【開発中1】エスクードTD54W用 アップコイル 測定
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■この整備手帳は、TD-54W用の35mm(予定)アップコイル開発協力の記録として書いています
本日
マスターピースさんへ、行って参りました!
MASTERPIECE
兵庫車輌株式会社
〒653-0052
神戸市長田区海運町8-1-4
TEL:(078) 731-8585
FAX:(078) 731-2888
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オフィスは2階にあり、上って行くと
今回、開発の総責任者の
店長の奥原さんに出迎えられ
早速、マイエスクを店長自ら入庫^^
隣のジムニーは、新車でこの装備をお願いされて、作成中だとか。。。カッコよかったです♪
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さて、早速測定作業開始!
まずはフロントの、純正コイルのサイズ測定
アゲアゲ・・・
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ここですね
今回の開発されるコイルは、TD94Wと同じ色の
赤色になります♪
■フロントの懸架方式は・・ストラット式
つまり加重がコイルに真っ直ぐにかかる方式との事。
あってます、店長?(汗
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コイルを手探りで測定しては。。。
メモに筆記
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また少し上げて
今度は、ボディー下に潜り込んでのリアコイルの測定
■リアの懸架方式は・・マルチリンク式
画像のようにテコの要領なので、リアは純正もフロントより硬めになってるとか。
ボディーからの①コイルの位置と、②タイヤの位置をテコの計算で、コイルにかかる荷重を計算するそうです。
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リアのコイルの測定
今日の測定はココまで
その後、2階のオフィスで開発に関して色々お話を・・
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オフィスには、少しですが画像のように、パーツがありましたよ
さて開発の話の流れをご紹介します。
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【開発記録】
TD-54Wの自動車検査証(車検証)で、重要な部分をチェック
①車両重量
②前前軸重・・・フロントにかかる荷重(kg)
但し、タイヤ、ホイールなども含まれているとか
③後後軸重・・・リアにかかる荷重(kg)
同 上
TD-94Wの車検証と、以前の開発記録を見ながら、店長がコイル開発のイメージを想像。
数値は書けませんが、構想のみ掲載します。
●試作コイルの方向性
TD-54W用のFコイルは、TD94W用を単に短くするのではなく、エンジン重量が軽くなるので、柔らかめのセッティングにした方が良いバランスになると経験から言われてました。
エンジンが軽い>コイルが硬い>はね易い
だそうです。
また、リアはマルチリンク式での計算以上に硬くしたほうが、カーブでの安定性が増すとかでした。
店長・・あってますよね?(汗
●コイル開発の基本的な考え方
*今後でてくる専門用語集^^
ノーマル長・・・コイルだけを床に置いた高さ
バネレート・・・コイルが1mm縮む時の加重(kg)を表す
*構想の基本の考え方
例
ノーマル長が30cm
バネレートが3㌔
とした場合
コイル装着時に20cmだとすると
10cm(100mm)縮んだ事になります。
ということは
100mm×バネレート3キロ=300キロの加重がかかっている
この逆の発想で、車検証の↑①~③を見ながら、構想するそうです。
●お願いしてきた部分
車高上がり寸法は、できる限り35mmを目処にお願いしました。
●その他
店長が、構想をある程度固められ、マイエスクの試乗をされる事に。
*コイルの動き方をチェック
中低速にて
●店長の2リッターのインプレ
「2.7より、非常にキビキビしていて、車が軽い感じがする。」
とのこと
試乗で、かなり怖かった助手席の出張屋でした^^
【今後の予定】
試作①②と同時発注?されるかも。
だいたいイメージができたそうで、計算をしてメーカーに発注をする予定。
出来上がりは、6月中くらい予定です。
出来上がり次第、また行って参ります!
今回の記録は以上
*天気 快晴 タイヤ空気圧2.5
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