2009年06月13日
プレちゃんのドア内張りをはがすと、一番に気付くのが、他車にはあるブチルで留めたビニールシートがないことです。
通常はドアの外側も内側も鉄板でできていて、部品を組むための穴があり、そこから雨水が入り込まないようにビニールで目張りしてあるんだそうです。
でもプレちゃんはドアの外側だけが鉄板で、内側は部品も組み込まれたプラ板(田宮のプラ板じゃないよ)でできているので、ビニールもいらず、とてもすっきりしているんですね。
このあたりはSupremacyさんに教えていただきましたm(_ _)m
…で、他車の場合、穴全体というか、ドア全体をビニールでおおっているので、密閉はされていますけど気密性は弱いです。ビニールがぱふぱふゆらゆら動きますので…。
これではスピーカーの立場からすれば、音圧は漏れ放題とかわりませんので、イイ音は望めません(>_<)
そこでデッドニングが必要になるわけです。
すっかすかのところをふさぐのですから、変化にかなりの期待が持てます。
でもプレちゃんはもともとある程度しっかりふさがれているので、ビニールを使っている他車に比べれば、デッドニングによる向上はちょっと少ないのかなって思ってます。
…と理由付けて、デッ

Posted at 2009/06/13 10:03:12 | |
プレちゃん:スピーカー | クルマ
2009年06月12日
さてイイ音にしようとデッドニングしても、車の場合構造上の都合から、どんなに頑張っても穴はふさぎきれません。
「ちょ~と待ってよ、ボクの場合キミとはちょっと違うんだよね。スピーカー5万個よ、5万個ぜ~んぶ見て思うのは、穴がないのもある、穴があるのもある」
…お…たしかに…
スピーカーボックスに丸とか四角の穴が開いてるのがありますね。
…てことは別に密閉しなくてもイイってこと…??
いえいえ、実はこれ密閉型とは全く別設計のバスレフ型という方式なんです。
実に巧妙な仕組みで、これまた計算によって導き出された寸法の穴ぽこが開けられているんです。
スピーカーは音を鳴らすとき、コーン紙が前に出て空気を押し出し音波を作ります。
同時に裏側から見ればコーン紙が引っ込む形になるのはお解りですよね。
そしてその裏側を干渉させないためにバッフル板が必要なわけですが、本来なら隔ててしまう裏側の音圧も有効利用しよう!っていうのがバスレフ型です(たぶん間違ってないとおもふ…)。
でも無造作に穴を開けたのでは、スピーカーから音が出るときに穴から音が吸い込まれてしまい、バッフルがないのと同じになっちゃいます。
そこで高度な計

Posted at 2009/06/12 10:41:49 | |
プレちゃん:スピーカー | クルマ
2009年06月11日
スピーカーとボックスは密閉するのであれば、その容積等いろいろと計算が必要になるのですが、その計算にはスピーカーが持つ特性を表す数字も必要になります。
さて、カーオーディオの場合、すでにボックスになるドアの容積や形状は既に固定されています。
…ということは、めっちゃ厳密に言えばその車種にあった特性のスピーカーが必要ってことになります。
でもそんなのたぶん無いですよね(専用設計で最初からっていうのはありますが)。
ま、もともとドアは隙間だらけですから、そもそもそんな計算は成り立たない(必要ない)んですがね…
じゃ隙間をふさごう!と、デッドニングするのですが、どんなに頑張ってふさいでも、窓のところの隙間はふさげません。窓が開かなくなっちゃうから…(-o-)
ですから、そこそこに、満足行く程度に、ほどほどに…が、ちょうどイイのでは?というのがワタシの個人的な見解です(^^;

Posted at 2009/06/11 09:22:12 | |
プレちゃん:スピーカー | クルマ
2009年06月09日
スピーカーを良い音で鳴らすためにはバッフルが必要で、しかも無限に広いバッフルの方がイイ訳ですが、実際には無理ですよね。
そこで、無限に広いバッフルの四隅を摘まんでぐいっと後ろに曲げて合体させると、いわゆる室内オーディオのスピーカーボックスができあがるわけです。
無限バッフルの妥協の産物です(ホントはちょっと違うんだけど…)。
これは、ある程度の容量があるので比較的コーン紙の邪魔になることなく、裏表の干渉を押さえることが可能なわけです。
ま、実際には密閉することでわざとコーン紙の動きを押さえて(ダンパー効果…だったかな?)、本来以上(?)の音を引き出すというスバラシイ技術が計算ずくで設計されているのがスピーカーボックスなんですが、それは室内オーディオの人におまかせします(^o^ゞ
ところで室内オーディオのスピーカーボックスは大概四角いですよね。つまり向かい合う面が互いに平行になってます。
するとスピーカーボックス内の音が向かい合う面で反射しあい反響してしまいます。
鳴き竜の原理です。
部屋の中で手を打つと「びよよ~ん」とか「び~ん」とか響くヤツです。
スピーカーボックスでこれが起きると、音源にない音が発生する

Posted at 2009/06/09 17:06:57 | |
プレちゃん:スピーカー | クルマ
2009年06月08日
さてスピーカーの仕組み上、表と裏を分ける必要があることが理解いただけたと思います。
そこで一番手っ取り早く分けるには、スピーカーの裏をお椀ですっぽり囲ってしまえばイイのでは?
たしかに裏表は完璧に遮断されて干渉しなくなります(^^)q
でも、お椀型だとその容量が少ないのでスピーカーのコーン紙の動きそのものを妨害してしまい、やはりイイ音はでません。
さてさて、裏表の干渉を無くし、更にはコーン紙の動きも邪魔しない方法はないものでしょうか…

Posted at 2009/06/08 20:34:02 | |
プレちゃん:スピーカー | クルマ