• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

黒い落石の愛車 [スバル レガシィB4]

整備手帳

作業日:2024年5月27日

原因不明の不調について

他の整備手帳を見る 他の整備手帳を見る

目的 修理・故障・メンテナンス
作業 ショップ作業
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
数年来の不具合がようやく終息したようです。すべてのOCV(オイルコントロールバルブ)4個所を交換しました。
 結果点火時期は15度前後で安定。エアコンのマグネットが点いたときなどは瞬間的に2度くらいまで下がるが基本安定。60Km巡行時は、38度くらいをキープできるようになりました。50度越えは一瞬あったくらい。ブーストもきれいに上がりIモードでも0.5まで何のためらいもなく「スッ」と上がるようになりました。Sモード時でも最大ブーストは変わりませんが、とてもきれいに上がるようになりました。いずれのモードでも体感トルクは上がっています。
2
今回の件でOCVの不具合はよほどのことがないと警告が出ないけど、エンジンは動くという事がわかりました。そして正常な時にモニター開始することが重要ですね。今回直って、正しい点火時期の動き方が初めてわかり、ほんとうだったらこのくらいでキープするんだとかがわかりました。
3
サービスマニュアルに沿って点検しましたが(ステップ1,2はとばしステップ3のみ。3までしかない)、ステップ3は、「OCVの点検 端子1-2間で抵抗は6~12Ωか」という質問でしたが、私が外した抵抗はすべて7Ω前後でした。つまりこのマニュアルでは壊れていないことになります。しかし、交換すると直り、警告灯もつきません。OCV自体も若干オイル焼けがありますが、スラッジは皆無といってもいい状態、左右上側のOCVのみですが動きも正常でした。今回の異常では助手席側のOCVの故障でしたが、見た目も動きも正常なのです。よって、たとえプロでも「調子が悪いけど警告は出ていない。念のためOCVも診てもなんともない」といったことが起こるようです。
 そして下側のOCVはそもそも形が違うため、外しても中は人の手でチェックできないのでは?
 これは推測ですが「エンジン内が高温になったとき、電気抵抗が増えるのでエラーが点いたのかも」という事でした。
こうなると何も警告がなくて調子が悪い時はOCVを一度も代えていなければ代えてみるのもいいかもしれません。
4
ここから先は、私の推測も一部入っていますが、いろいろ気づいたことがありますので、皆様の参考になればと。
車のエンジン異常の時、このOCVが原因なのに気づかず違う部分をひたすら修理して直らないという事があり得ることがよくわかりました。
 サービスマニュアルを見ると、配線図はECUとオイルコントロールソレノイドバルブ間は、2本の線しかありません。ECUプログラム内部はどうなっているかわかりませんが、異常検出する場合はショートと断線しかないとのことですので、OCV自体の不具合は検出されないようです。
 そのためほかのセンサーが異常を検知する可能性が高まりました。それも厄介なことにセンサー以外にもリーン異常など状況の異常。私の場合はおそらくノックセンサー。そのため異常は一切検出されません。一度だけリーン異常が出ただけですが、エンジン停止は3回起こりました。
 そのほかカム角センサー、クランク角センサーも異常を出す可能性があります。また、点火時期が狂えば排ガスにも影響が出ると思いますので、O2センサーやA/Fセンサーが異常を示すこともありうるかも。
 ですのでO2センサーなどを代えてもよくならないという方がネットで散見されているのを見ると、同じような状況に陥っている可能性もあるかと思います。
 
5
 おそらくスバルのセレクトモニターなどをつなげて走行してみれば、異常データは入ると思いますが、問題はそのデータをきちんと読める整備士さんがいないと無意味です。故障コードしか見てもらえないのが私のケースでした。
一連の故障でディーラーにも何回も相談しましたが「異常なし」。電話相談ではなくキャリアで搬入です。連続で走行中にエンジン停止になり、警察がきて「先日もエンジンが止まりディーラーに持ちこんだが異常なしで返却されたので困っている。」事情説明したところ「もっと強く言って調べてもらってください」とのこと。そのことをディーラーに伝えてみると「異常はありません」。挙句の果てにベテラン整備士さんからは「人と同じで車も古くなると調子が悪くなっていくものですよ。」と、まともに相手してもらえなくなっていました。
 そこでスバル本社と、整備工場であれやこれや相談しながらパーツ交換を進めてきましたが、ようやくこれが原因ではないかというものにあたりました。
 「下手な鉄砲かずうちゃ当たる」でやっていました。
 どなたかの参考になれば幸いです。
6
最後に、日光いろは坂を走ってきましたが、Iモードでもきっちり加速できるようになりました。Sモードは使い切れません。
2024年6月1日追記
日本国道最高地点、志賀高原も走ってみました。Iモードだけでもしっかりトルクがでているので上がれるようになりました。完治です。^_^

イイね!0件




関連コンテンツ

関連整備ピックアップ

オイル交換とセーフティチェック

難易度:

20240615レガシィのエンジンオイル交換

難易度:

(備忘録)オイル交換

難易度:

オイル交換(オイルクーラー取り外しとセンサーアタッチメント取り付け)

難易度:

オイル&エレメントに丸山モリブデン

難易度:

エンジンオーバーホール(外したパーツ)

難易度: ★★★

関連リンク

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

「[整備] #レガシィB4 OCVの正常時の点火時期について判明 https://minkara.carview.co.jp/userid/3590101/car/3514820/7827548/note.aspx
何シテル?   06/09 21:58
黒い落石です。よろしくお願いします。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

リンク・クリップ

1000~2000回転でトルクが出ない。過給圧制御ソレノイドバルブ。ほぼ直った!  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/05/31 22:48:33
AT異常発生 2 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/05/22 02:09:45
[DIY]デフマウントリジットカラー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/11/19 14:02:04

愛車一覧

スバル レガシィB4 スバル レガシィB4
レガシィB4に乗っています。
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation