みんカラにはクルマレビュー機能もありますがそれを投稿するのはもう少し時間と距離を重ねた後の方が相応しいと考え、LA805Sのファーストインプレッションめいた感想をブログの記事にする事にしました。短評拡大版というタイトルは我ながら意味不明な気がしますが…、何シテル?に短評と銘打った書き込みをしたのでそれの続編と捉えて頂ければ幸いです。
さて、余談は程々にして本題に入ります。見た目的な感想は購入候補精査編に記した通りですが、実際に実物を見て触れて乗った事によって得られた印象を書き加える形にします。なお、我が家に既にある、比較的車形が類似している2015年式N-WGN(JH1) Gターボパッケージと比較した印象となっている箇所もある事をご承知下さい。
先ずは外観からですが、スムースグレーマイカメタリックというボディーカラーは中々良いなと思っています。印刷された物でもそうなのですが、この色は状況によって明るく見えたり暗く見えたりと印象が一定しない感じがあり、そこが繊細で良いと言えば良いのか表情豊かであると言えば良いのでしょうか、ともかく現状は気に入っています。
実際に購入した後の周囲の評判ですが、ちょっと可愛いすぎない?という声もありますが概ね好評です。自分の車である以上自分の満足が最優先である事はもちろんなのですが、周囲の評判も良いに越した事はありませんからね。
続いて内装についても見た目品質は大きな不満はありません。流石にこの手の車にソフトパッドを使った内装を期待するのも筋違い感がありますし。ただ、ドアトリムに多少でもファブリックを張り込んでくれたら…と思うのは古い価値観なのでしょうか。
機能面でも大きな不満はない…どころかあれこれ機能豊富ですぐには使いこなせない感じがする程です。車に添付される取扱説明書がダイジェスト版で、フル版はダウンロードして下さいという仕様を含め、機能豊富な家電やIT機器みたいだなと思います。あと、以前であればディーラーに持ち込んで専用機器を接続して設定する必要がありそうな機能のON/OFF(車速連動ドアロックのそれなど)もユーザーが出来るようになっているのも時代の流れを感じる一方、機能の複雑さあるいは知らないと使いこなせない感を助長しているような気もしますね。
機能で個人的に重宝しているのは電動パーキングブレーキのオート機能です。P・Nポジション以外にしてアクセルを踏むとリリース、P以外からPに入れるとオートで作動というロジックも納得できるものですし。流石にオートブレーキホールド(前進レンジで停車時にブレーキをホールドする機能)はそこまで機械に頼り切りなのはどうなのかと思ってOFFにしていますが、長距離ドライブ時等には疲労軽減の効果があるので状況次第では使うかも知れませんが…。
9月にも関わらず結構な高温の日も乗りましたが、エアコンの能力は十分なようです。我が家のJH1はどうもエアコンの能力が足りてないのかオートエアコンの設定温度が我が家の他の車と比べるといつも低めになっているのですが、この車ではその様な事もありません。
現状の機能面での不満ですが、フロントシートのアジャスタブルシートベルトアンカーや防眩ミラーはあっても良かったのではと思います。どちらもなぜか軽自動車には装備されない事が多い機能(登録車でもアジャスタブルシートベルトアンカーを省略する事例もありますがそれは如何な物かと…)ですが、セカンドカー・下駄車扱い的なノリならいざ知らず今時の軽自動車ならばファーストカーも十分務まる能力がありますから、そういう所も気を配って損はないのではないかと考えます。
パッケージングに関してはフロントシートは特に不満点はありません。M402S比で言うとややガラス面が下方に広くて明るいので閉塞感もありませんし、クオーターガラスのお陰で斜め後ろ視界も良好で、BSMを付けなくて良かったのかな?という心配も(現状では)杞憂に終わりました。
リアシートは空間的に広いのは広いと言えますが、シートポジション等の設定はちょっとスペック重視の弊害があるのかな?という気もします。身長169cmで胴長短足の私が座ると足の収まりが若干…と感じる所がありまして、具体的に言うと前下がり気味なフロアに対してリアシートのポジションが低い感じがするのです。何シテル?にも書いた通り、もちろんこの点は納得の上で購入したのですが、もう少しシートポジションを上げるなりリアシートクッションの前端を上げるなり、フロアを平らにするなりした方がもっと居心地の良い空間になるのではないかと考えます。この点センタータンクのJH1は構造的に前上がりのフロアになるので有利ですね。ただ、シートポジションを上げたらヘッドクリアランスや乗降性の問題に影響しますし、リアシートクッションの前端を上げればリアシートバック前倒し時にフラットにならない等々の分かりやすいアピール点での問題が出てくるので難しい所なのでしょうか。(フロアを平らにするはもっと無理な相談でしょうね) なお、私より小柄な父親・母親に感想を聞いた所、その点は気にならないとの話なので作る側もその辺は割り切った設定なのかも知れません。私にしてもこの車のリアシートに座って移動する事はあまりないので大きな問題でないと言えばそうなのですが…。
ラゲッジスペースはリアシートを最後端にするとかなり限られますが(この点もJH1と比較すると今一歩な箇所です)、左右独立でスライドするので乗車人数・後席空間と相談しながらアレンジしましょう、という事で納得しています。そこも欲張りたければスーパーハイト系を買って下さいになるのでしょうし。
そして走らせてみた感想ですが、動力性能はターボ付だと必要十分以上のパワーがありますね。流石に1500ccのM402S並とまでは行かないまでもリッターカークラスとならば遜色ないレベルではないかと思います。ターボラグも余程その事だけに神経を尖らせないと分からないレベルだと感じました。CVTの制御も加速・一定速・減速どのシーンでもあまり違和感はなく、こちらも十分以上であると判断します。(おそらくMT車あるいは昨今の精密な多段AT車からの乗り換えだとラバーバンドフィールが…となるのでしょうが、M402Sは旧式な4ATの車でしたしね) あとPWRモードがO/D OFF的に使えるというのも実際運転してみてからの発見です。ただ、パーシャルスロットでの発進時に初速が出て一拍置いてからさらに加速が上乗せされるような加速をする事があり、試乗記やレビュー等でターボラグと書かれているのはこれの事かな?とは思いました。ただ、スロットル開度が大きい時は前述のような加速感はありませんし、あってもギクシャクする程のレベルではありません。初速が出始めたあたりでスロットル開度を維持すれば(気にせずスロットル開度をさらに高めてゆくとその挙動が出やすい)問題ないので大きな問題ではないと捉えます。
操縦安定性や乗り心地に関しても大きな不満はありません。この車は全般的にキビキビした走りよりもおっとりした落ち着いた走り指向のセッティングのようですが、キャラクターに合ってると思いますし個人的にも好印象です。かと言って真剣に走らせてみても能力不足感や不安感を伴うこともありませんので、操縦安定性は問題なしと評価します。
乗り心地も同様におっとりしていますね。ゴツゴツと振動を伝えがちなJH1(それでもスタビライザー無のグレードと比べると穏やかな方ではあるのですが)と比べると角が丸いマイルドなフィーリングです。流石に大きな凹凸を乗り越える時はタイヤの硬さを感じる挙動もありますが、燃費指向のセッティング(私の車のOEタイヤはBSエコピア EP150で指定空気圧は前後共に240kPaです)上致し方なしなのでしょう。
騒音に関しては良い意味で予想を裏切られました。若干発進時のエンジン音とCVTが発していると思われる高周波音が大きいかな?と思う程度でその他は軽自動車としてはかなり静か、あるいはAセグBセグのあまり気を遣っていない車よりも静かではないかと思います。自車の音が低めなだけに相対的に左右を走る車の走行音が気になる事もありますが、軽量化も頑張らなければいけない状況でそこまで手当するのは難しかったのかも知れませんね。
他に音や振動で気になるのは、凹凸を踏んで突き上げか強い際にインパネから共振してるような感じの音がする場合もある所でしょうか。(新車時から同様の状況でガタついた異音がしているJH1よりは気にならない音ではありますが…) あと、リバースギアに入れて走行している時に若干パワーユニットの振動を感じる時があるのも気になる所です。ここは多用する物でもないので我慢して下さいで割り切った所なのでしょうか。
燃費に関してはもう少し走行距離を重ねてから判断した方が良いかも知れませんが、一般道のみの通勤で使って17~19km/Lぐらいに落ち着く模様で、加えて燃費計は割と正確なようです。燃料タンクは30Lと軽自動車としてはそこそこの容量なのも良い点でしょう。
短評と銘打った割に長文になった嫌いはありますが以上です。
Posted at 2023/09/18 19:55:14 | |
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