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2023年06月20日 イイね!

#30 ダウンサス?車高調??エアサス???車高を下げるもニーズ様々

#30 ダウンサス?車高調??エアサス???車高を下げるもニーズ様々年齢を理由にはしたくありませんが、現車両は共にフルノーマル車両です。当然、足廻りも完全つるしの状態のままでサスペンションはおろかホイールに至るまで鉄チン+ホイールキャップ仕様のままです。時折上位グレードに設定されてたアルミホイールに交換したいな(カローラ)ですとかオプションカタログ見ながらこのアルミホイールもいいかな(キャンバス)等と妄想することもありますが行動には至っていません。何でしたら

早々に新車外しの純正鉄チンホイールをスタッドレスタイヤ用に入手する有様、笑

このような状態ですから今後カスタムが行われることは無いでしょう、(;^_^A

とは言っても過去車両の中には結構手を入れていた車もあったりしたもの。特に足廻りには自分なりの拘りがありその時の愛車に対するコンセプトによってトライ&エラーを繰り返していました。そう、

理想の車高を手にする為にあの手この手で奮闘していた

最も車高を上げること(リフトアップ)については完全無知ですので車高を下げる事について情熱を注いでいた訳です。今にして思うと、暇だったんだな自分、爆。と思う所もある反面、自分で言うのも何ですが情熱を傾けられるものを持っていたという言い換えも成り立つ話しですから、別にお車のカスタムだけが全てではありませんが年齢性別関係なくご自身が情熱を注げる何かがあるのとないのとでは今を生きる人生の上での充実度が違うことはよく理解できたつもりですので何でも構いませんが自信を持って誇れる何かがあるということは大切ではないかなと思います。

車高を下げる、といった簡単そうであっても深まれば深まる程に底なし沼のように拘りが出てくるもの。自分の中で高い次元で極められた!と思った所であってももっと良くしたいですとかもっと拘りたいといった欲求が出てきたりしたものです。
勿論、車高下げキットをポン付けするだけでご満足といった方も居るでしょうし、何でしたら純正コイルばね短くしたり抜いてみたり、リーフ減らしてみたりする"貧乏チューン"で車の変化を楽しむといったケースもありましょう。その一方で、拘れば拘る程に

車高下げたければ車高調一択

みたく一時期カスタムの世界の中で「低車高ブーム」が巻き起こり今でも車高に並々ならぬ拘りを見せる猛者もお見受けします。今でこそ社外エアサスの認知普及が進み多くのカスタムユーザーさんに支持される状況ではありますが、何でもそうですが拘れば拘る程に選択肢がどんどん狭められていくように車高が低いまま走りたいといったニーズに至っては車高調を選択される事が多いのかな?なんて思います。

車高調には当然に車高調なりのメリットがありそれでしか得られない物というのは紛れもなく存在します。がしかし、魅せる(車高を下げる)ことに行き着けば行き着く程にデメリットもまた紛れもなく存在します。それは製品選択や調整でどうにか出来ることもあったり、物理的に避けては通れない事だったりもします。
これってダウンサスであったり社外のエアサスであったりでも同じことが言えたりしますが、その物が持つ性能を活かしきれる能力や性能の範疇であればそれぞれに良さであったり魅力があったりします。よくある話で、極度に車高を落とすスタイルをお好みになるユーザーさんからは

ダウンサスなんて要らない

といった考えを持ちがちです。確かに、既製品のダウンサス単体を使う事に限って言えば、極度に車高を下げることについては物理的に出来ない事が多いでしょう。つまりはそのような用途に向けてリリースされていないだけで、世の中には軽く数センチ車高をお手軽に落としたい、といったライトカスタムをお楽しみになるユーザーさんもいらっしゃいます。

何事も向き不向きがあるからこそ色々な商品がリリースされている

要は選択の自由という話しですが、用途用法によって正しい使い方をすればそれはそれで大きな存在意義があるというものです。
たら話しですが、2~3センチ車高を落とせばそれでいい、とったニーズの方に対してそれこそ車底着地レベルまで落とし込む性能を有した車高調をあてがうのは宝の持ち腐れですし、お使われになる事情も含めエアサスを希望される方に対して車高調整不可なサスペンションキットを推し進めるのもお門違いというもの。ニーズによって適切な商品選択をすることで結果多角的にその商品を活かし切れることに繋がっていくのかな?なんて思います。これからローダウンの世界に入門する方々が気になることでしょうが、

結局のところ車高を下げたいので何を選べばいいの?

こう結論を先走る方も居るでしょう。答えとしては何を得たいかで選択肢が変わる事、予算によっても選択の幅が変わる事、将来的に変化を求めるかによっても選択の道筋が変わる事、色々ございます。
例えばですよ、そんなに車高は落としたくないし一度決めたらもう車高弄ることないとか言うのでしたらダウンサスでいいでしょうし、どんどん車高を下げていきたいといったニーズが既にあるようでしたら最初から調整できる代物を選択する方が無駄が無いといった見方もできます。何でしたら調整幅の大小で後々ニーズに合わなくなり更にアップデートを…なんて事にもなり兼ねません。言うてコストだけで側面を見ると、漠然と車高下げたいなといったニーズの中で

ダウンサスを組む
↓ 物足りなさを感じる
一般的な車高調を買う
↓ 更に物足りなさを感じる
そもそも全長の短い車高調を買う
↓ 余りの実用性の無さに嫌気がさす
エアサスに換装する

となったとしましょう。最終結果結論ありきですが、

圧倒的に無駄なコストが掛かりすぎる

ただこれを仕様変更という体で変化を楽しむであったりアピールポイントとするなら言ってしまえばご自身にとってコスト以上の何かを得られる話しですからそもそもコストだけで論じるのはナンセンスな話しですがこれも見方考え方の話しで、

では初めからエアサスに換装すれば最もコスパいいんじゃないのか?

といった事も言えてしまう訳です。ただ、上記の例の話しに限って言えば、

ダウンサスで十分ご満足が得られる可能性もある

お話しですし、カスタムと言っても長年掛けて愛車を理想に近づけることに喜びを感じる方も居れば、その瞬間瞬間で満足が得られれば直ぐにお買い替えに移行するといった方もいらっしゃいます。そう言ってしまうと、最終的にはユーザー様の性格であったり経済力だったり環境変化であったり等、内外的要因でニーズ変化が起こらないとも限りませんので一概に何が正解か、なんて言うのは個々のユーザーさん次第な所が殆どだと私は思います。ただ、製品として言える事は、

それぞれにニーズがある以上、どの製品がご自身に見合うかはご自身の判断に委ねられる

ダウンサスにはダウンサスの、車高調には車高調の、エアサスにはエアサスの、何でしたらハイドロにはハイドロの、カップリングキットにはカップリングキットの得手不得手は「必ず」存在します。改造を楽しむ方の中には、

やはり純正が一番いいよ

と原点回帰される方も一定(相当?)数いらっしゃいますし、それこそ長年カスタムをお楽しみ続ける方、何でしたら年齢重ねてからカスタム熱を帯びる方もいらっしゃいます。

単純に、車高を下げる事に限定してしまえばこれらの車高を下げるアイテム自体は多くの車種で用品としてリリースする市場ですが、これが車高を下げることだけでなく、乗り心地をご自身の好みにしたいですとかといった車高変化とは別要因で足廻りを改良しようとする方が私はかなりの難題であると最近は感じています。

乗り心地と言っても、柔らかいのがいいですとか硬いのがいいですとか、ユーザーさん毎に好みがありますから、硬い方がいいと言われる方の方がニーズとしては多いような気もしないでもありませんが、中には標準状態で万人受けしない事が市販化された後に表面化して車高を僅かに上げてショックやスプリングも柔軟性に優れた方向にシフトしたサスペンションキット、なんかも後付け用品としてリリースされた車種もあったりする位ですから、必ずしも純正の仕立てが万人に受けるかというとそうでもないケースもあるという位ですからその「味付け」には相当難儀されるようにも思います。ただ、そうは言うものの100%のユーザー様にご納得頂ける商品なんてこの世に存在しませんから、より多くの方に納得頂けるような設えにするのもまた当然の話しで、その多くの方の範囲を外れる方についてはそれこそアフターパーツを活用してお好みに仕上げて下さい、という事でしか世に製品を投入することが出来ませんので、後は好みですよね、といった結論になるのだろうと思います。

お車ごとに与えられたキャラクターもまた然りで、パッキパキのスポーツモデルにぐにゃぐにゃの足廻りが入れられるとそのモデルを期待したユーザーさんから猛クレームでしょうし、それこそ万人受けするファミリーカーにガッチガチの足廻りが奢られるとこんなの乗れるか!とこれもまた猛クレーム必至でしょう。簡単に書けばさも当然のお話しですが、人の感覚と言うのは必ずしも自分の感覚とはイコールにならないのもまた難しい話しです。特に近年はシャーシ開発に力を入れるメーカーさんが増えたような気も致しますが、それこそ乗り心地を足廻りだけに頼らずシャーシ剛性を見直すことによって改善しようとした動きであったり、金属弾性を利用して必ずしも硬いのがいい話しではないと言うことで敢えて車体を撓らせることも計算に入れて商品化する車両もあったりします。
結局、何がいいかなんて言うのは「最新モデルが最高にして最強」とはよく言われますが、人の感性やお好みといった観点は必ずしもそうではないということもまた製品造りの難しさなのかな?なんて思ったりも致しますが皆さんは如何お考えでしょうか。
Posted at 2023/06/20 21:00:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年06月19日 イイね!

#29 愛車の洗車は手洗い?洗車機??それとも雨水???

#29 愛車の洗車は手洗い?洗車機??それとも雨水???多くのお車好きな方にとってご自身の愛車を自ら手洗い洗車するというのは言わば"至福の時間"とでも言いましょうか。それこそ拘りが強ければ強い程隅から隅まで磨き込んでみたり、綿棒や歯ブラシ等にみる小道具を巧みに使いこなしてみたり、洗車溶剤とでも言いましょうかシャンプーやワックス等と言ったケミカル品をお好みで吟味してみたり、それこそ一台の洗車に丸一日費やしてもそれが楽しみであったり達成感であったり、洗車後の一服が最高に旨い!といった方も多くいらっしゃるでしょう。一方で、自動洗車機にぶち込み何なら拭き上げもせず満足げに走り去るような方も居たり、更には洗車なんてしなくていい!と言わんばかりに雨が降れば洗車が出来たと喜ぶ勘違いさんも居ることでしょう。
これが時間貸し等に代表されるレンタカーやシェアリングサービス等と言ったご自身のお車でない場合は貸し出し時点で洗車済みであったり(カーシェアについてはそうでない場合もありますが)洗車の事を態々気にするようなことも無いでしょうし、職場の社用車等であってもやはり洗車という概念すらない(会社規模によっては管理される方も居るでしょうが)場合の方が多いでしょう。

過去記事、業者コーティングの時にも少しお話ししましたが私自身もかつては洗車マニアとまでは言いませんが自らの手で休日の雨の日以外とあらば手洗い洗車ばかりしていたような思い出もあります。その当時、まだ若年でしたから大体同じような境遇の仲間内でそれこそ大体同じような方法でご自身で手洗い洗車する方が大半でしたから特に何を疑問に思う事も無かったのですが、同年代の方でも極一部、業者に手洗い洗車を依頼する方も居ました。その当時、何故自分で洗車しないのだろう?ですとか業者洗車の内情を知らない(利用しようとしたことすらないから当然と言えば当然)から羽振りがいいな、と勝手に思っていたものです。
これは車好きあるあるなのかも知れませんが、自動洗車機はかなりタブーだとされ特に私の周囲に関して言えば毛嫌いと言うか敬遠していた方が多い印象がありました。たまにテレビで最新式自動洗車機事情の紹介をされる番組がありますが、どれもこれもが

かつては自動洗車機=傷が付くといったイメージでしたが、最新型自動洗車機は手洗いするより傷が付きません!!

等といった謳い文句を並び立てるものばかり。私から言わせると、

そんな訳ないやろ

とまだまだその性能を信じ難い所を思ったりします。それは最新型自動洗車機を新設して第一号洗車車両!と言うのであればまだ分からなくも有りません。それであっても洗車ブラシ特有の洗車傷は構造上避けられないでしょうし、多くは

汚れた車を何度も何度も洗車した、車の汚れを落としその汚れ達を含んだ洗車ブラシで洗車されるのですから細かな砂などの嚙み込みがが常に100%綺麗な状態でスタンバイされる筈がない

と私は考えています。それを言ってしまうと例え手洗いであっても常に新品のスポンジを使うか?と言えば決してそうではない事の方が多いでしょうが言うて頻度、つまり異物の蓄積量が違う訳ですよ。最も、そういった懸念材料を抱きがちな方に向けて?なのかどうかは分かりませんが、風水圧だけで洗車、つまり物理的な摩擦を生じさせない「ノンブラシ洗車機」なる機械も一部で導入されていますが、お使いになられた方であればお分かりになりましょうが、洗車機だけで完璧に綺麗に出来るか?と言われれば…言い方はあれですが思ったより汚れが落ちてない事の方が多いと思われた方、少なくはないのではないでしょうか。

更に細かすぎる事を言い出せば、そもそも洗車をする行為そのものが傷がつく事から避けられないといった事も言えてしまいます。私は絶対に手洗い洗車で傷を付けない自信がある!なんて豪語する方も居るかも知れませんが、摩擦を伴う以上傷が付かないといった事自体が物理的に不可能。結局、気づかないレベルであっても確実に傷は付きますので何処まで許容するか?のお話しになりますが、洗車をする方法によってはその程度に差があるよ、といった話しでしょう。
かつて、全国的に水不足が深刻化した際にウエットシート状のケミカル品でボディをそのまま拭き上げるだけで綺麗になるよ、的な商品が今もありますが…

あれほどとんでもない商品は他に無い

と思ったものでした。要はサンドペーパーを塗装面に直あてしているのと同じ意味合いですから綺麗にしていると思っているだけで実は塗装面を傷だらけにしているのと同義な言うなれば「無知程罪な事はない」ことでしょうが、こういった商品であっても例えば、水洗い拭き上げ後に手軽なWAX効果を期待して利用するといったお使い方をするのであれば余り傷に対して過剰反応する必要もないと思います。最も、製造販売元からすると節水効果を期待できる商品に対して洗車後に使うのは本末転倒といった見方になるのでしょうが、効果に対する結果を追求していけば必ずしも使用方法はワンパターンではないとも思えてしまいます。

実は、今回は洗車方法の蘊蓄を書きたいのが本題ではありません。先に結論を申してしまうと、

人間、環境が変化することで考え方はそれに応じて変わっていくものである

という話しがしたいのです。近年良く耳にします「多様性を認める」といった考え方。これを正しく解釈理解出来ている方がどれ程居るのか甚だ疑問ですが、やはりというか案の定と言うか、理解能力に乏しい方であればる程

俺、私を認めろ!!

と言わんばかりに主張するケースも散見されます。いやですね、その主張が客観性や合理的等の観点から見て全うな主張であればまだ救いな訳ですが、聞けば聞くほど、知れば知る程に

当人の我儘な場合が多い

と思わずには居られませんがこれって私の周りだけですか?爆。

何故前段のお話しをしたかと言うと、私の若年時の概念と現在との差を分かりやすく伝えればなと思ったから。ざっくりまとめると若い頃は自身で手洗い洗車専門、業者依頼するという発想すらなかった、と書きました。あれからウン十年、今の私の洗車事情はと言えば、

業者さまに手洗い洗車を依頼

昔では考えもしなかった事が今では当たり前になっているという現実なんですね。個人の事情や環境変化等、複合的な要因で今は今の最適解としてお金は掛かるけどそうである方が合理的である、といった心境発想に変化が伴いました。いや、利用に際し最初は躊躇しましたよ、何せ入庫する車達を見れば明らかに新しそうな高級外車や最新型大型SUV、現行スポーツモデルといったいかにも高価な車両ばかりじゃありませんか。そこに私がくたびれた経年大衆車を持ち込む訳ですから傍から見れば場違いもいいところ、(;^_^A
ただ、世間様がどう思おうと私は自分の車を自分が考えるかたちで大事に維持するといった考えが基本スタンスですので、入庫拒否でもされれば入庫先行脚が始まりはするのですが、快く受けて下さりそれからと言うものずっと利用しています。ただ、

未だに経年大衆車が入庫している姿を見た試しがない、爆。

お店側からすれば料金落としてくれれば気にはしないでしょうし、何でしょう、態々大衆車を手洗い洗車に持ち込む人口自体がそもそも少数派のような気も致します。多くの方からすればワンコインで洗車機通せばいいじゃん、ですとか挙句の果てには洗わなくてよくない?なんて私からすればとんでもない考えを平気で言ってくる方も居ます。それこそあなた方のお車は私の車ではありませんから洗車しようがしまいが何ら関係のない話しでもありますが、それはそれで各々の方が大事にされている感覚であったり或いは関心が無いからこそ無頓着であったりする、言わば

現時点での各々の方がお考えになる自分にとっての最適解

な訳ですから採用する・しないはまた別のお話しとして一律否定ではなく耳を傾けることも時として大切ではないのかな?と思います。ただ、耳を傾けすぎると自分の意志が無い!となってしまいかねませんので、我儘や自己中心ではなくきちんと自分を持つということは大事な事でもあると思いますが如何お考えでしょうか。

ひょっとするとですよ?数年後には汚れたままボディーを拭き上げるケミカル使ってこれ最高だよ!!なんて心境変化が・・・

多分これは来ない気がします、爆。
Posted at 2023/06/19 21:50:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年06月16日 イイね!

#28 新車に無く中古車にあるメリット、それは短期的に価格変動する点

#28 新車に無く中古車にあるメリット、それは短期的に価格変動する点お車好きの方にも色々な棲み分けがありますが、その内の一つが愛車は

新車か中古車か

論争。まぁ、論争という程のものでは無いでしょうが新車一択の方は新車の良さをアピールするでしょうし中古車派の人は中古車にしか無いメリットをお題目のように並びたてるでしょう。私に言わせるとどちらにもいい事とそうでない事はある、といった考え方の持ち主ですので、そういう訳ではありませんが新車と中古車の二台持ちを実践しています。最も、新車と中古車の複数台持ちはここ数年の話しですが、それまでは中古車一択な思考論者でもありました。当然の事ですが、この度初めてのオーナーになる事が約束されるのが新車であって過去にオーナーが居た車両は中古車になります。中には、登録済み未使用車といった中古には違いないのですがナンバープレートは付いたけれどエンドユーザーのオーナー履歴は無い(所有車は自販会社)といった例外的なお車もあったりはしますが、金銭的なお話しをすると新車と中古車について大きく異なる点、それが

定価設定の有無

にあると言えます。
今頃もあるのでしょうか?地域により定価設定額が変わる事。昔は結構聞いたものですが、大体は北海道と沖縄は地区別価格として標準価格より幾分上乗せした定価設定がなされていたこと。言い換えればそれら以外の地域においては(定価の区分けがある車両については)北は青森から南は鹿児島まで何処で新車を商談しても車両の定価は同じ、つまり何処でも同じ価格で同じ品質のお車が提供可能ということです。勿論、お手だしの話しをしてしまえば販社毎に各種手数料設定額の差などがあり一律支払総額が同じな事にはならない事の方が多いでしょうし、ワンプライス制が多くの販社で導入されつつあるとは言え、値引きの有無や値引き額に差があることもありましょう。或いは、販社独自企画車としてディーラーオプションを包含した状態で幾分お買い得価格に設定するといった実態は「在庫車即売会」(言い方よ…)的な事で実質支払総額が抑えられていたりする場合もありましょう。
受注台数に制限があったり時に抽選になったり或いは注文しても何か月も中には何年も待たされる事も時にありましょうが、正規ディーラーや販売代理店とされる場所から取り扱いモデルの新車をお求めになる場合は車両本体価格についてはメーカー希望小売価格が基本(当たり前ですが)となりますので言うなれば何処でお求めになっても支払総額に大きな差は生じないといった事が言えます。対して中古車はと言えば、

定価という概念が元々存在しない

事が当たり前。中古車にも大体の相場感はありますので販社が違うことで「概ね」同じ車種同士で似たり寄ったりな程度であれば倍半分のような価格差は起こりえない場合が殆どでしょうが、それでも地域差により車両本体価格にそれなりの差がお見受けされる場合もありましょうし、既に崩壊したとは言え中古車バブルとして中古車にも関わらず、特に高年式人気車を中心に当然の如く新車より遥かに高値なプライスで実際に市場流通させていた実態もありましたので、言うたら言い値的な状況が当たり前化していましたよね。まだまだその名残りある車種もありはしますが幾分平常化へ向けて価格を下げてきつつありますので例外的な車種を除けば、

中古車は新車よりも安価

である言わば当たり前の構図が中古車選択のメリットの一つなのかなと思います。
あ、ご存じでした?メディアや一部の個人がかなりな偏見報道を平気でするものですからその当時「今中古車高いんでしょ?」と多くの人、特にお車に興味も関心も希薄な方程鵜呑みにされていたような気がしてなりませんが、中古車バブルの影響を大きく受けていたのは一部の人気車と新車受注が滞る車種ばかり。それらが話題になるものですから全体的な相場の底上げ感は確かにあったものの、当時から人気のない車種やそれこそ二束三文的な中古車って別にバブルでも何でもない事って目に触れないだけで静かに時間をやりすごしていた感が実はあったりしました。これも人間心理というのは面白いもので、皆が追い求めるから追従して同じ物を求める事に安心感を得ようとしたり、相場か高くなれば何を期待してか?高くてもというより高いから欲しい!等といった行為に走る方って非常に多いんですね。言ってしまえば相場操作で幾らでも個人からお金を引き出させる術を社会が気づいてしまった、という側面もありましょうが、その一方で日の目を浴びないからこそその存在にすら目を向けないから相場の変動にほぼ影響が出ないし気づきもしないといったお車があったことに多くの方がお気づきになられなかった事でしょう。
更に罪作りな話を増長させたのが、買取相場が高い等と謳ったサイトや広告の台頭。多くの方は一度は見たことあるのでは?と思いますがあれだって何でもかんでもお車が高く買い取れると視聴者に錯覚させる事によって巧みに売却へ誘導しようとしていましたが、人気車や高年式車は確かに高価買取もありましたし私の周囲にもその条件に合致する車両をこのタイミングでお手放しになられた方でかなり美味しい思いをされている方も実際居ました。ただ、それらに該当しない多くの車両については特に国内外の市場ニーズが無い車程二束三文の状況や査定ゼロ、或いは買取拒否、何なら今の時代であっても実質処分料までも要求するケースすら見受けられましたので、勿論業者の質という要因もありましょうがそういう見方をすれば中古車バブルなんて言うのは一部の層に局所的に大きな影響をもたらした事案なのかな、なんて私は思っていました。

話しを中古車価格に戻して、中古車の価格は大きく二つに分かれます。そう、車体価格と諸費用。これ自体は新車も同じですがその中身が全く異なります。先述したように中古車には定価がありませんから中古車屋さんが売値を自由に設定します、それに加え諸費用も別途掛かりますのでそれらを包含した価格が乗り出し価格、つまりはお手だしする値段、ということになります。で時折問題視されるのがこの諸費用の内訳。これが随分と店舗間で差があるのが実態で中には車両価格+2万円とか3万円といった値付けをするお店もあれば、車両価格+20万だの30万だの上乗せしてくるお店もあります。更に高額な諸費用を請求する所もあるかも知れませんが、この諸費用については妥当性があれば一定認めるべき問題とも捉えることが出来ます。例えば、

車検+整備を実施した上で購入する

お車を買わずとも車検を通すと軽自動車でも数万円は掛かるでしょう。そんな中古車の諸費用が仮に10万円だとしてもまぁまぁ納得のできる価格なのかなと思います。つまり、諸費用が2万だの3万だのといった中古車の殆どが車検残のある状態である場合が多く単純に車検しないから諸費用も安いよ、といった意味合い。
中には悪意とまでは言いませんが、車両本体価格を競合他社より差のある価格で訴求しておきながら諸費用でぼったくって(そうでない場合も勿論ありますが)結局乗り出し価格は他店で買うのと変わらない若しくは実は他店の方が安かった、なんて話もよく聞きます。多くのお車をお求めになるかたにとって大事な事は、

つまり総額幾らで買えるのか?

に尽きるでしょうからいくら車体が100万円だった所で諸費用が仮に20万円であれば当たり前ですが120万円支払わねば買えない訳です。ではこのお方がご予算100万円まででこのお店でお探しになるのであれば、同じ諸費用20万円が必要と要求されれば車体価格は80万円がリミット(厳密には消費税10%掛かりますから税別約72万円までのお車の中から選択する必要に迫られます)。諸費用を別途求められる商品では必然なお話しですが、この事を余りご理解頂いていない方が世の中全体でみれば多くとは言いませんが一定数居るような気がしてなりません。
随分と昔、これは二輪のお話しですがお店屋さんに修理依頼をしに店舗に出向いていた時、今でも鮮明に覚えていますが中古の原付を買いに訪れた見るからにお若いカップルが居たんですね。その当時は今みたくネットで簡単検索な時代はまだ到来しておらず主な媒体は雑誌。お目当ての車種が雑誌に掲載されていたのかどうかは知りませんがプライスボードぴったりの額面を持参しこの原付下さい、と店員さんに話しかけていたんです。そんな姿を横目に中古車買うのいいなぁ♪なんて思っていると店員さんが乗り出し価格の説明をしている様子だったのです。するとそのお若いカップルは「え?これで買えないんですか??」と驚いた様子でお話しをされてて結局その場では買わずお店を後にしていました。その後、その方が無事にご希望の原付をお買いになられたかどうかは知りませんが、私の中では「こういう人も居るんだ」と思った次第。ただ、それも買うためには自賠責保険も入らないかんしナンバーも取らねばならんですし整備もせないかん、そうなると車体価格とは別にお金が必要な事は「当然」な訳ですが、これも把握しているからそう考えるのであって何も知らない方からすれば「その値段で乗れる」と思い込んでも仕方がないのいかな、なんて思ったりもしますし今回の事でお学びになられたのであればそれはそれでいいのかな?なんて思います。特に何も興味関心も無ければ何事も最初のうちは知らなくて当然ですから。

そんな中古車ですが、新車のようにオーダーすれば何台でも同じ車両が手に出来る訳ではありません。中古故にその個体も程度も世の中に一つとして同じものは無いと言っても過言ではないでしょう。登録済み未使用車なんてお話しであれば同じ色形した極めて似通った程度の車両が複数存在することもありましょうが、一般的な経年中古車のお話しです。よく私が言います、人気な物は売れる、そうでない物は売れないと。中古車も同じであってより多くの方が追い求める車種はそれこそ直ぐどころか店頭展示前に買い手が付くことも珍しくありません。そうでないにしてもプライスボードを掲げた途端、昨今のネット時代瞬く間に検索されてそれこそ即決即売なんて状態も珍しくありません。一方で、街の小さな中古車屋さんにありませんか?

この車いつから売ってるの?といった雰囲気を出した長期在庫車…

中にはあります、色々な理由で買い手が中々見つからない車両達が。そんな車両をお車屋さんはどうするか?と言えばこれもお店の方針考え方によって差がありましょうが、

・少しずつ価格を下げて買い手の反応を見る
・価格は変えずそのまま展示し続ける
・一旦引っ込め暫く期間を空けた後再度表に出す
・業者オークションに流す

大体の場合何れかだと思います。ここで私が注目すべき事だと思うのが、

価格を下げて反応を見るといった手法を選択される中古車屋さん

の場合。不良在庫になるよりはタマを回していった方がいい!といった経営判断をされるのであれば、当初に提示する販売価格より期間は開きますがより安くお手に出来る可能性も中古車にはある、という点が私は中古車選びの楽しみの一つだと思っています。言うてお店屋さんも経営している訳ですから損が無いような価格設定に気を使いながらプライスボードを提示し直しています。
私が追える限りのお話しですが、かつて記事化してご紹介した中古車が6台ありましたが、

その内の3台がプライスダウンされている(た)事は確認済み

既に情報が削除された車両(売れたか下げたか流したか…)もありますが何れにせよ何らかの動きがあったことに違いありません。買う側からすればいいじゃないですか?同じ車がここ1か月程度の間で言うて何の努力もなしにより安価にお求めになれるチャンスが出来たのですから。前にも申しましたがお車選びはタイミング。値が下がったから買う!と言うよりも今必要であるから買い求めるといった方が殆ど。それこそ個々のご事情で新たに車を求めるタイミングなんていうのはまちまちですから必ずしもプライスが下がった状態でお求めになれるか?と言われればそうでない事も往々にしてありますし、そんな買い方ばかりに狙い過ぎると

先を越されて売約済みになる可能性だってあり得る

話し。特に多くの人が選びたがるお車は引く手あまたな状態であることが殆どですし、車種的には人気でも何故か買い手が付かないといった車両はやはり選ばれないだけの理由があったりします。それが車としてはしっかりしているものの、ただ需要が無いといった理由で値下げをされるのであればこれが購買のタイミングとマッチすれば美味しいお買い物のチャンスだとも言えます。

先を越されるリスクと少しばかり安価に手に出来る(可能性がある)リターンと、何を選択されるかはこれからオーナーになる方次第ではありますが、勿論無限に価格が下がり続ける話しでもありませんのでご自身が買い時であると思ったら即行動をすることを私はおすすめします。
Posted at 2023/06/16 21:15:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年06月15日 イイね!

#27 時代が変わり追い求める物の形が変わっても本質は変わらない

#27 時代が変わり追い求める物の形が変わっても本質は変わらないいつも以上に今回の内容は私の記憶や経験や肌感覚で思う所を記事化しました。全てが正しい訳ではない場合もありましょうし抜け落ちている事もありましょうが温かい目で読み進めて頂けると幸いでございます。


それこそ物心ついた今を生きる10代20代の若年層は当然ながら年艇的に「今」しか知らないので絶対的な基準が「今」でしかないのは当たり前ですが、これが年齢を重ねれば重ねる程「過去」を知ることがイコールになりますので現代との比較が容易にできてしまいます。人生経験豊富な方の中には「昔はよかった」とつぶやくように今昔を比べてしまうとそういった感情を抱く側面は往々にして出てくる場合もありましょう。これは現代の若者が中高年に移行したとて同じことで、最も未来が今よりいい状況であれば「昔は悲惨だった」等とつぶやく内容が変わるかも知れませんが結果としてやってることは似通った事が多いことになるでしょう。ただ昔と全く異なる点、それは

今の時代その気になれば昔の情報を容易に収集できるようになった

要はインターネットの普及がそうさせている以外の何物でもないのですが、お家にはパソコンやタブレット、片手にはいつもスマホを持ち何時でもその気になれば瞬時に得たい情報を入手することが可能な世の中になりました。我ら世代で記憶に残る「バブル経済」といった言葉があり、最近でも「中古車バブル」といった言葉がそこらじゅうで聞き及びましたが、そういった時代背景の中でもブーム流行というのは手を変え品を変え形を変え紛れもなく存在した訳です。そんな若年層から見て先人たちが何を求め何を持ち何を大事にしていたのか?を紐解いていくと、実は本質的な所は時代が進んでいたとしても大きくは変わっていないのでは?と私は感じていますが特に中年代以上の皆様は如何お思いでしょうか?

今回はそれこそ昭和60年代のバブル上昇期から令和の今に至るまでの自動車ブームを振り返りながら流行ブームの変革具合をお送りしていきます。ブームというのは当然に多くの方が追い求めた物や事柄です。ご年を召した方には振り返りとして、過去を知らぬ世代には知識材料としてご覧いただければ幸いでございます。

現代、自動車は一人一台が当たり前の時代を通り越しマイカーを持たない者も増加傾向になりました。都心部はよりその傾向顕著なようですが私のような田舎住みにとってはまだまだ一人一台時代なように感じます。それは、田舎は都心部程公共交通機関の発達が無く何なら減便規模縮小や廃線にまで追い込まれる事業者も存在し車でなければ生活すら困難といった事情もあるからです。最も、自分には何ら影響のない立場からか、原付でいけよ、自転車使えよ、歩いていけよ、なんて相手にするだけ馬鹿馬鹿しすぎる陳腐な戯言を時折聞きますが、多くの人が車移動を必要に迫られ行っている事情も地域によってはありますので勿論中には私のように原付多用派や自転車推進派、徒歩健康実践派等のような方も居るには居ますのでそれこそ選択の自由といったところでしょう。

時代は高度経済成長期から次第に好景気、バブル期へと移行する前の昭和50年代。その頃の自動車は贅沢品の印象や要素が強く一部の軽自動車が多くの市民権を得ていた時代、より多くの人が「マイカー」の所有を夢見で日夜労働に励んでいた頃。その一方、自動車購入に掛かる"税金"は物品税として乗用車で23%から15.5%もの高い税率が設定され庶民がおいそれと手を出せる代物でもありませんでした。この当時自家用車の新車初回車検は2年、まだまだ現代とは異なる時代背景でした。
その後、技術進歩と共に工業製品の品質も徐々に向上してきた側面もあり、昭和57年9月の道路運送車両法改正によって自家用乗用車の初回車検期間が1年伸長、現代と同じく3年になりました。更には自動車にとって見た目の洗練度として大きな転換点が訪れます、それが
昭和58年3月 ドアミラー車の新車販売解禁

それまで実質的に禁止(型式認定の認可の問題で法的な禁止事項ではなかった)されていた問題でミラーの位置一つ変わることで随分と見た目の印象が変わったのを多くの当時世代の方は実感されたことでしょう。
実はこの時も既に今で言う所の「アンチ」が存在、フェンダーミラーでないといけない!といった層も一定数居ました。後に慣れと印象の問題だと普及率から読み取れた訳ですがその後暫くはメーカーオプションとしてフェンダーミラー車の設定も多くの車で確認出来ましたが、ドアミラー移行後は当時でさえ選択される方は少数派、その甲斐?あってかフェンダーミラー(乗用)車は後に多くの方に激レア認定される事も多い希少種としてマニアを中心に好まれたといったお話もありました。

景気の上向き加減も止まるところ知らずな空気感漂う昭和60年代、好況に沸いた街も庶民レベルで羽振りが良くなります。それが、

ハイソカーブーム

上位モデルであるマークⅡ三兄弟が飛ぶように売れた時代の始まり、それまで格下車をお手にされていた方がワンランク上のお車をこぞって求め、必然的に当時からマークⅡクラスをお求めになられていた購買層は更に1ランク上のお車を求める方が多く居ました。ハイソカーも高級セダンに限らず、よりパーソナル感を強めたクーペモデルも存在。その代表とされるのが二代目モデルに当たるトヨタソアラでしたが、ソアラまではお手が届かぬ特に若年層には「デートカー」(既に死言)として二代目から徐々に認知拡大中の当時三代目ホンダプレリュード

日産シルビア等が見た目の洗練度も相まって絶大な支持を得ていました。そんなバブル経済もいよいよ絶頂期近づく頃、一度は耳にした事があるフレーズではないでしょうか?1988年の流行語大賞にもなった

シーマ現象


当時高価格帯とされた400万円辺りからの高級乗用車が飛ぶように売れる様を表現した言葉ですが、シーマに限らずクラウン然り、その後登場するセルシオやインフィニティQ45といった更に格上の超高級車が次々と登場。地元中小企業の社長クラスを筆頭に事務所の隣に高級セダンといった姿は多くお見掛けするように次第になっていきました。実際に現地を見た訳ではないのでにわかに信じ難いことですが、その当時日本一売れる車がトヨタのカローラ。街を走れば必ずといっていい程何台ものカローラに出くわすといった状況は何処にでもあったのですが、兎角都会に至っては某ドイツ製高級乗用車が飛ぶように売れその地域はカローラ同様に見掛ける現象から、

「六本木カローラ」

なる言葉も登場。更には庶民にも外車ブームが巻き起こり憧れの代表格とされるこれもドイツ製高級乗用車を意味する

「子ベンツ」※5ナンバーサイズのCクラスセダンを指す場合が多い

を愛車にするのがトレンドとして、その言葉が当時視聴率を相当持っていたテレビドラマの内容として全国放送される等、その認知度を浸透させていきました。

時代は平成元年、初の消費税(3%)が導入されそれまで掛けられていた物品税が廃止。税率を比較すると明らかにこの時代にお手にした方がお得感があることも相まって更に高価格帯なお車の売り上げに追い風機運が高まります。実は消費税以外にも改正が認められ、それまでの5ナンバーであったり3ナンバーであったりすることで課税されていた自動車税制度が改正、今に続く排気量のみで自動車税区分が分けられる仕組みに変わっていきました。それまでは富の象徴ともされていた「3ナンバー車」が一気に庶民にも浸透、特にミドルセダンとされる三菱ディアマンテ

を筆頭に3ナンバーサイズの乗用車が更に庶民に流れ込んでいきました。
景気がいい、ということは多くの人が余暇や趣味にお金を注ぎ込むことを厭わないといったケースが多くそれが自動車界隈でも成立するのですが、ハイソカーや3ナンバー車が飛ぶように売れ続けるよそ目に「RVブーム」や「ステーションワゴンブーム」も進行。三菱パジェロに代表される本格RV車や、スバルレガシィツーリングワゴンといった車種やその他ライバル車達ももまた飛ぶように売れ絶大なシェアを獲得していきます。


今にして思えばですが、つまるところは「何でも売れていた」時代とも言い換える事が出来るかも知れません。

ただ、そんな好況時代もそう長くは続かないのは今にして思えば誰でも想像がつくことですが、当時はそれこそイケイケドンドンな時代、多くの方がこの状況が破綻することを気にもしなかったのです。そんな迎えた1991年頃から次第に訪れた

バブル崩壊

によってそれまで好況に沸いた経済は破綻、多くの人が実感でき恩恵を受けた夢物語は終焉に向かい今に続く不況となっていく訳ですが、自動車というのは企画から発売までに相当時間を費やすと言われるもの。それこそ当時の多くは新車発売から2年でマイナーチェンジ、4年でフルモデルチェンジと言った具合にモデルサイクルが今より随分と短命。そんな中、新車販売時から既に次モデルの研究開発に着手するとも言われ、つまりはバブル絶頂期に開発された車両達がまだその波を引きずりバブル崩壊後次々と世に輩出されていきます。そんな車たちの中には数多くの名車を生み今に語り継がれる事も多い

自動車黄金期時代






として認知されるのですが、要は開発コストも掛けました、デザインにも勿論コストを掛けより先進的な流線形が多様される車両も多くなりました、装備も充実しこれでもか!と言わんばかりの豪華路線を突き進みました、その結果…

どのお車も当然ながらバブル絶頂期よりも大きく売り上げを落とした

とされています。

そんな現実逃避をしたいにもいよいよ家計にも実感としてそれまでの贅沢三昧が嘘のように転がり落ちる様を体現する我々庶民ですが、自動車についてもバブル崩壊直後辺りに登場した豪華絢爛な物から一気にコストダウンを図ったものにモデルチェンジする頃、素人目にみても陳腐な造りが分かる程の物が多くございました。最も、見方を変えればそれまでが過剰であったともとれる訳ですが、そんな中多くの庶民に慕われる車が平成5年に登場するのです。それが

スズキ ワゴンR(初代)

今に続くハイトワゴン軽自動車の先駆的存在。それまでの軽自動車は室内空間は狭く言うて「軽は軽」等と言った概念が殆どの方がお持ちな状況。ただ、それまで殆どその姿を見なかった背は高いけどボンネットもある乗用車感覚のある軽自動車。室内は広く実用性も高い、おまけに価格は798,000円(税抜き)からと不況の時代にドンピシャな価格設定をも相まって爆発的大ヒットとなっていき競合他社も後に続けとハイトワゴン軽自動車合戦と言わんばかりの状況をスーパーハイト系が市場を牛耳るまではその認知度と存在感を高めていきます。

その後平成7年の道路運送車両法改正により初年度登録より10年超の乗用車の車検期間が1年→2年(現制度)に。それまで車検が1年毎になるからといった理由で買い替えを余儀なくされていた方もより長く自家用車を愛用できる状況が生み出しやすくなり、その後車の平均車齢が右肩上がりになり続ける様は今に続く状況です。

それまでの軽は女性の乗り物だとか、アンチ軽自動車の意識は随分とハイト系軽自動車が払拭するきっかけにもなりましたが、その世代が二世代目へと移行すると更に品質も然り機能性能も向上し、より小型乗用車に近づいていく訳ですが、バブル崩壊を迎えた数年後の1997年辺り、バブル期程の熱を帯びたものではありませんでしたが局所的にブームが再来します、それが

RV車ブーム

今見たくSUVなんて言い方はまだしなかったのです。分かります?RV車って。トヨタハイラックスサーフ

ランドクルーザープラド

日産テラノ

ホンダCR-V

等が主軸となり主に今で言う「陽キャ」な若者達がこぞって買い求めたものです。その当時、今のように大衆車ベースの小型RV車がほぼ存在せず、選択肢は必然的に中型クラス以上の車種に限られるのですが、特徴的だったのが現行モデルだけでなくかつてのブームもあり先代モデルもそこそこの人気を得ていた点。要は新車は高額で中古なら随分と安価になる為そちらの選択をしたユーザーが一定数存在したと思われますが、このブームもそう長くは続きませんでした。そう、世の中はまだまだ不景気暗黒時代、買ったはいいが維持が難しく次々とお手放しになりブームは再度終焉を迎えてしまいます。
景気も悪く環境問題がより注目を集め実働として動き始めた頃、環境に良くないスポーツカーはとんでもない!と一部の族が騒ぎ出しおまけにバブル崩壊から大して売れもしないスポーツカーは商売にならない、と大手自動車メーカーを中心に市場から実質手を引く形で姿を消しつつある頃、市場はより実利的な車を追い求めていくのですが、そんな折登場した

トヨタ bB(初代)

が若年を中心に大ヒット!見た目も刺さり維持費も大きな車に比べ掛からない、おまけに車体が安価と三拍子揃ったことで人気を博していきそれと同時に各メーカーコンパクトクラスに注力するようになり市場は一気にコンパクト一色に染まっていきます。それまでのコンパクトもそれこそかつての軽自動車を同列な扱いをする方も大勢居たものでしたが、バブル崩壊後一気に陳腐化した反省を込めてか?幾分相応しい仕立てであるコンパクト車を各メーカーリリースしたものでした。

その後暫くは話題性のある車種は登場するもブームと言うまでの事にはならず時代が進むに連れ特に軽自動車の進化が著しく徐々にそのシェアを伸ばしていくのですが圧倒的な転機がこの車の登場によって今に続くスーパーハイト系軽自動車のほぼ独占市場を立ち位置を確立していきます

ホンダ N-BOX(初代)

の登場。ハイト系軽自動車よりも更に背を伸ばすことにより室内空間を拡大、多くのユーザーがコンパクトカーよりより維持費の安い軽自動車にシフトをするばかりでなく、それまで中大型車のユーザーまでもがこれで十分だと思ってかダウンサイジングしていくのです。その結果、発売元が結果自分の首を自分で締める(高価格帯路線から軽自動車へ移行するユーザーが続出したため)なんて言われる事もある程。その一方で経済格差が取り沙汰され富める者はより豊かに、貧しい者は更に貧しくといった「貧富の差」がより鮮明になっていくのですが、その背景があってか無くてか自動車市場ではある種の都市伝説が現実化していく事になります。それは皆さんにも記憶に新しい

セダンモデルの絶滅

その一方で着々と注目を集めてきた

SUVモデルの台頭

そして今に至る、なのですが小型SUVモデルの登場に余りその影響に着目する方は少ないのですが、SUVモデルは総じて車体の大きさから

高価格帯車両ラインナップが非常に多い

それでも売れるということはお求めになる方が居るから売れるのであって経済が持ち直さない現状を鑑みるとやはり格差といった側面も見え隠れするのかなとも思う訳です。最も、手出し金額的に抑えられ易いお手にされ方の変革で買うから借りるに市場認知がなされるといった要因もありましょうが、車種に限らず高価格帯なお車が社会全体が不景気な状態で多くの支持を得るといった今までの自動車市場から見ればある種"異常"とも言えなくもない事が起こり続けているという実態を見れば、今後物価は更に上昇すると言われているので更に今までの概念では追いつかないような市場になる可能性も否定はできないのかなと思います。

こうして過去・現在と流行淘汰を経て今に至るですが、結局の所その当時の中若年層の多くが追い求めたデートカーであったりRV車であったりコンパクトカーであったりが今の時代はSUVであるということなのかな、と思います。バブル当時、既に廃業したジュリアナ東京(ご存じですか?)に若い子達が集まり朝まで踊り狂っていた状況も、今でこそそういった誰もが名を知る施設が無くなりましたがその一方でSNSを中心に踊りまくる若年者が相当数見受けられます。それの良し悪しの話ではなく時代が進んだ所で追い求める物や事柄については大差が無いようにも思います。
最も、過去と異なる点はブームが局所的ではなくより幅広い世代にも認知されている点においてはかつてのブームとは一線を画すものがございますが、特定のカテゴリーを追い求めるといった姿、つまり本質は変わらないような気もします。

自動車も持つことから借りることへ、それこそ有期限や時間貸し等それまでには無い方向へシフトしお車を持たない生活をも今後地方都市であっても波及することは最早必然といった所かも知れません。自動車が好き!といったユーザーからすれば中々考えられない事かも知れませんが、それこそ単なる移動手段や道具としての使い道であればそれで十分事足りるのもまた事実としてあります。お金も掛かるし手間も掛かる、いい車に乗っていればモテるなんて時代でもありませんからある意味所有する動機に欠けるといった事で多くの方が所有に拘りを持たなくなったのもまた一つの要因なのかも知れません。

見た目ポンコツの車を大枚はたいて所有するよりも
常に最新型でイキれる車を使う時だけ借りる方がコスパがいい

と思っているのかどうかは分かりませんが、今風に言うと所有することに強いメリットを感じる事が無ければ、今後お車を所有する方は益々減少の一途を辿るような気がしてなりません。
Posted at 2023/06/15 21:55:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年06月14日 イイね!

#26 SUV車が人気な理由は特に中年代層以下の方には納得できるお話し

#26 SUV車が人気な理由は特に中年代層以下の方には納得できるお話しここ10年程度でしょうか?SUVと位置づけされるカテゴリーの一大ブームが市場で巻き起こり続けているのは。その中でも高価格帯な車両から比較的安価に提供される車両、中には軽自動車をそれ風に仕立てたお車もありますのでそれこそご予算に応じて細かな選択肢の用意があるということは非常にユーザーメリットが大きいとも言えます。最も、市場規模が大きい訳ですから追従的に選択肢の幅も増えたといった事も言えましょうが、その一方で縮小・淘汰・絶滅危惧といったカテゴリーもございました。正直、流行やブームといった事は一過性であることが過去が証明済みで今のところ例外がありません。きっかけや動機は色々ありましょうが、私の何の根拠も役にも立たない見立てで、こと日本のお話しに限って言えば

経済衰退と高齢化の加速と共にSUVブームは一気に終焉に向かう

と見立てています。
何故経済衰退と高齢化でSUVブームが関連しているのかといえばそもそも、

SUVモデルは維持費が高額
乗降性の悪さ

これらに尽きます。
実際に維持されると感じられることでしょうが、オーソドックスなモデルに比べタイヤ代が高額になりがち。そのサイズから一定仕方のないことでしょうが、販売側も売れる商品は態々安売りしませんから当然の如くいいお値段を提示してきます。通常の消耗時の交換や場合によってはスタッドレスをご用意される方も多く、そうなればただでさえ高値なタイヤ代も2セット分掛かります。車体でウン百万円お支払いするのには抵抗感が希薄な方でもタイヤ代で十万円と言われればドン引き拒否反応を示されるように、維持費をのことが念頭に無ければ無いほどその結果は顕著。お車屋さんの点検費用であってもSUV車はその大きさから幾分割高に設定されるケースもございます。ひいては今の物価高、収入は変わらず負担は増加、加えて生活に直撃する事柄での値上げラッシュ。車体も大きく重く燃費に傾けられる要素が低いカテゴリーだからこそ今後建前としてSUV卒業をと事実上の損切りに踏み切るユーザーさんは決して少なくないでしょう。
続いて高齢化。生き物の宿命ですが時間の経過と共に加齢します。いつまでも若く健康で元気だと思っているのは実はご自身のみで周囲から言わせれば老いは隠し切れないもの。そんな中、身体の不自由さも次第に感じお世辞にも乗降性がいいとは言い難いSUV車は足腰の弱ったご高齢の方には乗り降りだけで一苦労。快適に移動する目的でお手にされたお車が実は乗り降りするだけで苦痛を伴うことになるとも言えます。乗ってしまえば快適性は確保されることも多い(車種により随分差がありますが)でしょうが、それまでのアクションが難儀であれば快適にたどり着く前に挫折断念ということは言うなれば足腰の弱った方や身体の自由がききづらくなった方にとっては当然の結果。苦難を乗り越え保有に頑張るユーザーさんも中にはいらっしゃるでしょうが全体の総数からすれば先ず少数派。となるとこれまたSUV車卒業と題して利便性に振った車種にお乗替え若しくはマイカー卒業をも視野に入るかもしれません。言ってしまえば、

これから先SUV車が市場を席巻する要因が見当たらない

最も、これらの見立てとは真逆の予測を立てる方も居たりそんなことはない!とただ思う方も勿論居ましょう。それらのお考え自体私は未来の話故に正答が無い為に否定も反論も致しませんが、純粋に自動車保有人口が増える見込みも無く、淘汰したカテゴリーを食いつぶして台数を押し上げてきた、言わば偏ったユーザー層の構図そのものですから、更に掘り下げた予測をするならば、

高価格帯SUV車は限られた富裕層のみがお手にでき、庶民は軽自動車やコンパクトカークラスのSUV車にシフトがより加速する
のと同時に、
実用性に大きく舵を切った横開きドアの小型ミニバンクラスが更に頭角を現す


でしょう。
つまり、セダンもクーペも復権はかなり厳しい状況に変わりはない時代が今後続くでしょう。これらを打破するには、

バブル期位に狂った経済観念が無ければ先ず難しいのではないか?

と思いますが皆さんはいかがお考えでしょうか?


別に自慢でもなんでもありませんが、そんな私も今から15年以上前SUV車保有歴がございます。愛車に限らず色々な車種にも乗りましたが別に悪路を走破する訳でもなければその性能を活かす使い方は全くしませんでしたが、率直な感想として

私には合わなかった

のでその後SUV車を手中に収めようとすることは現時点ではありません。勿論、現行モデルのSUV車を乗れば技術の進歩から意識は随分と変わるのかもしれませんが、それまでに車高全高の高い車を維持した試しがありませんでしたのでその操縦性に慣れませんでした。
それこそ、身体的な事情で乗り降りに問題が無いのであれば一度座ってしまえばそれまでの普通車に比べ圧倒的に視線位置が高く、極端な物言いをすれば見晴らすかのような感覚に中々気分のいいものを感じます。ただ、走り出し直線道路でも先ず今までとは異なる感覚に最初は気のせいか?とも感じましたが旋回するともうその差歴然、

操縦安定性は圧倒的に普通のお車の方が上

車体が振られる感覚というのか、ハンドルの収まりがよくないとでも言うのか?兎に角安定性は比較する方がそもそも間違いといった位に宜しくありません。私自身、そんなに敏感なセンサーを兼ね備えた人間ではございませんが、そんな感覚の持ち主でさえ違和感を強く感じ馴染むことが出来なかったので初めてのマイカーがSUV車というのであれば大した問題にはならないでしょう(なぜならその感覚が基準としてつくられていくから)が一度、それこそ相応の期間車高の高くないいわゆるフツーのお車に乗られてきた方がSUV車にお乗り替えになると多くの場合違和感を感じるのではないでしょうか。勿論、慣れであったりそういった感覚を感じないといった方も居るでしょう、え?もしかしてこのような感覚に陥ったのは

私だけ?爆。

とは言いましても街中には多くのSUV車が今日も活躍しています。大きいのから小さな物まで本当に多彩になりました。勿論、その走破性や悪路での信頼性を求め本格SUV車を愛用する方もいらっしゃるでしょうが、印象として多くの方がそのデザインやサイズ感、或いはステータス性がお気に召しお手にされるケースの方が多いような気もします。そもそも、そんな道なき道というのが道路整備された日本にはさほど無く、敢えてそういった場所や施設にでも出向かなければ機会自体に遭遇しないでしょう。中には、災害(冠水)対策として普通車では困難な状況をSUV車では対応可能であるといったリスクヘッジでお求めになる、という方も居るかも知れませんが先ず少数でしょう。

では何故維持費も高く乗降性も良くない、言うなれば不便を態々高いお金を出してお求めになる方が大勢いるのか?その先にSUV車だからこそお勧めできるターゲットが紛れもなく存在するように思います。

①流行に敏感な方
こう書くとそれ以外は流行に鈍感なのか?と批判を招きそうですがそうではなく、流行という要素自体に相当数人口が存在します。そんな現代の流れとも言い換えて間違いではない時代の流れに順応する言わば情報収集に敏感な方にはお勧めです。

②SUVのデザイン性に魅了される方
大きく力強い印象を周囲に与えるSUVならではの出で立ちは他のカテゴリーでは表現できない魅力を持ち合わせていると言えるでしょう。見た目ゴツイのから優しめの物までありますからそこはお好みで。

③お車の選択に制約が無い方
先述の乗降性のお話もありましたが、横開きドアでない駄目だとか、背高車でないと不便だとか等と言った集中するニーズ以外でかつ乗降性が苦に感じないのであればお勧めです。嫌らしいお話し、ブームが続く以上仮に短期間でお手放しになる事態が訪れたとしても人気が続く間はまとまったお金になり易いのもメリット。

そんな事を集約すると特にSUV車をお勧めできる客層というのが見えてきます。

中年・若年層でかつ比較的1~2名程度での移動を主にされる方
趣味車として割り切り他に実用車をお持ちの方(特にガチ勢の方であればある程)

勿論限ったお話しでもありませんし、便利不便を把握した上でご愛用されるのも宜しいかと思います。車種により盗難リスクの高さであったり人気であればあるからこその弊害をも持つ車両もあったりはしますが、これは別に車両が悪い話しではなく犯罪者が悪い話し(極一部、簡単に盗難され易い車を作り続け改良しない自動車メーカーが悪いなんて見方もありますが…)ですしケースによっては妬み僻みの対象(どの事でも言えるお話しですが)となるといった印象的な問題もあるとは聞き及びます。仮にそうであってもSUVにはそれだけの魅力があると私は思っていますのでこんな言い方をすると何ですが、仮に流行が過ぎ去ったとしても好きなものは好きといったお好みを大事にしてこれもまたSUV文化というものを続けていってほしいものです。ですが、

他カテゴリーの食い潰しではなく、セダンもクーペも皆仲良く公平に市場があることが望ましいと思いますが、まぁ難しい問題でしょうね、(;^_^A
Posted at 2023/06/14 21:00:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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