通風で死んでるMiru2911です。
年明けから痛風発作が起きて、現在尿酸値を下げようと絶賛健康づくり中です(笑)
XZ400のレストアは随分進んでいますが、それはまた今度の話…
今回は車いじりの記事です。
約2週間前、ポンコツマイカーのコルトくんのタイベル交換をしました。
過程はみんカラ先輩諸氏がやり方をあげているので割愛…
仕事でこういった作業してるのに自分の車は一度もやったことなかったのでいい経験でした。
で、問題は
このかじってネジ山が死んじゃったエンジンマウントボルト…
おネジのネジ山が潰れてせん断破壊されちゃってなくなってます。
規定トルク68Nmに対して20Nmもかけるとニュルニュルしてもうオワタ状態\(^o^)/
しかもシャーシから溶接で生えているので交換なんてできない代物という。
タイベル交換後はとりあえずなんとかかかるトルク20Nmで試運転とかしてました…構造上ナット外れてもエンジン落っこちる場所じゃないからいいけどと思ってたけどやっぱり良くないと思う…
今回はこれを修復してみました。
ググってもズル向けたおネジのネジ山の修正って出てこないんですよね
「基本は交換!」とか書いてあっても構造上出来ないし、
「溶接して修復!」とか書いてあっても溶接はあまり経験なくてマイカーのエンジンマウントボルトとかやりたくない…
よって、なんとか自分でできる範囲のことで直してやろうと思いました。
ネットで他の人の参考にでもなればいいかな
で、何で治すかと言うと
最強の金属パテ(と言われる)GM8300
を使いました。
むか〜しYSRをレストアしていたときの残りですが、
タンクに使ってもフレームに使っても十分強度あるのは知ってたのでこれで直してみようと思います。
で、
まずは死んだボルトを軽くダイス通します
ダイスはM10のピッチ1.5です(たしか
これだけでも結構治った見た目してるけど、潰れた山を起こしただけなので当然軸力に対してネジ山は弱々
10Tくらいの強度のボルトの軸力に普通に負けちゃいます(すでに実践済み
で、GM8300をネリネリしてボルトに貼り付け
外気温8度のためこのままなら全く固まりません
次にヒートガンで加熱して60度くらいで一時間放置
1時間もすればカチンコチンです
とりあえずでつけてる高ナットはシリコンオイル塗っており、型代わりに入れてるだけです
シャーシにちょっと漏れちゃったけど適当に拭き取っておきます
最後にナット抜いてダイスを通すとこんな感じ
だいぶマシな見た目になったかな?
ダイス通してると簡単に削れていってこんなんでボルトのネジ山治るんかいな?って感じです
最後にエンジンマウントつけます
ぜ〜んぶ68Nmで締め付けます
問題のボルトにナット入れてゆっくり35Nmから10Nmずつトルクが掛かるのを確認しながら締め付けました
トルクからして高強度ボルトなので高トルクかけて締め付けてくときに伸びる感じが非常に怖い…
61Nm(68±7Nmなので)で締まったときは歓喜したと同時にGM8300スゲ〜ってなりました
(ネジ山のせん断破壊怖くて、ちょっと日和って高ナットに変更しました…まぁ軸力かかればいいんで高ナットに変えても大丈夫でしょう)
ちなみに下限じゃなくトルク中央値68Nmで締まってます
GM8300でおネジを復活させてみましたが、ぶっちゃけ一番は素直にボルトを落として溶接し直すなのかなと思いました。
施工していても不安が結構あるし、多分80Nmとか締めすぎるとネジ山普通に死ぬかと思います
でもそんな中、なんとか補修できる手札が増えたのは大変嬉しい限りですね
まぁネジ山かじりとかアホなことやらかさ無ければこんなことやる必要もないんですが
で、次の整備はもう一つのマイカー、デリカの車検です
そっちは記事にするかは微妙
XZ?
もうエンブレム貼るだけだよ(匂わせ
今回は以上!
ブログ一覧 | クルマ
Posted at
2024/03/04 19:42:08