今回はガラにもなく少しマジメな話しを書いてみます(笑)
先日の九州地方を襲った豪雨災害も然り、日本は地震をはじめとした災害大国でもあります。
災害が発生した時、土砂や倒壊家屋の瓦礫に埋没してしまった被災者の“いのち”を探し出すために、災害現場に出動する犬たちを皆さんご存知でしょうか?
その犬たちを災害救助犬(レスキュードック)と言います。
そんな事はワタシに聞かなくてもご存知な方も多いと思います。
でも、続けます(笑)
災害救助犬って、災害現場で時間経過すればするほど、
人を発見しても既に…。
ってパターンが増えてくると、
だんだん犬の元気がなくなっていくそうです。
だから、あまり、そう言う事が続いた時はレスキュー隊員が要救助者のフリをしたりする事もあるそうです。
災害救助犬として有名な「レイラ」をご紹介します。
2011年3月11日起きた東日本大震災の現場で、災害救助犬として活躍したのがジャーマン・シェパードのレイラ号です。
震災の翌日から現場に派遣されたレイラは、その日から1週間岩手県大船渡の海岸近辺を捜索することとなりました。
レイラは生存している人を探し、それを伝える訓練をしてきたのですが、その現場では人の気配はあっても生存している様子はなく、疲れも加わりレイラはかなり混乱した様子だったそうです。
それでも必死に捜索を続け、1週間後にはレイラの体重は約半分にもなってしまいました。
その時の余震のストレスや凄まじい腐敗臭の影響で、その後レイラは嗅覚を失い災害救助犬を引退することとなりました。
引退後は、その時行動を共にしていた訓練士の方の元で余生を過ごしたそうです。
現在、災害救助犬として認定されている犬は日本に約120頭いるらしいです。
最近では、土砂崩れや建物倒壊の現場で働く災害救助犬の姿がテレビに映し出されることがあります。
厳しい訓練を受けた後に、私たち人間の為に働いてくれている災害救助犬はとても頼もしい存在に感じます。
災害はいつ起こるかわからないものです。
私たちのために厳しい環境の中で訓練や現場の活動をしている災害救助犬に感謝を伝えたいです。
最後までお読みくださりありがとうございました(_ _))ペコッ
おしまい。
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2023/07/14 11:26:34