あの夏、いちばん静かな排気音。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
4月、ECUバージョンアップに伴い、吸気系もお勧めされたMSTに交換。
ついでにホースも零1000に。
トラブルが起きた時に切り分けがややこしくなるのはわかっていましたが、セッティングも変わるので、ECUの代理店さんに細かく確認したうえで、直前に換えました。
「MST、私も入れていますが良いですよ」と言われたので導入を決めたのですが、オリフィスの径を尋ねたところ「わからないので純正と同じくらい。純正がどれくらいかはわからない」とのことで、そこから既に一苦労。
純正を計ってみると多分1.6~1.7mmですが、念のため本店さんに聞いてみたところ「1.5mmにしてください」と。それは教えてもらわないとわからないな。
そんなこんなでバタバタ準備して、ECUバージョンアップ。
帰り道の感覚では前より遅くなっていましたが、学習の問題かもしれません。
翌々日(翌日は乗っていない)、ブーストが上がらない問題が発生。
ECUが関係しているのかしていないのかもわからず、とりあえず代理店さんには連絡しました。
「エアフロが怪しいです。購入したら取付はこちらに持ってきてください。」
まあ可能性のひとつとしてはわかりますが、確定なのかな、もう購入前提の話になりましたが。時間が無いのでディーラーで購入(22,550円・・・)はしたものの、OBD2の吸入空気量を見ても、あまりエアフロに思えなかったので代理店さんには行きませんでした。
で、もうお手上げだったので、別の代理店さんに相談したところ診ていただけて、ホース破損であることをあっという間に特定。
「1週間預かって、ホース交換までやりましょうか?」と。
もう鈴鹿の走行会まで10日しかなく、自分でやったほうがリカバリー猶予が取れそうで迷いましたが、見積もプラグ込みで5万くらい(部品代によって変動の可能性あり)とのことだったので、プロにお願いすることにしました。
その間、自分でいろいろ調べていて、零1000がそもそもHKSインタークーラーと相性が悪いという確信を持ったので、純正を手配(その時点で即注文すれば、東京出発の日に受け取れるスケジュール)しようとしていることを伝えたところ「問題なく付きました。ブースト1.5でも大丈夫です」と。
翌週引き取りに行ったところ、請求が9.2万円。
内訳で言えば、例えば、バンパー脱着が2時間で2.2万円、と。
工賃がかかるのは当然だと思いますが、最初からわかっていたら、自分でやっていたな・・・。
そもそもの4月のECUバージョンアップのときもそうでしたが、プラグも自分で買うより9,000円くらい高い(交換工賃は更に別にかかる)んですよね。
(あ、外した300km使用のプラグ、手元に無いな。煤だらけだったけど、焼けばまだ使えそうな気がするけどな・・・)
まあ多少だったら利益を乗せてもらって構わないんですけど、ほぼ倍はなー。
で、1回も1.0以上のブーストをかけることがないまま鈴鹿に移動。
慣熱走行の先導車有りローリングスタート(まあ、別にレースではないですけど)で、2周目のS字はまだ渋滞でゆるゆる。
デグナー2つ目で、まだタイヤも暖まっていないので6割くらい(ブーストで言えば、多分1.1くらい)で踏んでいって、前車を抜きヘアピンを回った瞬間に「ボッ」という音と共に警告灯が。
はい、ホース抜けました。
邪魔にならないように、惰性でスプーン内側の駐車スペース?まで移動。
牽引されてパドックに戻ります。
サクッと5分くらいでバンパーを外して、ホースを嵌め直し、少しでも抜けにくいようにタイラップを追加して、5分くらいでバンパー戻し。
周辺を軽く走ってブースト1.3まで出るところまでは確認しましたが・・・その後チェックするとホースバンドがずれてますね。
諦めました。
1~2周でも走ってタイム残したかったですけどね。
またコース上で止まったら、呼び出されて偉い人に叱られそうです。
これでまた9.2万円と鈴鹿走行会の参加費および旅費が吹っ飛び、ここまでのムダ出費は30万円を超えました。
純正を買っておくか、途中でアールズに寄ってホースを買うかしていれば、まだ鈴鹿は走れましたけど後悔してももう遅い。
そして、私は今日も、そこそこキビキビ走る1.4NAに乗っています。
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