エーモン ショックレスリング
◯ワッシャーだけで乗り心地向上?
◯DIY取付容易
◯1枚710円という価格
◯仮に効果が無くても悪影響無し
◯容易に元に戻せる
という、売れるグッズの特徴を備えているこの商品、売れ行き好調の様子で、通販の納期はひと月かかった。
フロントストラット5✕左右、リアダンパー3✕左右、シートレール4✕左右の24枚を取り付けた。
リアの取り付けに手間がかかりそうだったが、自車の場合、ジャッキアップのみで手が届き、ホイールの脱着は不要だった。
また、リアとシートがトルクスボルトで、ソケットセットを買い足したため、取り付ける物よりそちらにお金がかかった(笑)
フロントストラットとシートレールは30Nm、リアダンパーは28Nmとした。
トルクスソケットとトルクレンチを要するが、作業自体はオイル交換より容易。
取り付け後、まず妻を乗せてインプレ。
クルマをイジったが、何をしたかは言わず、感想を聴く。
◯エンジン音が軽くなった
◯カーブで揺れなくなった
◯なぜそんなに飛ばすの?
であった。
メーカーの謳い文句と全く違う(笑)
カーブで揺れない、は、意味がわからない。
私の感想は。
エンジン音のズーン、という低音成分が減り、シャー、という高音が支配的になった。
この点は妻と同じ。
動き出して最初に感じたことは。
レクサスか?!(爆)
まず、ステアフィールが希薄になった。
恐らく、エンジンと路面からの微振動が減ったからだろう。
ハーシュネスがマイルドになる点は、ヤマハボディダンパーを取り付けた時と似ているが、ボディダンパーは音とステアフィールが変わらない点が異なる。
また、ボディダンパーはドアの閉まり音が変わったが、ショックレスリングは変わらなかった。
商品名とは異なり、ハーシュネスよりも音の変化が大きいと感じる。
エンジン音とロードノイズが一段下がったため、風切り音と排気音がよく聴こえる。
妻に言われて速度計を見ると、確かに普段より5キロほど速度が高い。
振動、ノイズが減ったため、刺激を求め、無意識に速度を上げてしまうらしい。
そこで、いつもの加速、いつもの速度を保つよう、意識してアクセルを緩めてみるが。
どうも、加速が速くなったように感じる。
オカルトと言われそうだが、なぜかブレーキの効きも良いように思う。
そんなこと、メーカーの謳い文句には書いてなかったぞ?(笑)
おかしいと思い、エア圧をチェックしたが、もちろん変わっていない。
推測に過ぎないが、微振動が減ったため、接地性、トラクションが向上したのかもしれない。
超偏平で高圧なタイヤのダンピング、又はエンベロープ特性が元々不足で、日常域でもわずかな荷重変動で微小なホイールスピンをしており、それが改善された可能性である。
そう仮定すると、偏平率が高いタイヤには無い効果である。
自分で作業したので、プラセボ効果もあるだろう。
アルピナマジックならぬ、エーモンマジックか?!(笑)
何がどう変わった、と説明するのが難しい。
タイヤを交換した時にも似ているが、それよりもクルマ全体の雰囲気が変わる。
刺激が減り、ドライブフィール全体がマイルドになるため、「クルマを感じる」という点では、ある意味「つまらない」とも言えるので、星一つ減じておいたが。
アルピナとしては、より繊細な味わいとなり、好ましいと思う。
まだ長距離を走っていないが、快適さは、おそらくプラス方向であろう。
リラックスし、五感でクルマからのフィードバックを感じながらの、繊細で知的なドライブは、アルピナの真骨頂だ。
そんなアルピナの楽しみを増してくれるこの小さなワッシャーに、満足した。
次のドライブが待ち遠しい。
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