ビート ワイパーリンクブッシュ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
この度、4月から社会人となりましてすっかり愛車整備も滞ってしまいました。
ですが、どうしても耐え難かったワイパーの挙動不審を修理したく、休みのタイミングで修理に挑みましたのでご紹介です。
ビートではあるあるの症状らしいのですが、ワイパーのガタつきが酷く、ピラーの外にはみ出たりカウルトップの方に飛び出たりと自由にワイパーが動いてしまい、さらにはガコガコとうるさいという症状に悩まされておりました。カウルトップの取り外しが面倒で放置していたのですが、この際に取り掛かることにしました。
2
カウルトップの取り外しですが、クリップを工具で押して90度回すと綺麗に取れるらしいのですが、到底不可能ということは以前から承知していたので、力技で取り外しました。元の方法では取り付けが困難となるので、このようなスクリューグロメットを購入して取り付けをしました。
ビート車体側の穴は8mm角なのですが、この規格のスクリューグロメットが見つからなかったので、仕方なく7mm角のグロメットを使用しました。実際に取り付けたところ、問題なく固定できたのでこれでよしとしました。
3
ワイパーのガタツキの原因はこのブッシュの摩耗です。Hondaから純正部品の供給はないのですが、代わりに日産の部品であるリンクブッシュが代替できるとの情報を見つけたので試してみることにしました。ワイパーリンクロッドは全部で2本あるので、全て交換すると4個必要となります。
ですが、モーターに直結しているロッドのブッシュはよく摩耗していましたが、もう片方のロッドのブッシュはほとんど摩耗していませんでしたので、実際に交換したブッシュはモーター側の2つだけでした。
あとの2つは予備として保管しておきます。
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ブッシュを挿入するために、赤丸で示したロッド側の加工が少しだけ必要です。といっても、切り欠きを1箇所作るのと、開いている穴を4mmに拡張するだけです。どちらも4mmのドリルがあれば加工が可能です。
加工したあと、向きに注意しながらハメ込めばあっという間に交換完了です。
もはや、このロッドのための部品なのではないかと言うぐらいフィットします。思わずニヤケました。シリコンのグリスをたっぷり塗って、元に戻しました。
5
ついでと言っては何ですが、モーターの方もくたばっているだろうと思い少しだけ覗いてみました。思ったほど乾いていませんでしたが、ほぼ固形化していたのでこちらもグリスアップしました。これはほぼ自己満足です。
ワイパーの動作ですが、驚くほど静かになり、新車のような動作が蘇りました。
最近雨が多いので、これで快適に運転できます。
ちょっとワイパーの動作が不審だなと思う方、簡単な整備ですのでおすすめです!
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