目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
穴あきテールカバー(自家製)です。
キャリアを取り付けるのにテールカバーに直径20mmの穴をあけると取説にあります。
ネットで売っているタイヤマハ製の加工済みテールカバーも20mmの穴があいています。
でも、キャリアの土台となるカラーの直径は15mm。
あまり隙間があるもの嫌なので、自分で加工する決心をしました。
2
所有しているドリルの最大サイズが直径10mm。
それ以上のドリルは単品でも1,500円前後、しかも今後他に用途が無い・・・
そこで、DAISOで売っているこの研磨(砥石)ドリルを使って穴あけに挑戦することにしました。
3
シート下の収納ボックスをボルトを外してこの様に持ち上げます。
LEDランプの配線があるので完全には取り外せません。
しかも、ここまで持ち上げるのにフューエルキャップを外して給油トレイをずらす必要があります。
テールカバーの先端2か所にあるリベットを中央のポッチを押し込んで外し、テールカバーを後方にずらして外します。
裏返すとこのように穴をあける位置に4つの印があります。
4
まずは細いドリルで誘導用のリード穴をあけます。
テールカバーは意外と厚いので、しっかりドリルを押し込んで穴をあけます。
リード穴に合わせて10mmの木工用ドリルで穴をあけます。
結論から言うと、必要な直径のドリルを用意すればこれで穴あけ完了でした(汗;
取り付けようとしているリア用ミニキャリアの場合は16mmあれば十分です。
これ以降の穴あけ作業はもう意地です・・・
5
研磨ドリルを強く押し付けて穴を拡げます。
表と裏から交互にあてると効率が良いです。
特に固定する台は使用していません。
研磨ドリルは穴の周辺が厚く盛り上がるので、これを先ほどの10mmのドリルで削り落とすようにグリグリ穴を拡げます。
研磨ドリルと10mmドリルを交互に使って穴を拡げていきます。
適宜、キャリア取り付け用のカラーを当てて穴の大きさを確認します。
10㎜のドリルで穴が楕円になったり歪になったりしても、研磨ドリルで奇麗な正円に補正できます。
6
完成品は最初に載せたので、ここではキャリア用のカラーを差し込んだ状態にしてみました。
自分で加工しただけあって、無駄な隙間も無く奇麗に納まりました。
差し込んだカラーの内側に余裕があり、取り付けボルトはその範囲で融通が利くので問題なく取り付けられました。
7
こんな感じでキャリアが付きました。
ボルトは5㎜の六角レンチを使って締めます。
こうしてみると、カバーの穴は見えなくなっちゃうんですね。
達成感が勝るので問題ありませんが・・・
8
全体で見るとこんな感じです。
自家製のラゲッジフックも合わせて、片道45分の実家から保冷用の発泡スチロールの箱(43cm×30cm×14cm)を括り付けて問題なく走れました。
リアにミニタイプのキャリアを選んだ理由にボディカバーをそのまま使いたかったことがあります。
左が取り付け前で右が取り付け後の状態です。
この通り問題なく使えました。
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