Colorbucks & Ltd.製隔壁版

私のアイエスは2名乗車に定員変更しているため、リアシートがない。その場合、BMWCUPのレギュレーションでは 室内とトランクを厚さ1mm以上の鉄製の板で隔離しなければならない。これは転倒した際にバッテリー本体並びにバッテリー液が室内に飛んでこないようにするためである。

アイエスの場合、ゲートの形状が真っ平らではないため、鉄板を貼るだけではダメなのだ。そこで、 Colorbucks & Ltd. さんから発売されている隔壁版を装着することにした。

この隔壁版は 、形状に合わせてデザインされ、下部は形状にフィットするように角度が付けられている。また、配線の経路も変えずに済むようになっている。リベット留めしやすいように、穴も事前に開けられている。厚さは剛性を出すために 2.5mm であるが、私のアイエスはロールバーが装着されており剛性はそんなにいらない。それより重量増を嫌って、 1mm 厚の隔壁版 を特注で作成してもらった。

そんなわがままな要望にも Colorbucks & Ltd. さんは応えてくれ、また 傷防止でフィルムを貼って送ってくれるあたり親切 心が伺える。 それもそのはず、 3年連続A1クラスシリーズチャンピオンの多田浩之選手のお店なのだ。

取り付けは簡単。隔壁版を当てて取り付けたい穴に印を付け、ドリルで隔壁版の穴を開けてリベット留めするだけである。しかし、リベットを持っていない私は、ボルトとナットで取り付けることにした。その場合、トランクルーム側でナットを締めてくれ る助っ人が必要になるが、大したワーク量ではない。

1時間もあれば出来上がり。 これで、A1クラスへ参戦できるマシンになった。