
何シテル?でのコロナ発表の後、たくさんの温かいメッセージをいただきありがとうございました。快復の報告とともに自分自身舐め切ってたコロナ対応への戒めとして簡単にまとめておきたいと思います。
【発熱三日前】 発端
毎月の歯科検診のあと伊万里の梨を買いに行こうと思い立つ。梨直売所で幸水を買ってから、伊万里のショッピングモールに行き、ノーマスクで一気に4軒ハシゴ(ホームセンター→手芸用品店→100円ショップ→ディスカウントストア)。背中に出来た小さな褥瘡(床ずれ)対策のため、車イスに充てるスポンジ探しが主な目的。
伊万里の梨直売所
【一日目】 発熱
37度を少し超える程度の発熱あり。但し私は体温調節機能が壊れているためこの猛暑の最中ではよくある事。ただ喉の痛みも出てきたので吉村知事を信じてイソジンうがいに励む。関節の痛みあり。この時点ではエアコンつけっ放しで寝たことによる風邪だと思っていた、
【二日目】 高熱
起床すると喉ガラガラで体温38度超え。ここでコロナを疑い始める。リハビリキャンセル。正午ごろ39度超え。解熱剤ボルタレン服用。こうみえて普段は一切薬を飲まないので効果てきめん!のはずが下がらず。
喉は痛むが、昼食はヘルパーさんに買い出ししてもらったほっともっとのビーフレモン弁当をペロリ食す。しかし夜には腫れ上がり、おにぎり1個を解体して数粒ずつ口に運び30分かけて食べるほどに悪化。
【三日目】 受診
体温は38度と39度を行ったり来たり。喉はさらに腫れ、頼みの栄養ゼリーでさえ呑み込めなくなる。終いにはポカリスエットを少量口に含んで嚥下しようとしても、そのわずかな酸味にさえ激痛が走る。水に切り替えるが沁みるのは変わらず、すぐにむせる。お手上げ状態。
睡眠は前日から昼夜関係なく2時間ごとに起床と睡眠を繰り返す。起きていてもしんどいが、目を閉じても水をも通さぬ喉の腫れに気道閉塞の恐怖がつきまとう。よく聞くじゃない、睡眠中の吐瀉物などによる窒息死。嗚呼、ひとり身の怖さよ。ガレージの灯りをつけてベッドから愛車2台をじつと見る。まだ死ねない。
午後に私の弱音LINEを見た車仲間のSさんから電話。ドクターでもある彼から「必ず病院に行け」と尻を叩かれる。全身ダルく頭クラクラで行く気ゼロの空返事をしていたが、「行けないんなら俺が送っちゃる」とまで言われて「伝染る伝染る!自分で行くけん」とベッドから這い上がる。
午後4時、ほうほうの体でクリニック到着。M4の運転補助に改めて感謝。発熱外来で電話予約して行ったのだが、受付につくと車の色やナンバー、停車位置を聞かれて戸惑う。実は車に乗ったまま「検査・会計・処方」まで済ませる完全ドライブスルー診療でした。それ先に言っといてよー!
診察のおかげで「症状が現れてから72時間以内に服用開始」が原則のコロナ治療薬ゾコーバを使うことができた。これで大丈夫!と自分に言い聞かせる。
咳・痰には終日悩まされる。一度咳き込むと3分は止まらず、大の大人が涙をポロポロ流して嗚咽する。
【四日目】 解熱
昨夜から高熱は続くが、処方された解熱剤カロナールを飲むとガクンと下がる。説明通りに5時間空けて3度ほど服用。その効果に喜んでいると件の車仲間のSさんから「肝臓やられるから安易に頼り過ぎないように」と釘を刺されビビリまくる。
夜、ぬるめの温度までふやかした麺やわやわのどん兵衛を胃に流し込むことができた。喉の腫れも少し改善されてきている。ただ出汁の味がいつもと違う。西日本どん兵衛独特の甘みが感じられない。これが例の味覚障害というやつなのか。
咳・痰は変わらずひどい。10分と置かずに咳き込んでえずく。
【五日目】
朝、気持ちよく目が覚める。体温37度台。
咳・痰は変わらずひどい。10分と置かずに咳き込んでえずく。
【六日目】
ほぼ何でも食べられるまでに喉は回復。体温36~37度台。
咳・痰は変わらずひどい。10分と置かずに咳き込んでえずく。
【七日目】
投薬終了。病院から言われた隔離期間5日も今日まで。体温36度台。
咳・痰は変わらずひどい。絶えず軽い咳がでる。
午後7時、911に火を入れ、夕陽を見に唐津湾の海岸線を走る。
発熱から10日経って咳と痰が残りました。以前の夏風邪でも毎回咳と痰に悩まされていたので、ここはじっくり対峙して治していこうと思います(外出で困るのよね)。
また味覚障害についてですが、塩味や酸味などに異常はなく、甘味についてのみ問題があります。先日一週間ぶりにコーラを飲むことが出来たんですが、初めてダイエットコークを飲んだ時のような違和感のある甘みの感覚。まあ、元々味オンチなのであまり深刻には考えていません。少々ものが不味くなったとしても、その分の食費を趣味に回せるとポジティブに考えていきます。治療法ないものは開き直るしかない。
改めてご心配くださった方々に感謝いたします。一昨日911で海を、そして今日M4で山を走りました。日常が戻ってきたことに喜びを感じています。
※本日のおまけ
台風や大雨による被災で長年通行止めだった糸島「極楽展望台」への林道が開通していたので早速行ってみました。

しかし道は廃道かと思うほど荒れ放題。展望台も草ぼうぼうでした。
コチラの写真は4年前。私の家からも山の端のこの看板がハッキリ見えます。

遠方より友人が遊びに来ると必ず連れてきていた地元の自慢の景色でした。
何といっても車に乗ったまま糸島半島が一望できます。ワタシ向き。

夕陽に赤く照らされた唐津湾なんてもう最高でした。
道路も展望台もこまめに人の手が入ってこそ美しく保たれているのですね。いつかまたこの景色が観られるといいな。
Posted at 2024/08/15 05:52:58 | |
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