PWの異音解消とドアノブの補修

すこぶる調子の良いうちのパンダちゃんですが、
運転席側ドア内部からの「ダダダダダダダダダ…」という異音が悩みでした。
走行中or窓を開ければ消えるのですが、信号待ちのアイドリングではあまりにも喧しい…。
いつでも工事現場です。
「これは我慢ならん。」
ということで、ドキドキしながら内張を剥がしました。

ドア内部を上から覗き込んだ図。
中央の白い円柱、パワーウインドウの機構の一部が見えますね。この下端、ドア内側の金属部分とギリッッギリ触れそうな触れなさそうな…そんな感じです。
どうやらここがアイドリングの回転数で共振し、ドアと大げんかしてるようです。
困ったもんだ。

さて、当たっている部分にウレタンかゴムでも挟みたいのですが、指も届かなければここに運ぶ隙間もないのでこれは無理。
（この写真撮るのめっちゃ頑張った）
無理やりやった結果、下に落ちてpwの動作に支障が出ても困るし…

諦めるか？
いっそ手回し式にするか？
3晩ほど放置して悩みました。ｳﾞｰﾝ

仕事から帰っては眺めてを繰り返していたのですが、ふと思いつきました。

「あの白い円柱は上から吊り下がってる。
なら、もっと上で何か噛ませれば、わずかにたわんでクリアランスが生まれるのでは？」と。

その唯一のポイントが、ドアノブ用に開いた楕円の穴の部分でした。
穴の右にぼやっと見える黒い影、これです。
ここに厚めのウレタンテープを噛ませ、わずかにたわませます。
共振を吸収できる程度で…。
pwの上げ下げに影響が出ない範囲で…。

エンジンをかけ近所をぐるり…
………。
。。…。……。、。感動ものです。

音はピッタリ鳴り止みました！！
もちろん窓の開け閉めもok
これはもうレクサスも顔負けの静粛性。
あぁ素晴らしきかな、エンジンやミッション、そういう「心踊る音」だけが合唱していて、ノイズは消え去りました。
最高です。

でもその代償もありまして。
ドアノブのプラ部品が見事に折れました。
小豆と黒豆で知恵の輪するやつです。
製造ラインではどうやってたんですかね…ほんとに…

まあこんなものはタイラップ2本でなんとでもなるんです。
なんなら動きも引っかかりが無くなってスムーズになりました。
それも含め、大満足な整備となりました。