NESPI4CASEでOS起動失敗事象の切り分け(3/20追記）

Raspberry Pi4でNESPI4CASEというのを使用しているのですが、
https://retroflag.com/nespi-4-case.html
最近、Raspberry OSで「sudo apt upgrage」というのをしたところ、
再起動後、OSが起動失敗する事象が発生
raspberry pi4 failed boot で検索するも
最初はSDカードの破損とかカーネルの問題とかいろいろあったが、SDカードも複数枚試して全滅、
カーネルの問題の情報は古いバージョンのもので、最新版でなっているならもっと大事になっているだろうと思ったのですが、いろいろ切り分けたところ

・NESPI4CASEと最新のUpgradeの何らかのプログラムの組み合わせ
の場合に起動失敗することが判明

【起動失敗例】
・NESPI4CASEに入れている状態でRaspberry OSを新規イメージからSDへコピーして初期設定時に「Update Software」を行うとNG
これは64bit/32bit/レガシーの種類を問わずにNG
・NESPI4CASEに入れている状態で起動する古いVerのRaspberry OSで「sudo apt upgrage」を実施して再起動するとNG

【起動成功例】
NESPI4CASEからRaspberry PI4を外して裸状態で運用すれば何も問題なし

ということで、NESPI4CASEで電源周りでGPIOに差し込んでいるあたりが
不具合の原因だろうとは推察できるが・・・・
メーカーのHPみても特に対処方法が書いてないので、どうしようもできない状況です

とりあえず、同様に悩んでいる方のために情報共有として記載しました

【追記】
とある方からのメールでRetroPie4.8のイメージファイルを書き込んだSDでの起動が同様にNGになると情報共有がありました
確認した結果

・NESPI4CASEに入れている状態でRetroPie4.8のイメージを書き込んだSDではNG
・NESPI4CASEからRaspberry PI4を外して裸状態ででRetroPie4.8のイメージを書き込んだSDでは問題なく起動
ということでどうやらRetroPie4.8のイメージにはNGの組み合わせになるファイルが既にUpgradeの状態で入っているため、イメージを書き込んだ直後の状態でもNGになるようです

RetroFlagのメーカーさん、何とかしてください！！