2024年02月07日
冷却水のエア抜きメモ
・エア抜きは大体でOK
冷却経路に残った空気はウォーターポンプにより強制循環
空気/熱水は最も高い場所へ
フォルティスRAの場合、この位置にラジエターキャップが存在
冷却水が熱膨張し圧力が高まった場合、キャップを押し上げ空気とともにリザーブへ排出
鳥居型の配管にはエアーが滞留しやすい
ラジエターキャップ周辺は鳥居型
・エア抜き手順について
整備解説書ではラジエターキャップを閉じ、暖機運転終了後に開くよう指示がある
これはキャップ自体がエア抜きバルブの役目を兼ねていると推測できる
以上から、整備解説書の指示通り
冷却水補充→キャップ全閉→暖機→冷機→キャップ解放→冷却水補充
という手順で問題なさそう。
暖機はしっかりサーモ全開(クーリングファン起動)まで。
(抜けた量に対しあまりにも補充量が少なければ冷却経路に大量のエアが存在しているので、キャップを閉じず普通にエア抜きの方が良さそう)
・エア抜きをしないとオーバーヒートする?
補充時にエア噛みすぎて冷却水不足になったか、冷却経路が複雑で噛んだエアが抜けないトラブルだと思われる。(抜けにくい軽トラや小型トラックにはエア抜きバルブが存在する。)
車ではなく水冷全般の話で、ウォーターポンプの位置が高いとエアを噛んだまま冷却水が循環できない(水流を作れず空回りする)ということがあるよう。ちなみにフォルティスRAはかなり下の方。
・ほかに確証がないけど思った事メモ
ネット検索レベルではエア抜きミスによるオーバーヒート事例を見つけることができなかった。
今の車であればECUがオーバーヒート前に露骨に介入しそう。
スポーツ走行であれば不完全なエア抜きは冷却効果が下がる分マイナス?
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ギャランフォルティス | クルマ
Posted at
2024/02/07 23:45:08
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