたい」と言う訳だが、今回、この店に予約を入れてくれたのは、前の会社でボクの右腕を務めてくれた男。
若い女性二人組、若いカップルに混じって50男二人連れ(笑)

間口は狭いが、小洒落たエントランス

カウンターからの景色
お、ボクイチオシのMarshallのスピーカーだ!
この日はお任せで。
先付けは、いちごとクリームチーズの生ハム包みだった。
チーズは苦手だが、カットされた1つだけ食べてみた。
味わいは素晴らしい。
生ハムの塩味風味、いちごのフレッシュな酸味をクリームチーズが絡め取り、噛みしめるたびに複雑に混じり合う。
これ、かなり旨いんだろう。
が、チーズの風味は苦手なので、途中から鼻腔の奥を閉じて強制風味カット。
そしてビールで流し込む残念さ。
とはいえ、オススメである(笑)。
魚類から。

寒ブリのつくり
粗くおろした大根みぞれおろし、ぽん酢、旨味甘味の強いわさび添え。
店名と同じ而今の濁り酒とともに。
酸味はわずかに残る炭酸からもくるのか。フレッシュフルーティーな酒の味わいが、脂の多い魚ととても合う。
春巻きの中身は・・・

なんとボロネーゼ!
肉野菜のトマト煮って感覚。
イタリアンを中華風に。

KAZE?

「風の森」妖怪書家さんが描いたラベルとのこと
先ほどの而今より少しエッジが控えめながら、やはりフルーティーで爽やかな奈良の酒だった。
合わせる酒は、マスターに選んでもらうのが正解への道だね。
肉へと。

薄味で品よく整えられた一夜干しの鶏から揚げ、素揚げに近い
骨を左右に広げるようにして肉身を引き裂いて、柚子胡椒でどうぞ。
そのアクションとともに、パリッカリッとした食感も楽しい。

今日のメインになるかな
霜降りビーフのローストというか炭焼き、すき焼きの割り下風タレ、しっかりした黄身添え。
上に掛かっているのは、トリュフ!
目の前でバンバン擦りおろしてくれたよ。
これでもか!ってくらい。
想像通りの美味しさ。
肉も旨いが、割り下も舐めたい欲求に駆られる。
あるいは熱いごはんに垂らしていただきたい。
・・・あー、下げられてしまったよ。

肉に合わせた酒は、イクサガミ「Netflix」

この作品コラボとか(笑)
甘過ぎず辛過ぎず、肉の旨みにも負けず。
酒に弱いボクでも、今日は3種類も呑んじゃったよ。

じゃことイクラの混ぜごはん
マスターがササっと仕上げて、茶碗によそってくれる。
残りはオニギリにしてお土産。遊びごころだな。

これ、なに?
蕎麦だよ。
モンブランに見える(笑)
振られている黄色い粉、なに分かります?
カラスミですよお客さん!
へえぇ、そんなんアリですか?
工夫するもんだな。
デザートは・・・

黒糖風味のアイスクリーム、シーサー最中
こんなんあるんか?
湿度を全く感じさせないパリっとした皮が嬉しい。
他にも何品か紹介していない料理もあって、二人で34,000円くらい。
「今日は特別な日なので、一番いいものを」とお願いしていたので。
普通なら、一人〜1万円でいける店だと思う。
予約の取りにくい、ちょっと人気な店、爾今。
また来たい店だった。
Posted at 2025/12/03 16:17:57 | |
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