蘇る!?　キャリーDA63T　ATF交換作業　エブリイなんかも　たぶん同じ

キャリーDA63TのATFを交換した

経緯
変速ショックが
首にくるようになったから

※ゼロ発進全開加速時、
　各速約7000rpmで
　シフトアップするのだが
　その際の変速ショックが
　かなり強くなった

※通常走行時の変速も
　ぎくしゃくする

ATミッション
ドレンボルトとオイルパン


薄くて容量の少ないオイルパンだこと

ドレンボルトを外して

ATFを抜く

汚い!!

抜いたATFにウエスを浸けてみた


汚い!!

オイルパン取り外し

オイルパン取り付けボルトを外す

オイルパンとミッションの間にマイナスドライバーをあてて、こじる

※ミッション側に突起があるので
　突起を使ってテコの要領で
　オイルパン押し下げれば
　比較的簡単に外れる

※あらかじめ、
　オイルパンをプラハン等で
　軽く叩いておいても
　外れやすくなる　　

外したオイルパンの内側


汚い!!

マグネット


汚い!!


磁性流体状態ｗ

ミッション側

汚い!!

※パーツクリーナーを吹いて
　ある程度汚れを飛ばす


ストレーナーを取り外す

洗浄したオイルパンとマグネット

及びストレーナー（メッシュフィルター）

ストレーナーを装着し
オイルパンを組付ける

※今回はガスケットが綺麗に
　剥がれたので再使用した
　組付け時、薄く液体ガスケットを
　塗布した

※ガスケット類は新品交換が望ましい

ATF注入

運転席シートを上げ
ATFレベルゲージ穴から
給油用SSTを使って
ATFを入れる

※画像中央付近の
　赤いフックがATFレベルゲージ

レベルゲージ穴に給油用SSTを挿入し
ATFを注ぎ入れる



※給油用SSTは百均のじょうごに
　ホースをくっつけただけｗ

　結構使える凄いヤツ!!

ATF交換（循環）作業

まず、
ATFをレベルゲージアッパーまで入れ
エンジンを始動し
ATセレクターを各ポジションにシフトし、各ポジションのバルブ、バルブボディ内の古いオイルを出す（出すといっても、結局、新しいATFと混ざる）イメージで数往復シフト操作を繰り返す

上記操作をおこなったら
一旦、エンジンを停止し
ATFドレンから抜ける分だけATFを抜く
抜き終わったら、またATFを入れて
この一連の作業を繰り返す

キャリーは
オイルパン容量が少ないので
４回この作業を繰り返して
綺麗になった

ATFを４リットル強使用で作業終了
一缶で間に合ってよかったｗ

※この作業は、
　ギヤクラッシュ防止のため
　車をおろし
　タイヤ接地状態で行う

実走!!
オイル漏れ等無いか確認し
試運転

ATは
異音無し、変速異常無し、
オイル漏れ無し!!

最後に
各所洗浄し、オイルパン周りに
パスターを吹いて

作業終了ですぅ

※試運転後、ATFレベルゲージで
　ATFが規定量が入っているか確認する

今回、使用したATF

部品屋さんで直接購入
部品屋さんおすすめのATF？

４L缶2500+消費税

※一般の整備工場に
　卸している商品だけあって
　今のところ調子良い

　コスパ最強かと？

ATFを交換しての感想

かなりいい!!

変速がスムーズ

あの酷かった
変速ショックも
ほぼ無いくらいだ

なんか車が軽～く感じる？

ATF、交換してよかったー!!


使用した工具、ショートパーツ
工具
フロアジャッキ
リジッドラック
電動インパクト
セットレンチ、スパナ
マイナスドライバー
スクレーパー
プラハン
他

ショートパーツ
液体ガスケット
パーツクリーナー
パスター
他

作業時間
2時間台前半